2016年06月30日

とうとうここまでできるようになったのか!

科学の進歩はすごい。

http://sobadsogood.com/2016/06/26/beer-belly-maternity-shoot-ad-outrageous-best-way/







科学っていうか、撮影技術だけど。  

Posted by buu2 at 23:11Comments(0)ネットウォッチ││編集

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岡口基一氏の一件は日本人を試すリトマス試験紙である

岡口基一裁判官が素晴らしいと書いたのだが、これは本能的に「あ、この人は超一流だな」と感じたからである。

参考エントリー:朝日新聞に載った岡口基一裁判官が素晴らしい件
http://buu.blog.jp/archives/51527002.html

そのあと、岡口氏のTwitterをさらに詳しく読みながら色々と思ったことを追記しようとしていたら結構な分量になったので、追記ではなく新しいエントリーとして書いてみる。

僕たちはまず、岡口氏がなぜ実名顔出しでつぶやいているかを考えてみる必要がある。「一種の露出狂だから」という考え方もあるとは思うが、僕はそうは思わない。彼の行動原理は、一種の性的マイノリティ(なのかどうかも不明だが)の立場から、その存在の権利を主張することに見える。もちろん個人的趣味はあるのだろうが、同時に社会に対して問題提起している色合いを感じる。

「面白い写真をアップしたい」と思った時に、一瞬でも「でも、社会的に良いのかな?」と確認するフェイズがあるはずで、その上で「やっちゃえ」と思わせる何かがあるはずだ。

僕はかなり前に「マツコ・デラックスはメディアには珍しく非常に良識的な人間である」と書いたことがあるのだが、マツコと比較的近い立ち位置の人物に見える。では、岡口氏の提起している問題とは何か。

大前提として、彼の行動は全くもって合法であり(それは、裁判官という極度に専門性の高い職業の人間が続けていることからも明らかだろう)、何ら処分に値するものではない。この点はきちんと把握しておく必要がある。今はやりの、「違法ではない」というやつだ。

それでもなおこうして新聞記事になったりするのは、彼の行動が一般常識、いわゆる日本人の常識の外にあったからだろう。これもはやりの「不適切」というやつだ。最近ネット内では「マスコミは舛添を叩きすぎ」という意見が散見されたのだが、これとは似ているようでいて、大きく異なる。舛添氏は原資が税金のお金をちょろまかしていた疑惑があったにも関わらず、それをきちんと説明しなかったからこそ、辞任に追い込まれたのである。彼の使い込みの調査にあたり、”彼が選任した彼にとって都合の良い第三者”ではなく、むしろ彼を告発したい立場の弁護士らが調査していたらどうだっただろう。それでもなおシロで、担当した弁護士たちが記者会見で苦渋に満ちた表情を浮かべながら「かなり綿密に調査したのだが、残念ながら違法とも、不適切とも言える出費は発見できなかった。力及ばずで申し訳ない」と頭を下げていれば、おそらく舛添氏はリオ五輪を満面の笑みで奥さんとともに都知事として訪問していたはずだ。舛添氏がだめだったのは、あくまでも自分が決めた行司によって、自分の土俵で相撲を取り続け、物言いがつこうが何しようが耳を貸さず、最後まで説明を拒否し続けたからである。一方で、岡口氏はそういった不始末は一切行っていない。ただTwitterにパンツ一丁(水着?)の写真を載せたり、「フル勃起」と書いたりしただけである。

では、これが裁判官としてふさわしいか、ふさわしくないか、ということなのだが、岡口氏は別に裁判官としてこれをやったわけではない。裁判所で突然法衣を脱いで白ブリーフ一丁になったとか、判決で突然「被告は犯行にあたりフル勃起で」と述べたわけでもない。Twitterのアカウントプロフィールにも、高裁の裁判官であることは記載されていない。したがって、ふさわしいか、ふさわしくないかを議論する以前の状態なのである。例えば僕はライブログ社の社長としてこのブログを運用していて、このブログはすなわちライブログ社の公式見解とされても文句は言えないのだが(実際には取締役会にかけているわけではないので、公式見解ではない)、岡口氏のTwitterはそういった色合いではない。「東京高裁の裁判官の公式Twitter」ではないし、それを示唆しているわけでもないのだ。

これが問題だと司法組織がいうなら、僕たちは司法組織自らが表現の自由の侵害を行っていることにこそ、問題意識を持つべきだと思う。

今回の件は、性格からいって週刊誌が飛びつきそうな話だが、おそらくちょっと調べれば、叩くべきは岡口氏個人か、彼が所属し問題と考えて処分した組織か、どちらなのかはすぐにわかるはずだ。これは、日本社会と、マスコミに対するリトマス試験紙である。これだけ話題になっているのだから、早晩、どこかの週刊誌が記事にするだろう。そのとき、僕たちはそのメディアが一流なのか、三流なのかを知ることができる。

僕は、岡口氏を叩く人やメディアの側に立つことはない。

どこかの三流メディアや頭が悪い政治家あたりが岡口氏を叩くなら、司法組織はこれ幸いと彼を取り除くことに全力を挙げるだろう。そして、それを実現するまでにはそれほど長い時間がかからないはずだ。では、そうなったとき、困るのは誰なのか。少なくとも、岡口氏が困るとは到底思えない。今の地位に就くまでに彼の行動が組織に知られていないはずもなく、それでも今の地位にある以上、岡口氏の実力は相当なものだ。ちょっと考えただけでも、「5時に夢中」のようなメディアが放っておくとも思えない。「本当に日本社会はレベルが低いな」と嘲笑しつつ野に下るのではないか。弁護士をやって日銭を稼ぎ、コメンテーターとしておもしろおかしく生きていけば良いのである。大きな損失は、僕らのサイドにある。

日本は「出る杭は打たれる」と啓蒙し、「由らしむべし知らしむべからず」という理念で庶民を均質化し、飼いならしてきた。この状態は、昭和40〜60年代のように順調に回っているうちは好循環が続くのだが、ひとたびネジが外れると対応能力が非常に低い。僕の専門領域である生物で言えば、均質化された生態系は災害耐性が低いというのと同じである。多様化した生物相ならインフルエンザがはやっても、かかる人もいればかからない人もいるのだが、みんなが同じ遺伝情報を持っていたら、全員が罹患して絶滅してしまう可能性もある。

米国に住んでいると強く感じるのだが、日本の社会は高度に均質化が進んだ社会で、そのデメリットの顕在化が、今の低成長社会だと思っている。

「開運!なんでも鑑定団」の鑑定士として有名な中島誠之助氏が「鑑定のカチマケ」という本で加藤唐九郎(加藤嶺男氏の父)に言及した際に「まともな人間には、やはりいいものは作れません。ちょっと変わっていてアブノーマルなくらいでなければ、天才的な作品は生み出せない。今はアブノーマルを全部排除するような方向へいっているから、完備はされているけれども面白味のない、つまらないものばかりの世の中になっています」と述べているのだが、岡口氏もこういうタイプの人間の一人だと思う。

均質化した日本社会において、岡口氏は明らかに異端者である。しかし、違法でもなければ、不適切でもない異端者だ。彼を排除すべしと主張する人がいれば、僕たちが排除すべきは表現の自由を侵害しようとしている側、すなわち彼を排除しようとする側である。彼のような異端者が司法組織にいることを、僕たちは喜ぶべきだし、少しでも長く彼にそこにいてもらえるように努力すべきだ。彼のような人材が司法組織の上層部に立てば、司法制度改革の失敗をきちんと評価し、反省し、望ましい司法制度に改革してくれるかもしれない。今の司法組織では、口が裂けても司法制度改革が失敗だったとは言わないだろう。

岡口氏は、日本の司法における新たなる希望なのだと思う。

今回の新聞記事や岡口氏のTwitterを読んで、「気持ち悪い」と少しでも思ったのなら、良いチャンスでもある。そういう人は、すでに日本型の洗脳社会に無意識のうちに取り込まれている可能性がある。多様な価値観の存在を認めず、異端を排除しようとしてしまう自分に気がついたのなら、階段を一段上に登ることができるかもしれない。

岡口氏の真意は、多様な価値観を許容するのかしないのか、そのための議論を生むところにあると思う。「そんなのは結論明々白々ではないか」というかもしれないが、理性と感情は違う場所にある。長い年月によって刷り込まれたものは、感情に反映され、マスメディアによって視覚化される。これから1、2週間、ワイドショーや週刊誌がこの件をどう扱うか、あるいは無視するか、興味深く見守りたい。


<見つけ次第追記>
こちら側だった事例
(1)日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184599

(2)週刊ポスト
「ネットのバカ 現実のバカ」で肯定的に掲載

(3)中川淳一郎
2の著者

あちら側だった事例
(1)江原啓之氏
5時に夢中の夕刊ベスト8のコーナーで批判
http://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/entertainment/f-et-tp0-160629-0053.html

(2)美保純氏
5時に夢中の夕刊ベスト8のコーナーで批判

(3)東京スポーツ
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/559455/  
Posted by buu2 at 00:05Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2016年06月29日

