2017年12月31日

クリスマス同様閑散としているDC










なお、18時ごろの様子。  

2017年12月30日

LEGO Kylo Ren's TIE Fighter

サンタクロース、今年はレゴの「カイロ・レン タイファイター」をプレゼントしてくれた。さっそく作ってみた。実は、レゴに触るのはこれが人生初。




プラモデルと大して変わらないだろう、と思っていたのだが、まさしくそんな感じ。ただ、パーツが似通っているのと、はめ込む場所を勘違いしやすいのとで、慣れないうちは形が同じで色が違うものを使ってしまったり、一列違うところにはめてしまったり、何度かミスを犯してしまった。だんだんポイトンがわかってきて、要は形と色に注意しつつ、「今回はこれを使うよ」と書いてあるパーツを組み立て前に全部抜き出しておいて、それをきちんと使い果たすようにしたら良いと理解したので、以後は問題なく進んだ。

最初はこんな感じ。



ちょっと進んで、こう。



がらっと様相が変わるのが次で、



この段階で黄色や青のパーツは全く存在感を失ってしまった。



翼がついたところでだいぶタイ・ファイターらしくなったのだけれど、ここで感心したのは左上と右下という同じ形状のパーツを同時に作ったことで、その次に左下と右上を作ることに。



なるほど、色々良く考えられている。

LEGOという基本構造を上手に立体物に適用していて、すごく感心した。完成したタイファイターも格好良くて、弱っちいカイロ・レンには不相応だな、と思った。



サンタさん、ありがとう。次はBB-8を頼む。

  
Posted by buu2 at 09:34Comments(0)買い物││編集

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2017年12月29日

Russia House Restaurant & Lounge

先日、Mari Vanna DCに行ったらなかなか美味しかったので、DCで一番と言われることもあるRussia Houseにも行ってみた。

メニューはこんな感じ。













まずはビールを一杯。




それから、評判の良さそうな料理とストロガノフ。












締めはクレームブリュレ。これがロシア料理なのかは不明。



マリ・ヴァナとの一番の違いはストロガノフ。こちらは酸味が強いクリームを使っているようで、僕の口には合わなかった。デザートのブリュレも、これなら日本で食べた方が美味しい。個人的にはマリ・ヴァナの圧勝である。ただ、店の雰囲気はとても良くて、接待などで使うならこちらなのかもしれない。






Russia House Restaurant & Lounge
1800 Connecticut Ave NW
Washington, DC 20009
(202) 234-9433  
Posted by buu2 at 06:17Comments(0)グルメ−洋食一般││編集

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2017年12月28日

The Post (邦題ペンタゴン・ペーパー)

舞台がワシントン・ポスト社だからなのか、DCでは先行上映していたので早速観て来た。

IMG_1830


ヴェトナム戦争の関連資料が流出した際に、それをスクープしたワシントン・ポスト社について描いている。トム・ハンクス、メリル・ストリープ、スピルバーグという、アカデミー賞を狙いますと言わんがばかりの組み合わせなので、かなり期待していたのだけれど、いかんせん、英語が難し過ぎた。これはまだ僕の英語能力では、楽しむのは無理。せいぜい感じたのは、この事件では主役はニューヨーク・タイムスだったような気がするのだけれど、ポスト社がこんな主役級の活躍をしたのだろうか、という疑問だけ。

日本公開は3月らしいので、日本で字幕付きで再鑑賞してみるつもり。  
Posted by buu2 at 09:19Comments(0)映画2017││編集

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2017年12月27日

STAR WARS THE LAST JEDI(ネタバレあり)

スター・ウォーズを米国でも観てみた。IMAXだと3Dしかなかったので、仕方なく3D IMAXで観てみた。7ドルぐらいだったかな?日本は高すぎるよ。
IMG_1802


それで、映画。もう公開から大分経っているので、ネタバレありで。

字幕なしで観ると、字幕を読んでいる間に見落とした細かいシーンが色々見つかって、吹き替えも悪くはないのかな、と思った。

3Dは、すごく良いわけでもなく、かといってすごく悪いわけでもなく、IMAXで観たければ3Dしか選択肢がないのなら、ノーマル2Dで観るよりはIMAX 3Dの方がずっと良いな、と思う。

内容でいうと、ちょっとプロット・ホールが大きすぎるかな、と思った。いくつか挙げると、まず、レイアが宇宙空間から生還したのが意味不明。ルークが自分の映像を遠方に投影できるのも今回新しく設定された能力で、こんなことができるなら色々他にもやれただろ?という話。ラスト近くで紫の髪の指揮官がハイパードライブで体当たりして敵の超巨大戦艦に致命的なダメージを与えていたけれど、これができるならデススターも、スターデストロイヤーも怖くない。てか、巨大戦艦の存在意義が失われちゃう。あと、スノーク、エピソード7で偉そうに出て来たわりには、マヌケすぎる死に様。レイより明らかに才能がないレンにやられちゃうって、どんだけ能力低いのよ、と。これなら、ルークだって簡単に倒せたでしょ。