米国の花火

独立記念日が近づいてきて、あちこちで花火大会が開催されている。今日は家から見える場所でやっていたので、写真を撮ってみた。

























ちょっと高度が低いかな、という以外は日本でやる花火となんら変わりがない。  
Posted by buu2 at 22:18Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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激厚豚肉の生姜焼き

今日、ホールフーズ(意識高い系のスーパー)に行ったら、豚肉が安売りされていた。馬鹿でかい塊が3ドル。これは買うしかない。一緒に生姜をひとかけら購入して、今日は生姜焼きである。

分厚いので、弱火で念入りに焼いてから生姜のみじん切り、みりんを投入。仕上げに醤油を振って、一煮立ちさせて完成である。




おいしい。やはり、豚肉は生姜焼きに限る。みりんを入手しておいてよかった。ちなみにこちらの野菜は見た目も味も日本とだいぶ違うんだけど、キャベツ、トマト、枝豆(東南アジア産)、インゲン、アスパラ、そして生姜はあまり変わらない。  
Posted by buu2 at 01:55Comments(0)TrackBack(0)料理││編集

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amazonで注文した電化製品が日本から航空便で送られてきた

この間、日本に行った時、「そうだ、外付けのBlu-rayドライブが欲しいな」と思って秋葉原に行ったんだけど、そこでつらつら見ていたらSDカードの方が欲しくなっちゃって、価格コムでドライブの値段を調べたらamazonでも普通に安いことも判明した。「ドライブは荷物になるし、amazon.comで買えば良いか」と思い直して、購入を見合わせた。

それで、米国に戻ってからamazonで注文したんだけど(amazon.co.jpではなく、amazon.com)、届くまでに一週間ということだった。実は、米国のamazonは到着するまでに結構時間がかかるのである。

さて、ポチった後、待てど暮らせど届かないので、面妖な、と思って調べてみると、到着予定が一週間から一ヶ月に変更になっていた。それがようやく今日、到着した。しかも、なぜか航空便である。送付元は日本である。開封すると、普通にバッファロー製(made in China)のドライブが出てきた。

IMG_0129


あーー、航空便で送ったとしても、日本で仕入れた方が安いのか。アベノミクスで日本円が安くなっているからかな。


ちなみに僕が買った時は6500円だったような。英国の件で円高になったからかな?  
Posted by buu2 at 01:21Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

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2016年06月28日

ワシントンのバスが想像の上をいった件

つい先日、ワシントンのバスはのんびりしているという話を書いたのだが、

ワシントンDCの社会が弱者に優しい理由
http://buu.blog.jp/archives/51526926.html

今日はもっとすごいことが起きた。

まず、理由はわからないのだが、NIHのメディカルセンター駅にバスがやってきたのがすでに一時間遅れ。そして、すぐ後ろに次のバスが並んでいた。ここまでなら「またか」という感じなのだが、なんと、乗っていたバスがお客を乗せたり降ろしたりしている間に、後ろのバス(もちろん同じ34系統)が追い越していったのである。おいおい、前のバスに乗っていた人間の立場がないぞ。  
Posted by buu2 at 09:43Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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朝日新聞に載った岡口基一裁判官が素晴らしい件

ネットサーフしていたらこんな記事を見つけた。

高裁裁判官、ツイッターに上半身裸の写真投稿 厳重注意
http://www.asahi.com/articles/ASJ6W51FFJ6WUTIL02B.html

なんでも、

自身のツイッターに縄で縛られた上半身裸の男性の写真などを投稿した


とのこと。別にこのくらい構わないだろ、それにしてもどうしてバレたんだ?と不審に思い、件のツイッターアカウントを調べてみたら、実名顔出しで堂々とやっていた。

https://twitter.com/okaguchik

これは素晴らしい。

それで、謝罪のつぶやきを探しながらつらつらつぶやきを読んでいくと、どれもこれも、至極まっとうな内容である。ということは、問題になったつぶやきも確信犯。つまりは、件の謝罪も本人的には全く謝罪の意図などなく、「上司が言うので仕方なしに謝罪しておきます」という感じ。最近時々見かける、馬鹿な学生やフリーターが勢いで露悪的な写真を載せて炎上するのとはレベルが全く異なる。逆に、こうして記事になることによって、自らの信条を世間に訴えている。

通り一遍の謝罪こそしても、「何が問題なんだ。法律に照らしても何も後ろめたいことはない。仕事だって、やるべきことはきちんとやっているぞ」という主張がストレートに伝わって来る。このあたりの、「どこまでがオッケーか」の判断も素人には難しいところがあるのだが、そこはさすが本職。同時に自信もみなぎっている。

僕は10年ぐらい前に「出すぎた釘は打たれない」という話を東大でしたことがあるのだけれど、岡口裁判官はその典型例だろう。誰にでもできることではなく、また性的に潔癖すぎる村社会日本では非常に難しい行動でもある。尊敬に値するとはこのことだ。朝日新聞の記事で「馬鹿だな、こいつ」と思われるべきは戸倉三郎・高裁長官の方である。

#実際には、戸倉長官ですら内心は「全然構わないけど、上がうるさいからとりあえず謝らせておけ」と思っているかもしれず、真の馬鹿はもっと別のところにいるかもだが。

ということで、早速岡口裁判官のツイッターアカウントをフォローしておいた。  
Posted by buu2 at 00:06Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2016年06月27日

今日の夕景


  
Posted by buu2 at 21:30Comments(0)TrackBack(0)今日の夕景││編集

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米国在住者向け「ご飯の炊き方」

こちらに来ている日本人の話を聞いているとほぼ100%炊飯器を使っている。そして、そのほとんどが「こちらのお米は美味しくない」という。はて、本当にそうだろうか。僕の家では、カリフォルニア米でもおいしく炊けているし、ぱさついてもいない。不思議だなぁ、と思っていたのだけれど、日本に戻るという人からかなりの高級圧力IH炊飯器をもらったので、それを使ってみてわかった。どうも、こちらのお米を日本製の炊飯器で炊いてもおいしくないようだ。僕の場合、日本にいたときも土鍋で炊いていたけれど、こちらに土鍋を持ってくるのは重いので、米国ではルクルーゼで炊いている。それでも炊飯器よりはずっと上手に炊けるので、米国在住の日本人で、米国のお米は美味しくないと思っている人には、ルクルーゼや、それに類する鍋で炊くことをお勧めしたい。

土鍋が手に入るなら土鍋でも良いし、こちらで何か買うのなら、ルクルーゼを買っておけば間違いない。近所にルクルーゼのアウトレットがあればそれで良いし、RACKでも5割引ぐらいで売っている。ルクルーゼ以外のは試したことがないので何とも言えないのだが、本体が肉厚で蓋が重ければどんなものでも使えると思う。

僕の場合炊き方は、

(1)普通にお米を研ぐ。
(2)水を加えて、冷蔵庫で1〜2時間保管する。この際、水量は米の表面と水面の間が1.5センチ程度。僕の場合は中指の指先から一番先の関節よりもちょっと短い程度。これは数回炊いているうちにわかってくると思う。
(3)火にかける。鍋の蓋から水蒸気が吹き出し始めるまでは中火で、吹き始めたら弱火で約3分半。
(4)最後に10秒ほど中火にしてから火を落とし、20分程度蒸らす。

という感じ。米国で入手できる「錦」と「かがやき」を食べてみたけれど、どちらもちゃんと美味しく炊くことができた。ちなみに鍋には保温機能がないので、一食分ずつにわけてラップで包み、冷凍保存している。これを食事のたびにレンジで解凍して食べるのだが、炊きたてからは当然味がおちるものの、電気炊飯器で保温しておいたご飯に比較したらずっと美味しいと思う。

せっかくもらった炊飯器だけど、多分もう二度と使うことはないと思う。炊飯器って、日本産のお米を上手に炊けるように調整してあるんじゃないかな。高性能になればなるほど、美味しく炊けないような気がする。

#まぁ、日本産のお米でも、炊飯器で炊くよりも土鍋で炊いたほうがずっと美味しいんだけれど。

日本人が近所に引っ越してきて、「中古の炊飯器が欲しい」って言うならあげちゃおうと思う。  
Posted by buu2 at 15:59Comments(2)料理││編集

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今の日本の女の子達は本当にお気の毒

名古屋市がせっかく良い調査を行ったのに、馬鹿がいるおかげでその結果を公表できなくなった様子。

正しくは「速報と変わらず因果関係なし」
名古屋市子宮頸がんワクチン副反応疫学調査「事実上撤回」の真相
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7148

名古屋市は名古屋市で情けないのだが、本当にこの国のバカ達は始末に負えないと暗澹たる気持ちになる。科学をまともにやったことのある人間で子宮頸がんワクチンに反対する奴がいるのだろうか?もちろん、「生涯セックスしない」という対応策もあるし、ちゃんと毎年検診を受けて早期発見に努めるという対策もありうるから絶対に必要なことでもないのだが、今の日本ではワクチンは危険という意見がマジョリティということなのかな?それとも、ノイズィマイノリティへの対応が面倒臭すぎて黙っているの?

それにしても、「科学的な成果」をなかったことにしちゃうって、何なんだろう。

一般の生活者、特に女児を持つ親達がワクチン接種のリスクと子宮頸がんになるリスクをきちんと評価できているのかとても疑問なのだけれど、有識者は「もう本当に面倒臭いので、あとは行政にまかせておこう。自分が子宮頸がんになるわけじゃないし」という考えなのかな。

ま、僕も子宮頸がんになるわけじゃないんだけどね。今の日本の女の子達は本当にお気の毒だと思います。健康食品みたいにバカだとお金を損するというのに比較すると、ある意味ずっと深刻だからね。かなりの確率で死んじゃうわけで。

関連エントリー
子宮頸がんワクチンについての雑感
http://buu.blog.jp/archives/51526649.html  
Posted by buu2 at 13:21Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2016年06月26日

今日の& PIZZA

DCだとすごい混雑の& PIZZAだけど、ベテスダはそれほどでもない。のんびりしているので、店員さんも丁寧に作ってくれるのが良い。今日も、お姉さんが上手に作ってくれて、お兄さんが美味しそうに仕上げてくれた。











  

2016年06月25日

ジョージタウンの路上駐車事情

ジョージタウンでみかけた風景。




車を出せないだろ、と思うのだけれど、ちゃんと出せるんだよね(笑)。日本ではバンパーは普通に車体の一部で傷もないのが普通だけど、米国ではぶつけるのが当たり前。  
Posted by buu2 at 23:45Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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SHAKE SHACK

最近表参道だか外苑前だかにもできたと噂のSHAKE SHACKに行ってみた。













結構人気だというので期待して行ったのだけれど、バンズが貧弱。肉はそこそこ美味しいのだけれど、ハンバーガーは肉だけではだめということが良くわかった。チーズをトッピングしたポテトも今一歩。

確かにマクドよりは美味しいと思うけれど、1000円以上のプレミアムバーガーよりは当然のように美味しくない。2000円以下のとんかつで美味しい店はほとんどないけれど、同じように1000円以下のハンバーガーで美味しい店はほとんどないと言えそうだ。

ちなみにDCのユニオン駅にある店は二階にたっぷりの座席があるので、かなりゆったり食べることができる。







SHAKE SHACK
50 Massachusetts Ave NE
Washington, DC 20002
(202) 684-2428  

ワシントンDCの社会が弱者に優しい理由

僕は、移動にはバスを使うことが多い。

こちらに来る前は、車社会なので自家用車がないと大変だよ、と聞かされていたのだが、実際に住んでみれば、ロックビルや駅から遠くに住んでいたりしないなら、自家用車がなくても問題ないと思う。もちろん、車がなくても大丈夫な家を選ぶ必要はあるのだが。僕は、フレンドシップ・ハイツというDCからのバスのターミナルになっている場所に住んでいる。ここには地下鉄レッドラインの駅もあって、公共交通機関の便が非常に良い。地下鉄もバスも同じように便利に使えるのだが、利用頻度は1:9ぐらいだろうか。バスの方が断然良く利用する。理由は簡単で、安いからだ。

さて、そのバスだが、三ヶ月も使っていると色々と見えてくることがある。すぐに気がつくのは、運行がものすごくルーズだということである。30分に一本しかないのに、10分遅れてくるのはもちろん、数分早く来てしまうこともある。慣れないうちはあまりにも時間通りに動かないので途方にくれたものだが、それはあくまでも日本の厳密な運用に慣れていたからであって、こちらの人は全く動じていなかった。30分の間隔で運用されているはずのバスがバス停で二台連なっていても、みんなどこ吹く風である。

そうした状況を毎日見ていて、運行がルーズな理由も見えてきた。ワシントンは車椅子で行き来している人が非常に多いのだが、彼らのほとんどは介助者がいない。そうした単独の車椅子利用者でもバスを利用することができる。バスから機械式の橋が道路にバタンとでてきて、その橋渡しでバスに乗ることができる。この作業は全自動なのだが、橋の出し入れを含めてそこそこ時間がかかるので、車椅子の客が一人いたら、それだけで2分ぐらいは余計に時間がかかってしまう。これでは、分刻みの運行は不可能だ。バリアフリーを優先しているのはバスだけではなく地下鉄もなのだが、これは、4分間隔で運行している山手線や丸の内線には真似ができない。

この他にも、足が不自由な人のためか、こちらのバスはバス停で止まるとよっこらせ、という感じで車高が低くなって、歩道との落差がなくなる。あと、バスの前に自転車を2台まで載せることができて、その上げ下ろしにも時間がかかる。慣れていない子供だと3分ぐらいかかったりする。

ここまで書くと美談っぽいのだが、ルーズな運行が先だったのか、バリアフリーが先だったのか、どちらなのかはわからない。たとえば今日は、ベテスダで34系統のバスを待っていると、10分以上遅れてやってきた。おかげでバス停には客が10人ぐらい待っていたのだが、全員を載せるとロータリーをぐるっとまわったところで一時停止して、一番前に乗っていた高校生ぐらいの男の子を下ろした。はて?どうしたんだろう、と思っていると、男の子はダンキン・ドーナツに駆け込んで、ジュースを買って戻って来た。そして、買ってきたジュースを運転手に手渡したのだ。パシリかよ!!その間、多分2、3分である。予定よりもだいぶ遅れているのはお構いなしだ。ロータリーから出て信号待ちをしていると、今度は横断歩道から駆け寄ってきた若い男性が運転手に話しかけている。今度はなんだ?と思っていると、おもむろにドアがあき、その男性が乗ってきた。ここはバス停じゃないぞ、と苦笑していると、その様子を見ていた別のおじさんが、道路の向こうから走ってくる。それで、また待ち時間である。

なんのことはない、社会全体がのんびりしていて、時計の針の進みが遅いのだ。そういう社会だからこそ、体の不自由な人や、高齢者に優しい社会になりえたのかもしれない。僕はもうすっかりそういう社会に慣れてしまった。最初はイライラすることもあったのだが、慣れてしまえば意外と心地よいものである。

#あくまでもワシントンDCでの話で、ニューヨークだと全然違いそうです。  
Posted by buu2 at 10:58Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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2016年06月24日

本日のEstate Saleの収穫

今日のEstate Saleでの収穫。

IMG_0111


Estate Saleは引越しなどに伴って家一軒丸ごとで実施されるのだが、掘り出し物が多い。引越ししたばかりで家具が揃っていない僕にはとても便利なので、毎週のようにどこかに買い物に出かけている。

10軒ぐらい行ってみてわかったことは、当たり外れが大きいということ。その家の趣味や生活がそのまま反映されてしまうので、それが自分にフィットしていないと欲しいものが全くないという状態になったりする。僕の場合はガラスや銀食器にあまり興味がないし、子供がいないから子供服などがあっても仕方がない。とはいえ、こればっかりは行ってみないとわからないので、数撃つしかない。またあとで次のセールを探してみる予定。  
Posted by buu2 at 23:25Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

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てんてこ舞い

突然の雨。

こういう時は高いところからてんてこ舞いしている人たちを眺めているのが楽しい(笑)。


  
Posted by buu2 at 14:30Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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さようなら

開票率と残留派得票率の推移。


開票率61.3%ー残留派得票率48.8%

以後
66.0ー48.8
67.3ー48.6
68.1ー48.5
68.6ー48.5
69.1ー48.4
70.2ー48.5 
72.3ー48.2 
73.3ー48.3
75.7ー48.2
79.3ー48.3 
81.2ー48.3
81.9ー48.2
83.5ー48.4
85.3ー48.4
88.5ー48.3
89.0ー48.3
90.3ー48.2
92.7ー48.3
94.2ー48.2
95.0ー48.2
95.5ー48.2
95.8ー48.2
96.1ー48.2
96.9ー48.3



  
Posted by buu2 at 13:00Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2016年06月23日

子宮頸がんワクチンについての雑感

子宮頸がんワクチンについての日本の迷走っぷりは酷い状態である。真剣に全部書き下すとすごい分量になるので、ざっと基礎知識とこれまでの経緯をまとめてみる。

(1)子宮頸がんに関する基礎知識(出典は主に厚生労働省、がん情報サービスなど)
○子宮頸がんは定期的な検診によって予防可能ながんである。
○子宮頸がんのうち8割を占める扁平上皮がんの多くは、ヒトパピローマウィルス(HPV)による感染症であり、子宮頸がん患者のほぼ100%にヒトパピローマウィルスが発見される。
○2007年のWHO統計によれば、全世界で年間約50万人に子宮頸がんが発生し、約27万人が死亡している。
○日本では、年間約9800人に子宮頸がんが発生し、約2700人が死亡している。

(2)HPVワクチンに関する基礎知識
○HPVワクチンの導入によって、海外の疫学調査ではHPV感染者が減少している。
○海外の解析モデルによる推測では、ワクチンの導入によって子宮頸がんの発症及び死亡を7〜8割減少できると考えられている。
○HPVワクチンは全世界26000名が参加した臨床試験によって、人種や地域に関わらず有効性、免疫原性、安全性が実証されている。