一方で、良かったのは、これまでのジェダイ像をリセットしたところ。今までは、「ジェダイは怒ってはダメ、恋愛はダメ、執着もダメ、みたいに規律が多すぎたし、年齢が上がっちゃうともう手遅れとか、ヨーダの要求がハードル高過ぎた。で、本作では、ヨーダの時代にできあがったジェダイの価値観を過去のものにして、燃やしちゃったわけで、これは良かったんじゃないかな、と思う。だいたい、ヨーダの方針でうまく行ったことってないでしょ。本当かどうかはわからないけれど、レイはどこかの酔っ払いの子供ってことだし、奴隷として働いている子供もほうきを動かすぐらいにはフォースを使えるし、これまで血筋一辺倒だったジェダイ像から離れつつあるのは悪くないと思う。

ともあれ、新3部作に一区切りつくエピソード9を観るまでは、エピソード8の評価は定まらないわけで、ルークも死んで、スノークも死んで、レイアはCG以外では登場できず、この状況でJ.J. Abramsがどうやってまとめあげるのか、お手並み拝見といったところである。2年後が、それなりに楽しみである。  
Posted by buu2 at 20:00Comments(0)映画2017││編集

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夜のFilomena Ristorante

食べたわけではない。














  

2017年12月26日

川上真子さんの作品をネット販売開始

僕が日常で使っているごはん茶碗は川上真子さんの作品です。川上さんの作品はお皿や鉢などいくつか日常で使用しているのですが、それだけではなく、染付けの技法についてアドバイスをいただいています。でも、残念だったのは彼女の作品を手に取る機会がなかなかなくて、入手できないことでした。ごはん茶碗は茅ヶ崎まで買いに行きました。

そんな風に入手困難だった川上さんの作品が、ネットで購入できるようになったそうです。

オンラインショップ新着情報 川上真子さんのうつわを販売いたします
https://kurumi.life/blog/shopmkawakami/

ショップへは、上記のブログのリンクからアクセスできます。大量生産品ではないので、欲しい人は早めにアクセスして注文すると良いと思います。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)川上真子││編集

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今日のジョージタウン

DC一番のオシャレスポットかもしれないジョージタウン。今日はこんな感じ。














  

2017年12月25日

友達を招いてのたこ焼きパーティ

たこ焼きは日本人が集まってパーティする時の定番。













簡単だし、お金もかからないし、何を入れるかである程度工夫の余地もあって、4、5人の少数パーティなら十分楽しめる。  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0) ││編集

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米国ワシントンDCのクリスマスを写真で紹介

17時過ぎにクリスマスのワシントンDCを散歩してみよう。




誰もいない。今日は休日なので。



















普段は大にぎわいのホールフーズマーケットもお休み。売れ残ったツリーが倒れている。




クリスマス前後の営業時間。




大晦日も、元日も営業しているのに、クリスマスは完全休業。

警備のおじさんが数人いただけで、あとは街中誰もいない。車は時々走っているけれど、それだけ。日本とは全然違うクリスマスがここにはある。というか、日本は基本的に仏教と神道の国なんだから、クリスマスを楽しむ習慣なんて、この数十年のものだよね。今の日本の妙なクリスマスが、誰の手によって作られたのか、良く考えてみたらどうだろう。

そういえば、僕がスキー部の合宿で北海道のど田舎の宿に泊まっているとき、「クリスマス・イヴ」というドラマをやっていて、仙道敦子や吉田栄作がクリスマスイヴにデートするために必死になるという内容だったんだけど、それを見て部員たちで「東京のクリスマスはいつから家族じゃなくて、恋人と一緒にいるために必死になるような日になっちゃったんだ?」と語ったことを思い出す。これが1990年。それから、ユーミンの「恋人がサンタクロース」。この曲がリリースされたのが1980年。それをテーマソングにしたホイチョイの「私をスキーに連れてって」が1987年。この10年ぐらいの間に、日本式のクリスマスができあがったんだろうなぁ。

バレンタインデーとか、ホワイトデーとか、無条件に受け入れてお祭り騒ぎに加わるの、日本人は大好きだもんね。  

2017年12月24日

クリスマス目前のDC スタバの場合





  