(3)HPVワクチンの日本での利用の経緯
○2009年12月より販売が開始され、2010年からは公的助成もあって、中学・高校の女子は無料、あるいは低額でワクチンの接種を受けることができた。
○2013年6月、ワクチン接種後に原因不明の痛みを発症するなどの事例が報告され、厚生労働省はワクチンの積極的接種を中断した。このため、接種率は70%から激減した。
○2013年7月、WHOは、日本における疼痛の症例が他国では認められておらず、HPVワクチンの接種との因果関係は根拠がないとリリースを出した。
○2015年8月、日本産科婦人科学会は『子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種の勧奨再開を求める声明』を発表した。
○2015年12月、WHOは「日本の決定は薄弱な根拠に基づいた非科学的な政策決定であり、これによって大きな被害へ拡大する懸念があるとリリースを出した。

(4)HPVワクチンの副反応に関する基礎知識
○急性期には、疼痛、発赤、疲労、筋肉痛、頭痛、発熱などが知られており、接種後には状態を観察することを推奨している。
○重大な副反応として、アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群などがある。
○フランスで実施された200万人の女性による臨床試験では、10万人に1人程度のギラン・バレー症候群発症リスクの上昇が認められた。
○2015年12月にはネイチャーにHPVワクチンの安全性を認めるコラムが掲載された。
○ワクチン接種後に死亡した事例は米国FDAの報告では32例あったが、ワクチンとの因果関係が認められるケースはなかった。
○オーストラリアで1例、ドイツで1例、英国で1例、日本で1例の接種後死亡例が報告されているが、全てにおいて接種との直接的因果関係は否定された。

(5)日本におけるHPVワクチンの副反応に関する基礎知識
○10%以上において痛み、腫れなどがある。
○1〜10%の範囲において蕁麻疹、めまい、発熱などがある。
○1%未満において知覚異常、しびれ、全身の脱力、手足の痛み、腹痛などがある。
○頻度不明な範囲において失神などがある。
○重い副反応としてはアナフィラキシー(96万回の接種に1回)、ギラン・バレー症候群(430万回の接種に1回)、急性散在性脳脊髄炎(430万回の接種に1回)、複合性局所疼痛症候群(860万回の接種に1回)が発生しうると評価されている。
○国内ではこれまでに338万人がのべ890万回ワクチンを接種しており、副反応が未回復の事例は186人(被接種者の0.005%、のべ接種回数の約0.002%)となっている。
○2015年12月、名古屋市在住の若い女性7万人についてワクチンの副反応について調査したが、各種症状とワクチンの接種に関連性は見出すことができなかった。

なお、(3)で言及した2015年のWHOリリースはかなり厳しいトーンだった。

Global Advisory Committee on Vaccine safety Statement on Safety of HPV vaccines
17 December 2015
http://www.who.int/vaccine_safety/committee/GACVS_HPV_statement_17Dec2015.pdf

一応(1)〜(5)までで簡潔にわかりやすくまとめたつもりだが、さらに短くまとめるなら、「子宮頸がんは若い女性が罹患しうるとても恐ろしい病気だが、ワクチンの接種と定期的な検診によってかなりのところまで予防できる病気であると考えられている。このことから世界各国で予防のためのワクチン接種が進んでいるが、日本では因果関係不明の接種後反応が複数報告され、以後、積極的なワクチン接種がストップしている。この状況はWHOから強く非難されている」ぐらいになる。

こうした状況にあって、厚生労働省は「安全性が確認でき、国民の理解が得られるならワクチン接種を再開したい」という思いのもとに研究を進めていたと想像できる。その成果の発表が今年3月にあったのだが、それらは池田修一・信州大学脳神経内科教授を班長とする「子宮頸がんワクチン接種後の神経障害に関する治療法の確立と情報提供についての研究」と、牛田享宏・愛知医科大学医学部学際的痛みセンター教授を班長とする「慢性の痛み診療・教育の基盤となるシステム構築に関する研究」である。このうち、池田教授サイドの研究成果が「マジで?」という内容だったのだが、これについて村中璃子さんが追求を続けている(ちょっと素人には難しい内容だが、研究費欲しさか、論文欲しさか不明だが、「お粗末な発表をしている」というのが概要)。

子宮頸がんワクチンと遺伝子
池田班のミスリード
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/6418

子宮頸がんワクチン「脳障害」に根拠なし
誤報の震源は医学部長
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/6421

子宮頸がんワクチン
薬害研究班に捏造行為が発覚
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7080

#wedgeって右傾化が激しくて僕の中ではトンデモ系の雑誌なんだけれど、たまにはまともな記事があるので侮れない。

この件についてはこのまとめも参考になる。

HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)薬害研究班発表は薬害を全然実証していない
http://togetter.com/li/990218

これらを読んでいるとなんだかなぁ、という感じである。ワクチン反対派の行動原理というか、モチベーションというか、この人たちを突き動かしているものは一体何なのだろう。ともあれ、ワクチン接種に舵を切り直すまでにはまだ時間がかかりそうだ。

最終的には、副反応の可能性と子宮頸がんになる可能性を天秤にかけることになるのだが、なぜかメディア情報はワクチン否定派に大きく偏っているように見える。この件は若い女性たちの将来に密接に関係するので、ウェートは決して軽くない。現状では個人個人(というか、家族)がそれぞれに勉強し、判断しなくてはならないのだが、親戚や信頼できる知人をたどっていけば、一人や二人ぐらいは医者がいるはずだ。自分で判断できないなら、そういう人を探して質問してみれば良い。まともに勉強している医者や分子生物学者なら、子宮頸がんワクチンを「だめ、絶対」と否定するケースは滅多にないと想像する。

#でも、万一副反応があれば恨まれるから、否定的な意見を言うのかな?20年後に相談者の家族が子宮頸がんになっても、すでに人間関係切れていても不思議じゃないしね。

#ワクチンはやめておいて、早期発見のためにまめに検査を受けて、異常が見つかったらさっくりオペしちゃうという手もある。

#他にも、一生セックスしないという選択肢もあるはず。

どれを選ぶかは親の責任で、ぜひ。

個人的にはワクチン接種積極派です。宗教家ではなく、元科学者なので。ワクチンを接種させない親の子供として生まれた人は、将来にわたってリスクを背負うのでかわいそうだなとも思います。ワクチン接種非推奨の日本では、今後も子宮頸がんウイルスが蔓延したままでしょうから。子供は親を選ぶことができないというのが最大の不幸。

関連エントリー(5で言及した名古屋市の疫学調査に関するお粗末な顛末)
今の日本の女の子達は本当にお気の毒
http://buu.blog.jp/archives/51526958.html  
Posted by buu2 at 09:48Comments(0)ニュース││編集

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『「健康食品」の素材情報データベース』バンザイ

僕が国立健康・栄養研究所の運営している『「健康食品」の素材情報データベース』をブログで紹介したのは2011年ぐらいが最初のようである。たとえば次のようなエントリーにおいて、このデータベースを参照している。

二日酔いについて考える
http://buu.blog.jp/archives/51267844.html

サプリメントなんて、もう要らないかも?
http://buu.blog.jp/archives/51302163.html

科学的には、コラーゲンは効かない
http://buu.blog.jp/archives/51368896.html

特に二つ目のエントリーでは
それにしてもこの「健康食品」の安全性・有効性情報というサイトは素晴らしい。このサイトを運営している独立行政法人国立健康・栄養研究所は偉い。

と絶賛しているのだけれど、このサイトに水素水について掲載されたとj-castニュースが紹介していた。

水素水に「有効データ見当たらない」 国立研究所「発表」が論争にピリオド?
http://www.j-cast.com/2016/06/22270406.html

論争も何も、こんなもの、”普通に”理系の大学を卒業していたら信じる馬鹿はいないのだが、日本にはなんちゃって大卒や文系の人たちがたくさんいるので仕方ない。

本当なら、科学的エビデンスを調べるまでもなく、水素なんてそこらへんにそれなりの量が存在していたら危なくて仕方ないし、水素イオンなら放っておいても水の中にたくさん存在していることを(中高でまじめに勉強していたら)誰でも知っているんじゃないのか?もし知らないとしたら、義務教育の方向が間違っているだろ。

このサイトが権威として機能していないのが残念で仕方がなかったのだが、論争に終止符を打てるほどにステータスを上げていたのなら素晴らしい。

ついでにちょっと気になってユーグレナについて調べてみたら、ちゃんと
俗に、「コレステロールを低下させる」「血圧を下げる」「アレルギーによい」などと言われているが、ヒトでの有効性、安全性については信頼できるデータが見当たらない。

と掲載されていた。ユーグレナについてはこちらで詳細を書いたけれど、

株式会社ユーグレナについて調べたら、異常なまでの優良会社であることが判明
http://buu.blog.jp/archives/51485099.html

ザバスとかで普通に摂取可能な栄養素に東大の看板をつけて、ザバスの10倍以上の価格で売りつけているいわば原野商法である。こんなものに金を払うのは馬鹿か、物好きか、情報弱者ぐらいだろう。僕のユーグレナ社に対する見解は今も昔もこんな感じ。


繰り返しだけど、『「健康食品」の素材情報データベース』が論争に終止符を打てるようなサイトとして認知されてきたのなら喜ばしい限り。科学立国とか言ってるんだから、もうちょっと科学的にものを考えようよ。

これも前から言ってることだけれど、健康食品は、効かないから健康食品なんだよ。本当に効果のある成分が含まれていたら、さっさと精製して薬にするの。指をくわえてのんびり眺めているほど、製薬会社の研究者たちは間抜けじゃない。あと、仮に有効成分の抽出が現時点で不可能だったとしても、その有効成分の摂取を目的にしてそれを食べるのもダメ。なぜなら、未知の有効成分以上に不要な成分がたくさん含まれていて、それを過剰に摂取することによって他の不具合が生じるから。たとえばコカコーラに抗がん成分が含まれていたとして(含まれていないですよ)、がんを治そうと思ってコーラを飲み続けたら、糖分の摂りすぎでデブになるでしょう?

ほんの少しの例外を除けば、健康食品は全く効かないし、効くほど食べたら不健康食品なんです。あーー、口がすっぱい、すっぱい。何度書いたら理解してくれるのやら。  
Posted by buu2 at 00:30Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2016年06月22日

貧弱な虹

こっちは上空の水分が少ないのか、虹が貧弱。この天気だとこっちに虹がでるな、と思っていると大体予想通り虹が出るんだけど、下の方だけしか虹が出ない。


  
Posted by buu2 at 20:00Comments(0)TrackBack(0)││編集

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ちかえもん

優香が結婚すると聞いても、別にファンではないのでふーーーんで終了だった。いやまぁ、ファンでもふーーーんなんだろうけど。ナタリー・ポートマンにしても、堀北真希にしても、ふーーーんだったので。

それで相手が青木崇高だと聞いて、あーーー、ちりとてちんの草々ねぇ。なかなか良い役者さんだったけれど、最近はどうしているんだろうねぇ、ぐらいだった。

ところが、この趣旨のつぶやきをTwitterに書いたら、まーどんなさん(最近はブログは書いてないのかな?)から「優香と青木崇高が共演したドラマ「ちかえもん」は藤本有紀が脚本ですよ、と教えてもらい、俄然興味が出てきてしまった。

ということで二日で全8話を見てしまったのだが、なるほど、さすが日本で唯一といってもよい「優れた脚本家」、藤本有紀さんの脚本である。近松門左衛門が、身の回りで起きたトラブルを基にして曽根崎心中を書きるまでを上手にまとめていた。この人は、下敷きになるストーリーを利用して本歌取するのが非常にうまい。また、軽妙な笑いを随所にちりばめて、全く飽きさせない。最後まで見ると・・・と、これ以上書くとネタバレになるのでやめておくが、久しぶりに面白いドラマを見た気がした。

映画の脚本も書いたら良いのに、と思うのだが、なぜかテレビドラマと芝居の脚本が少々である。映画は色々横槍が入って書きづらいのかもね。三谷幸喜なんかよりもずっと才能があると思うんだけど。  
Posted by buu2 at 13:25Comments(0)TrackBack(0)テレビ番組││編集

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2016年06月21日

トットてれび

前半の4話で黒柳徹子の半生、後半の3話で向田邦子、渥美清、森繁久彌との交流を描いた全7話のテレビドラマ。

脚本自体は凡庸で誰が書いてもこのくらいは書けるだろう、というクオリティだが、黒柳徹子の人生そのものが波乱万丈でとても面白いので、ドラマとしてもできが良くなっている。また、主演で黒柳役の満島ひかりをはじめとして、役者たちにつけている演出が素晴らしい。すでにあちら側に行ってしまった脚本家や役者たちがすぐに思い出されるような演出だった。

基本的には過去を懐かしむドラマなので、メインターゲットはおおむね50歳以上の中高年になるのだろう。しかし、人気絶頂の時に単身米国へ留学してしまうなど、黒柳徹子が現代においても先進的な考え方をしているため、単に高齢者向けのドラマとなっていない。

「黒柳徹子って、こんなにすごい人だったんだ」と素直に驚くことができるドラマに仕上がっていて、見ても全く損のないものになっていると思う。  
Posted by buu2 at 00:47Comments(0)TrackBack(0)テレビ番組││編集

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2016年06月20日

Fine Pottery from Nicaragua Mundo Village

いつも同じ業者さんが売っているわけではないのでまめに訪問する必要があるイースタンマーケットなのだが、初めて行った時に見つけた陶器屋さんとようやく再会できた。そうそう、これをもう一度見たかったんだよ。

ニカラグアにあるムンド村の作家さんたちの作品を扱っているらしい。棚を見ていると、ベースの陶器はいくつかのパターンがあるのだが、描かれている柄はかなりバリエーションがある。価格は80〜200ドルぐらい。150ドルぐらいがボリュームゾーンのようだ。

魅力的な作品が多く、どれにするかかなり迷ったのだけれど、最終的には一番オーソドックスな感じ(?)の幾何学文様を選んでみた。






















これで140ドル。

ムンド村のフェイスブックページ >https://www.facebook.com/MundoVillage/

ムンド村のウェブサイト >http://www.mundovillage.com  
Posted by buu2 at 01:15Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集

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2016年06月19日

今日のヤードセール

米国に来てそろそろ3ヶ月経つので、家具なども少しずつ充実してきたのだけれど、相変わらずヤードセール巡りが週末の日課である。ヤードセールは個人の家や庭先に不要なものを並べておいて、訪問者がそれを購入するというスタイル。専用のサイトもあって、毎週近所のどこかで開催されている。

例えばこんなサイト> http://garagesalefinder.com/yard-sales/

扱われている製品は基本的にユーズドなので当然使用感があるし、持ち主の趣味嗜好なども色濃く反映されるので、当たり外れが大きい。写真をサイトに載せている販売者も結構多いので、それを見て、どこに行くかを決めることになる。日本ではあまりきいたことのない中古品販売スタイルだが、少なくともワシントンDC周辺では非常に一般的なイベントだ。

今日出かけたのはベテスダのヤードセール。サイトで紹介を見る限りかなり大掛かりな様子だったので期待して伺ったのだが、予想以上にいいものを見つけることができた。




収穫は花瓶(ただし、ウェットコンディションでの使用不可)、トレー、バッグ(新品)、クッション2つ、アンティーックっぽいお皿、タオルケット2枚、ブックエンド、トランプ、ナショナルジオグラフィックの本3冊。これ全部で70ドル弱だったかな?

うちにある家具のほとんどはヤードセールで買ったものである。  
Posted by buu2 at 16:30Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

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Bangkok Joe’s

ジョージタウンはDC界隈では一番活気がある地域で、居心地も良好とあって行く機会が多い。今日もご飯どきにジョージタウンにいたので、ランチでタイ料理を食べることにした。メインの通りからちょっと外れた場所にあるせいか、お客さんはまばら。ランチメニューの中から麺とご飯ものと春巻きを注文してみた。










どれも、米国風にアレンジされたマイルドなタイ料理。以前は日本でもこういうタイ料理屋さんが多かったのだけれど、伊勢丹のバイヤーさんがタイ屋台のおばちゃんを連れてきてサブナードにチャンパーをオープンして以来、新宿を中心にして本格的なタイ料理屋さんが増えてきた。米国でも、良く探せばもっと本格的な店を見つけることができるのかもしれない。

この店の場合は無難といえば無難なのだが、正直物足りない感じ。おしゃれタウンの代表格というべきジョージタウンで本格的タイ料理を求めるのが間違いかもしれない。

デザートもあまり揃っていない様子だったので、向かいのスタバに場所を移してフラペチーノを飲むことにした。

Bangkok Joe’s
3000 K St NW
Washington, DC 20007
Phone number (202) 333-4422

  

2016年06月18日

ワシントン国立大聖堂

家からDC中心部への移動はほとんどバスを使っているし、アダムズ・モーガンへの移動の際にも近くで乗り換えがあるので、この大聖堂を見る機会は非常に多かったのだが、実際にちゃんと見たのはこれが初めて。それも、隣の教会でフリマがあったから、という不信心ぶりである。







教会の中に入ろうとしたら、ここは有料で10ドルだったか、12ドルだったか。結構高かったので、知人が来た時に一緒に観光するまでとっておくことにした。だって、「僕はもう見たから、一人で行っておいで」というわけにもいかんでしょう?

不信心ではあるのだけれど。

3101 Wisconsin Ave. NW
Washington, DC 20016  
Posted by buu2 at 15:00Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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Pho Nom Nom

ロックビルの学校に行く用事があったので、帰りにベトナム料理屋に寄ってみた。フォーと生春巻き、ボー・ルック・ラックという肉料理の3つを注文。













フォーのトッピングにハラペーニョがついてきたんだけど、これがなかなかフィット。春巻きも普通に美味しいし、ボー・ルック・ラックというレモンソルトで食べる牛バラ肉のサイコロステーキも美味しかった。こっちは、日本料理はダメだけど、アジア料理は良い線行ってると思う。

Pho Nom Nom
842 Rockville Pike
Rockville, MD 20852
Phone number (301) 610-0232  

2016年06月17日

Chipotle Mexican Grill

近所というか、家から一番近い店なので、行ってみた。タコスとブリトーを食べてみたのだが、







悪くはないけど、素晴らしく美味しいわけでもなく、これからも行く頻度は高くなさそう。外の椅子に座って食べていたら目の前の交差点で車同士の事故があって、こちらの方が興味深かった。この国は、車の修理で経済が回っているんじゃないだろうか?

Chipotle Mexican Grill
4471 Willard Ave
Chevy Chase, MD 20815
Phone number (301) 654-6661  

2016年06月16日

50億もかかるんだから

「都知事選挙になれば50億もかかる」という意見があるが、だからなんだというのだ。それは必要なコストだし、不適切な知事をクビに出来ない理由にはならない。クビにするだけの問題があったのかという点については検証が必要だ。ところが、この検証にあたっての情報提供がなされず、自分が連れてきた弁護士に調査させてお茶を濁している。さらなる情報提供を迫れば「政治家としての信義」などというよく分からないものを持ち出して逃げる。挙げ句の果てには、五輪を人質にしてほとぼりが冷めるのを待とうというのだから始末に負えない。

50億のお金とバーターにすべきことが不明確な状態で、50億がもったいないと言えてしまう人間がいるのは不思議だ。もしそうことを言うなら、舛添都知事のこれまでの実績と、やりかけている政策課題を提示した上で、不適切な処理の詳細と比較して「余人を以って代えがたい」ことを主張すべきである。残念ながら、ざっと見た限りでは「いじめられてかわいそう」ぐらいの文章しか見つけることができない。

50億がもったいないのはもちろんで、そのお金があれば他にいろいろなことができたはずだ。だけど、それは知事の続投を正当化しない。そんな知事を選挙で選んだ都民が悪いのである。お金がもったいないから不適切な知事でも続投となれば、不都合な歴史を新しく積み重ねることになる。そういう蓄積の上に、今の都政が成立していることを良く考えるべきだ。50億円は石原、猪瀬、舛添とろくでもない知事が続いていることを反省するための勉強代であるとも言える。これを無駄遣いに終わらせるかどうかは都民次第である。

多くの舛添擁護者は単に「クビ」という、予想よりも厳しい結果にビビっているように見える。しかし、仮に舛添氏の諸々の不始末が「違法性はないが不適切」だとしても、クビになるのは全く問題ない。私たちは、頻繁に「あとは有権者の判断に任せます」という政治家の開き直りを何度も見てきている。これは、逆に言えば、有権者がノーと言うなら、法的には問題がなくても責任を取る」という意味だ。そして、今回は、有権者がこぞってノーを突きつけた。違法ではなく、有権者の感覚で不適切だから、不信任案が提出されたり、選挙で落選したりするのである。法律とは別のフィルターがあるからこそ、政治家は法律から守られているところがあることを忘れてはならない。

何よりも、知事が不適切に使ったお金の原資は税金であることに留意する必要がある。この国では政治家にしても、公務員にしても、大学の研究者にしても、「税金を使う」ということに対して鈍感な人が多いようだが、税金はそんなに軽くない。少なくとも政治家は直接選挙で選ぶことができるので、税金の使い方に対して無頓着なら退場してもらうことができる。

舛添ばかりいじめているが、甘利や東京五輪はどうなんだ、という意見があるが、もっともである。これは、舛添はこの程度で、という意味ではなく、舛添氏の追求は辞任以後も継続するとして、甘利や東京五輪誘致関連もきちんと追求しろということだ。比較の問題ではなく、不正の追求は全てについて実施されていく必要がある。また、派生している事項として、「選挙に金がかかかりすぎる」というのなら、こちらも解決策を検討すべきだろう。

50億もかかるんだから、大目に見よう、では話があべこべだ。50億もかかるんだから、ちゃんと選ぼう、でなくては困る。  
Posted by buu2 at 01:33Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2016年06月14日

都知事が問われているのは透明性と説明責任

舛添都知事が都民と議会にこんな要望を出したらしい。
私は、一つ伏して都民、都議会のみなさまにお願いしたいことがある。
もし、私への不信任が可決されれば、私が辞任するか、議会を解散するかという選択をすることになる。いずれにしても選挙になる。選挙の時期はどうしてもリオ五輪、パラリンピックと重なる。知事として断腸の思いでいるのは、リオの時期に選挙をやるのは、国家的事業である、2020年(東京)大会にとって極めてマイナスだ。
もちろん私の不徳のいたすところであることは重々承知している。そういう思いで、どうか少しの猶予をいただきたい。それは、私が知事の座に連綿としがみつくのではない。給料もご辞退申し上げたい、都民のために働きたいと思っている。今、知事として、選挙はリオで重なるので、そういうものはどうしても公益にそぐわない。極めて厳しい判断をしている。
どうかこの時期を猶予していただき、その上でふさわしくないというご判断をなさるときは不信任案を出してもらえればと思う。

出典:集中審議の詳報(14)リオの時期の選挙は極めてマイナス 猶予を(毎日新聞)

なんとも不思議なのだが、リオ五輪とはそんなに大切なのだろうか?都知事としてやらなくてはならないことはたくさんあるはずで、その中で他国で開催される五輪が不信任案の提出を保留するほど、すなわち、他の政治的課題の解決を棚上げするほどのことなのか、と思う。

何か、「子供と『リオ五輪に連れて行ってあげる(税金で)』と約束してしまった手前、なんとしてもリオ五輪だけは行かせて欲しい」と言っているように聞こえてならない。

話がこじれたのは、知事の頑なにして自分勝手な姿勢を貫いているからに他ならない。第三者の調査を受けようというなら、その第三者は自分で選ぶべきではないし、その調査の結果、さまざまな疑惑が派生してきたなら、その疑惑にはきちんと答えるべきだった。第三者の弁護士に説明を任せるなら、任された弁護士はきちんと説明責任を果たすべきだった。

それらを全てすっ飛ばして、返答に困ると「政治家としての信義」を持ち出すなら、政治家としての信義を貫いてさっさと退場しろ、となる。

ところどころで「弁護士が違法ではないと判断したんだから詰めすぎでは」という話を目にするのだが、その弁護士の調査と判断が信用ならないというのが現状だろう。佐々木弁護士は検事としては優秀だったかもしれないが、調査は週刊文春の方が厳密みたいだし、都民を前にして第三者の代表として知事の潔白性を説明するには能力不足だったということだと思う。つまりは人選ミスで、これまた知事の自己責任である。都知事として現段階で問われているのは、やったことの是非以前に、その調査が信用できないのである。それは、第三者の選択方法など、調査に至るまでの経緯について説明責任を果たしていないことに起因する。

今、社会は透明性を重視する。インターネットの普及によってインフラ的にはほとんど全ての会議が実況中継可能となっていて、録画を使えば誰でもいつでもそういった動画にアクセスできる。特に行政については「由らしむべし知らしむべからず」という世の中が少しずつ変わってきているのだが、その雰囲気の変化に鈍感な政治家は退場を迫られてしまう。どこまでも自分の土俵で相撲を取ろうとする舛添都知事は、その代表例だろう。

ことここに至っては、「そんなにリオに行きたければ、私人としてどうぞ。ファーストクラスでも、家族旅行でも構いません。ただし、自費で」としか言いようがない。

まぁ、僕は都民になったことはないので、所詮は第三者なんだけれど。  
Posted by buu2 at 22:06Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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Kadhai Boutique Indian Cuisine 再訪

前回来た時に「次はランチで」と思ったのだけれど、意外と早く再訪する機会があった。










こちらで同じ店に再訪したのは、スタバを除けばこれが初めてかも。看板のランチビュッフェもやはり美味しかった。ついつい食べ過ぎてしまうのが弱点といえば弱点。あと、ディナーで食べるナンは美味しかったけれど、ランチのナンはそれほどでもなかった。デザートに用意されていたキールが非常に美味しくて、日本人ならぜひ食べておきたい一品だと思った。

お店の人もフランクでとても居心地が良い。カレーが食べたくなったら、またここに来たい。

名称:Kadhai Boutique Indian Cuisine
住所:7905 Norfolk Ave
Bethesda, MD 20814
電話: (301) 718-0121  

猿の目

陶芸コレクション仲間のキングかすさんに書名を教えてもらったので購入してみた。



月刊誌の連載をまとめたものなので、分量は少なめ。しかも、猿之助氏が途中で骨董の収集に飽きてきてしまったようで、文章とコレクションの関係性も徐々に失われていく(笑)。最初の勢いで全部書ききれたら良かったのにと思うのだが、長期間の連載だとこういうこともあるだろう。

文章は齢不相応に大人びていて、ちょっと(かなり)背伸びが感じられる。ここは編集者の意向が強く反映されているのかもしれない。猿之助氏自身は自分でも素人と認めていて、背後に相談役がいることもきちんと表明している。この相談役が有能なのか、なんなのか、僕は全く判断がつかず、この本で取り上げられている器についても半分以上はその価値がわからない(笑)。ともあれ、そこは日本の伝統芸能に携わる人なので、良い相談役には恵まれているだろうし、実際に良い骨董に触れる機会も僕とは比べ物にならないくらい多いはず。そうやって、違いのわかる目が育っていくのだろう。

陶芸については猿之助氏以上にど素人なので本書の良し悪しもまたわからないのだが、さっと読めてしまう本なので骨董ファンと猿之助ファンには良いかもしれない。ちょっと高いけど。  
Posted by buu2 at 07:18Comments(0)TrackBack(0)読書││編集

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2016年06月13日

Great Falls Park

お前は食物とアートばかりブログに載せているな、と言われそうなのでたまには自然公園にも行ってみることにした。

場所はベテスダから車で30分ぐらいのGreat Falls Park。天気が良くて死にそうに暑かったのだが、景色は良かった。













最近滝の上流で雨が多いからなのか、水量はかなり多めで水は茶色。このあたりが日本の滝と違うところ。  

2016年06月12日

Filomena Ristorante

ジョージタウンでランチタイムになったので、イタリアンに行ってみた。




























サラダがバイキングで食べ放題、ピザとパスタとティラミスをシェアしてお腹いっぱい。最近はピザといえば冷凍をオーブンで焼くばかりでまともなピザを食べていなかったので、かなり満足した。チップ込みで二人で50ドル。地下の店なのに内部はびっくりするほど広かった。内装はちょっとクセがあってどうなのかと思うけれど、店員さんも親切で居心地の良い店だった。

住所:1063 Wisconsin Ave NW, Washington, DC 20007
電話:(202) 338-8800
営業時間: 11時30分〜23時00分  

ヒラメとカレイの皿

こちらはジョージタウンの別の骨董屋で見つけたヒラメとカレイの皿4枚。普通に新しい焼き物だと思う。
















裏にサインがあるんだけど、誰なのかはわからない。誰か、わかる人、いる?




4枚で90ドルぐらいだったかな?普段使い用。  
Posted by buu2 at 07:03Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集

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薩摩焼と京薩摩骨董をジョージタウンの骨董屋で購入した件

日本ではほとんど手を出さない骨董なのだけれど、ジョージタウンでみつけた骨董品屋で買ってしまった。目利きには全く自信がないのだが、印象が良かったので。

一つ目は薩摩焼のカップ&ソーサー。






















上絵の金がかなり剥げてきているのが惜しいのだが、絵はなかなか上手。大正ぐらいに外貨獲得目的で輸出用に作られたものなんじゃないかと想像したのだけれど、実際のところはさっぱりわからない。裏には長州山と書かれている。

もう一つは京薩摩の小鉢。
















こちらは一つ目よりも若干時代が後の京薩摩じゃないか。絵も良いけど、縁のところの加工が良いし、全体の青もきれい。こちらの方が金の上絵の剥げ落ち具合が激しくて、多分金だったんだよね、という感じ。店のおばちゃんに「ちょっと傷んでるよねー」と話して若干安くしてもらった。

両方ともそもそもそれほど時代ものではないかもしれないけれど、なんとなく、前のオーナーはどんな人だったんだろうねぇ、と考えるのが楽しい。

とりあえず勉強の材料と思って買ってみたのだが、実際の価値はどのくらいなんだろう。ちなみに二つで200ドル弱。  
Posted by buu2 at 06:44Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集

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2016年06月11日

今日の夕景

たまには家からの夕焼けでも撮ってみようと思ったのだけれど、うちは意外と空が狭かった。少なくとも、朝霞の家に比べると段違いに狭い。










ちなみにこれで21時ちょっと前。こちらは朝が早くて夜が遅い。  
Posted by buu2 at 21:00Comments(0)TrackBack(0)今日の夕景││編集

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iTunesの音楽データをウィンからマックへ移行

ウィンドウズとマックを行ったり来たりしているのだが、ほぼ20年ぶりに全面的にマックに移行することになりそうだ。なぜかといえば、ウィンドウズはOSがころころ変わりすぎるから。もともとマック派だった僕がウィンに移行したのは、理研や経産省などの職場がウィンだったからで、今となってはそういうしがらみは一切ないので、マックになってもどうってことはない。

最近はウィンのノートではなくiPadを持ち歩いて仕事に使っていたので、なおさらマックの方が便利なのだ。

それで、米国に生活拠点を移すついでに、身の回りのPCをマックに模様替えした。

とはいえ、完全に離脱するのもトラブルの元なので、今はウィンとマックでデスクトップとノートの2台ずつ、都合4台のPCを使っている。使う頻度が最も高いのは、この中でiMacである。そして、徐々にiMacに色々なドキュメントを移行しつつある。今日やったのは、iTunesに保存してあった音楽を移行する作業。ウィンのデスクトップの調子が悪いので、USBメモリを介した手作業での移行になった。しかし、これが昔では考えられないくらいに楽。ウィンのアプリケーションフォルダの中にあるiTunesのフォルダを見つけ出してUSBメモリにデータ移行(約30ギガ)。それで、そのメモリをiMacに挿して、マックのアプリフォルダのiTunesのアイコンの上にドロップするだけ。無事、中島みゆきの40枚以上のCDデータを筆頭にした音楽データがiMacに移行された。

これであとは、総統閣下シリーズの作業環境をiMac上に構築すること、CINTIQの接続をマックに移すことぐらいが懸案事項だろうか。  
Posted by buu2 at 13:39Comments(0)TrackBack(0)apple││編集

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2016年06月10日

リコーGR DIGITAL IVのバッテリー

最近は写りの良さと手軽さでリコーGR DIGITAL IVを使うことが結構あるんだけれど、日本に行った時ぐらいからバッテリーの持ちが最悪になって、フル充電で1枚しか撮れないとか「ちょっと待ってよねぇー」と言いたくなるような事態に陥った。最後はとうとうスイッチが入るだけで、一枚も撮れ無くなってしまった。それで、Amazonで純正のバッテリーを探してみたら2800円もする。ちなみに定価なら4300円だ。新手のプリンターインク商法ですか?と言いたくなった。が、新手のインクカートリッジ商法なら、サードパーティの商品もあるはず。そして、当然のようにそれはAmazonですぐに発見できた。



これなら1900円弱で、しかも二つである(笑)。ということで、もちろんこれを購入した。すぐに届いたので早速使っているのだが、今の所不具合はない。今のうちにもう一つ買っておこうかな?

サードパーティさん、ありがとう。リコーさん、ごめんなさい。  
Posted by buu2 at 21:13Comments(0)TrackBack(0)Amazon││編集

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2016年06月09日

ワシントンDCより舛添都知事のパレードの様子を写真でお知らせします

舛添都知事が議会でこんな風に追求されているようなのですが

熊本地震には多くの自治体から支援が寄せられましたが、特に東日本大震災や関東東北豪雨の被災自治体の首長は自分たちが被災した経験からその対応は真摯(しんし)なものであったと聞いています。知事はこのとき、ワシントン、ニューヨークを視察中。ワシントンは世界に発信できる拡声器効果がある場所といわれているにも関わらず、インターネットに流れた映像が、先ほど島田(幸成)議員が紹介したように、オープンカーで満面の笑みを浮かべた知事の姿でした


出展:舛添氏追及・都議会一般質問(15)完 「熊本地震の時、満面の笑みでパレード」指摘に、舛添氏「真摯に受け止める」

記事には写真が掲載されていないので、一応、情報としてどんな感じだったのかを都民の皆様にお知らせしておきます。























  
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2016年06月08日

Percy Medina / Carved & Decorated Gourds

陶芸教室を見学に行くためにGlen Echoに行ってきたんだけど、そこでやっていたマーケットで見つけた作家さん。今回買ったのはすごく小さい置物。本当はもっと大きいのが欲しかったんだけど、作家さんについて何も調べていない段階での購入はちょっと危険。とはいえ、手ぶらで帰ってしまうとそれはそれで手がかりがなくなってしまう。直感的に「これは良い」と感じたので、財布が許す限りで検討した結果、このサイズになった。













大きさは卵程度。これで5000円ぐらいだったかな?棚に並んでいた作品はもっと大きくて、どれも魅力的だった。
















活動のベースはメリーランドのSilver Springらしいので、地下鉄で一本。きっとまたどこかで縁があると思う。

日本にいるときは陶芸中心に見てきたけれど、米国に来てみると本当に色々な作家さんがいて、好みの作品も少なくない。井戸の中から出てみて良かった。  
Posted by buu2 at 21:34Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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2016年06月07日

フリーア美術館

スミソニアンの中にアジアの美術を重点的に集めたフリーア美術館というのがあると聞いたので、行ってみた。のだが、なんとリニューアル中で、オープンは2017年とのこと。待てば良いだけなんだけれど、ちょっと残念。となりの建物でフリーア美術館の展示物をいくつか展示していたので、それを見てきた。























































他に、現代アートの展示もあった。





  
Posted by buu2 at 05:22Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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米国人は冷淡

うちの近所のマンションの植木がこんなことになっている。




こっちの人は動物には優しいのに植物には冷淡だな、と、そんなことを思っていたら、また別の話を聞いてしまった。こちらには日本でいうスズメやツバメぐらいにたくさんのリスがいるのだけれど、餌が多くて天敵がいないので、すぐに増えすぎるらしい。なので、年に一回、増えすぎたリスを駆逐するとのこと。動物にも冷淡なところがあるらしい。リスにだけかもしれないけれど。  
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2016年06月06日

Fan Bird Carver 一片の木でできた小鳥

最近は隔週ぐらいで遊びに行くイースタンマーケットでまた面白いものを見つけたので、買ってみた。

木で作った小鳥の小物である。東欧のクラフトらしい。



















夜だとこんな感じ。










サイトはこちら。

jeffsfanbirds.com  
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2016年06月05日

川端健太郎さんの器

京都の器館で見て以来ずっと狙っていた川端健太郎さんの個展がちょうど日本にいるときに開催されていたので、初日に行って買ってきたのがこの二つの器。













大きさは茶碗より少し小さい程度。何にでも使えそうな勝手の良いサイズである。  
Posted by buu2 at 23:43Comments(0)TrackBack(0)川端健太郎││編集

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誰のおかげで経済はまわるのか?

こんなニュースを見かけたのだが。

伸びる「機能性表示食品」市場 トクホからシフト進む?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160605-00000002-wordleaf-bus_all

僕は経産省生物化学産業課で2002年ごろ、トクホを中心とした機能性食品を担当していた。こういう記事を読むと、本当に日本人は馬鹿が多いんだな、と感じる。

このブログでも何度か書いているのだけれど、食べて健康になる食品など、ほとんど存在しない。なぜか。効くなら、それは食品ではなく、薬品として流通するからだ。そちらの方が儲かるのだから、あたりまえ。逆に言えば、効かないから健康食品なのだ。それは、黒酢だろうか、ユーグレナだろうが、コラーゲンだろうが、全部同じである。そして、その効かない食品を喜んで買う馬鹿がいるから困る。いや、困らないか。馬鹿のおかげで経済が回り、税収が増えるのだから、国としてはありがたいのかも知れない。しかし、資生堂やら、サントリーやらが「国民は馬鹿だから、しょうもない商品を作って、たくさん宣伝して売れば良い」と考えるから、日本のサイエンスの質は下がる一方である。

繰り返し書いているけれど、一向に馬鹿が減らないのでもう一度書いておく。たとえば、にんにくにとても体に良い成分が含まれているとする。それなら、にんにくを食べ続ければ良いかといえば、そんなことはない。現在までに、科学的に証明され、世界中で正しいとされている知見は「健康のためには、バランスの良い、かつ適量な食生活が良い」ということだけだ。これはWHOや世界中の国々の健康機関(日本なら厚生労働省)のウェブサイトで確認できる。にんにくが良いから、という理由で食べ続けるのは偏食であり、食のバランスを崩すことに他ならない。では、本当ににんにくに有用成分が含まれていたらどうするのか。その有用成分がなんなのかを突き止め、その成分だけを製剤する。すなわち薬にする。なぜこうするかといえば、にんにくの有用成分を目的ににんにくを食べ続ければ、同時ににんにくに含まれる不要な成分をも摂り続けることになり、これが健康を害するからである。摂取したいのは有用成分だけで、ほかは不要だからだ。にんにくよりももっとわかりやすい例を想定するなら、「海水にはがんに効く成分が含まれているようだ」という情報をもとに海水を飲み続ければ塩の摂りすぎで高血圧や胃がんになるし、「たばこが不眠に効くようだ」と言って喫煙を続ければ(食べ物ではないけれど)不眠症は改善しても肺がんや食道がんになる、ということである。

目的をもってなんらかの食品を食べ続ければ、ほぼ間違いなく他の副作用によって不具合が生じる。食品によって健康を維持するという考え方がそもそも間違いであって、それは世界中が「バランスの良い食生活」を推進していることによって裏付けられている。

逆は存在するのだ。すなわち、特定の食品を避けることによって健康を維持するということだ。それは塩であったり、油脂であったり、アレルギーを誘発する物質だったりする。しかし、特定の食品によって健康になることはないし、もしその目的で何かを摂取するのであれば、それは薬品という形でになるのである。

トクホについてこのブログで批判したこともあるのだが、トクホは効かないからトクホなのであって、トクホが効くほど食べ続ければ、おそらく目的外の不具合がでる。仮に出ないとしても、薬を飲んだ方がずっと効果的である。トクホですらこの有様なのだから、トクホ以外の健康食品ならなおさら効かない。こんなものを健康目的で食べるのは、馬鹿だけだ。

でも、国民の多くがそうした知恵をつけてしまうと、今度は薬が売れすぎて、国民皆保険の日本では保険料が増えすぎて困ってしまう。厚生労働省としては、馬鹿な国民は病院で薬を処方されるのではなく、スーパーで健康食品を買ってくれた方が喜ばしいのである。厚労省だけではない。これで経済が回るなら、経済産業省だってホクホクなのだ。

そういうわけで、情報弱者の財布の中身を燃料にして、健康食品は売れ続ける。それはそれで喜ばしいことなのかも知れないが、僕は日本にいるときはナトリックスとアジルバとフェブリクとイコサペント酸エチルを飲み続けていた。おかげで血圧も、尿酸値も、中性脂肪も全部正常値だったけれど、それは薬のおかげで、その支払いの7割は公的なお金が原資だったので、ちまたで健康食品を買っていた皆さんのおかげでもあった。してみると、健康食品を買っている人たちを馬鹿とこき下ろすのは申し訳ない。皆さんのおかげで僕は健康でいられました。その調子で健康食品をお買い上げください。って、もう僕は米国在住で健康保険証も持っていないので、どうでも良いんだけど。

でも、僕と仲の良い人にだけは言っておきます。健康食品を買うなんて大馬鹿だからおやめなさい。  
Posted by buu2 at 21:21Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2016年06月04日

大平真己さんの作品がワシントンに到着

北京経由で合計18時間以上のフライトを経て、大平さんの時計と器が無事ワシントンに到着した。全部手荷物で持ち込んだので、よっぽどのことがない限り割れたりはしないと思っていたのだが、万一ということもあるのでパッケージを開くまでは安心できずにいた。ギャラリーのお兄さんがきちんと梱包してくれたこともあったと思う。怪しい缶に厳重に梱包されていた時計も無事。電池を入れたら、時差13時間の時を刻み始めている。




こちらは器4種類。開店ダッシュして一番気に入ったのを4つ選んだ。外側も違うデザインだけど、内側の釉薬もそれぞれ違う。
































  
Posted by buu2 at 21:33Comments(0)TrackBack(0)大平真己││編集

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2016年06月03日

北京空港

中国って、はじめて来たけれど、さすが計画的な都市。高層ビルが建っている地域や高層マンションが建っている地域がちゃんと一区画ごとに整理されている。

空港もなかなかきれい。充電するところもちゃんとある。ラウンジも充実していて、今まで見た中で一番充実していた。

ただし、Wi-Fiには接続できなかった。

















  
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2016年06月02日

深夜から早朝にかけての羽田空港と今日の富士山

羽田空港を早朝の5時発の飛行機で北京へ向かうため、前日の夜から羽田空港国際ターミナルでスタンバイ。こんな時間の羽田空港は初めてだったのだけれど、中国人で大混雑。充電もままならない。







チェックインをすませるとみんな長椅子に横になって仮眠を取っている。店は、吉野家とか、モスバーガーとかが営業中。適当に時間をつぶしていると朝になって、ラウンジも開店。ところが、乗る便がスターアライアンスではない海南航空だったので、利用不可。冷たいじゃないか。仕方なく、VISAカードのラウンジへ。そこで日の出を見てから飛行機へ。







飛行機からは富士山が良く見えた。




  
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2016年06月01日

久しぶりの成蔵

離日前にとんかつでも、ということで、成蔵に行ってきた。この店、最近は開店前に並ぶか、あるいは普通に並ぶかしないと食べることができなのですっかり敷居が高くなってしまった。注文したのは黒豚のシャ豚ブリアン定食3700円。



















しかし、この店のとんかつは本当にレベルが高い。とんかつだけで評価するなら、多分日本でも三本の指に入る。雪室熟成のようなちょっと首を傾げたくなるメニューもあるにはあるのだが、今日食べた黒豚はちゃんと美味しかった。3つあるヒレ肉のうち、一つだけはなぜか若干の熟成臭があったのだが、他の二つは全く問題がなかった。

弱点は、毎度毎度ながらご飯と漬物など。1500円程度のレギュラーメニューと同じものを出しているのだろうが、スペシャルメニューのとんかつと一緒に提供するものとしてはかなり見劣りがする。その分肉にお金をかけているのだろうが、それにしてももうちょっとなんとかならないものか。いつもは気にならないポテトサラダも今日はイマイチだった。