2017年12月23日

Mari Vanna DC

クリスマスの時期なので、滅多にしない外食をしてみた。行ったのは、ファラガットノースにあるマリヴァナというロシア料理の店。

メニューはこんな感じ。表紙だけだけど、中身は想像して欲しい(苦笑)。



飲み物リストはこれ。ウクライナのビールを注文。



店の中はこんな感じ。









フロアの人たちがみんな若くて、美男美女。素晴らしい。

時節柄、ゴージャスなクリスマスツリー。



ウクライナのビール登場。



ジョッキに注ぐとちょうどいっぱいになる。



以下、食べたもの3品。









そして、デザート。これがメニュー。



注文したのはMedovikとNapoleon。






途中でお腹いっぱいになってしまい、Medovikは半分以上をto go boxでお持ち帰り。美味しかった。バスでも、地下鉄でも簡単なアプローチだし、また来たい。

Mari Vanna DC
1141 Connecticut Ave NW
Washington, DC 20036
Phone number (202) 839-3067  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)グルメ−洋食一般││編集

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ZooLights

Smithsonian's National ZooでZooLightsというイベントをやっているとのことだったので行ってみた。DCの地下鉄のエスカレーターはとても長い。




駅ではパンダがお出迎え。







でもね、パンダの公開は16:30まで。ZooLightsは17:00からで、両立しないんだよ。

それで、イベントはこんな感じ。










雨だったので、ちょっと寒かった。  

DOWN TOWN Holiday Market 2017

最終日になってなんとか駆けつけることができた。


  

評論家の中にあるハードル

ラーメンの鬼と呼ばれた故佐野実さんは、ラーメン博物館のイベントで「至高のラーメン」を提供したことがある。確か、価格は3000円だったと思う。職人が本気を出せば、そこまでハイクオリティのものを提供できる。でも、佐野さんが通常の営業でそれをすることはなかった。その背景は、一つには、ニーズがないから、もう一つには、素材の確保が難しかったからと予想できる。

一食で3000円は、寿司や天ぷらなら二流店でも普通だし、とんかつでもハイエンドなら普通の価格である。でも、ラーメンではとても特別だ。

ニーズがないのは、消費者の懐具合よりも、食べ物としての性格によると考えられる。特にラーメンのスープは様々な素材の混合物なので、素材にこだわっても、食べる側がそれを理解できないということだと思う。実際に食べ比べたことはないのだが、だしを取る昆布を日高から羅臼に変更しても、僕を含めてほとんどの人が気がつかないのではないか。他にも、豚骨にこだわっても、煮干しにこだわっても、その違いを理解できる人間は少ないと想像する。

ラーメンは雑多な原材料を組み合わせた食べ物なので、寿司、てんぷら、あるいはとんかつに比較すると、複雑で素材の良さがわかりにくいのだ。

#とんかつで言えば、林SPFのような、味的に全く凡庸な肉のとんかつ店が食べログで上位に並んでいるあたりから、単純な豚肉の味ですら、わからない人間が多いのだと思う。

ラーメンの場合、麺とチャーシューは単一か、それに近い食品なので、比較がスープより簡単である。この2においては、麺は近年大きく進歩した。麺を評価するポイントは食感、雑味(かんすい臭さなど)、コシ、スープの絡みあたりである。食感とコシは原料と茹で方、雑味とスープの絡みは素材と取り扱いの要素が大きい。また、チャーシューは肉の質と味付けのみである。豚は完全な経済動物なので、良い肉は高くなる。背後に事情がない限り、安くて美味しいチャーシューは存在しない。

#もちろん、高くてまずいチャーシューは存在する。

ラーメンの評価で現在一番重要な要素はスープである。スープが差別化の最大のポイントであり、ラーメンの評価の多くを支配する。そして佐野さんですら、できるのにやらなかったのが、スープの追求である。それは悪い言葉で表現するなら、佐野さんも「ラーメンならこんなもの」と見切ったということだ。

では、食べる側としてはどうなのか。評価する側はどうなのか。僕の場合、食べたラーメンを全て10段階に数値化して評価してきたが、このうち、6点以上を雑誌などのメディアで推薦する目安としてきた。この6点が、僕の中でのハードルである。このハードルは今も昔も同じだが、当然6点以上の店にも評価の上下はあって、それはブログで明示している。

さて、ここ数年、日本で一番有名なラーメン評論家である石神秀幸さんは、花月嵐の独自メニューの開発に手を貸している。花月嵐の歴史は古いし、僕も数回食べたことがあるが、僕の中では何度食べても、6点以上となることはなかった。

花月嵐の評価(2006年08月11日)
http://buu.blog.jp/archives/50249420.html

らあめん花月 嵐 池袋店の評価(2013年04月11日)
http://buu.blog.jp/archives/51390847.html

では、石神さんが、花月嵐と、他の優良店との差異に気が付かないのか、となれば、いくら何でもそんなことはないだろう。ただ、彼の中では、「この程度のクオリティなら石神の名前を汚すことはない」という判断があったはずである。つまり、花月嵐のクオリティよりも下に、石神さんは「うまい」のハードルを設定したということである。「じゃぁ、花月嵐よりも美味しい店はいくつあるんだ」とか「新宿武蔵とどちらがうまいんだ」「早稲田のわたなべと比較するとどうなんだ」という質問を石神さんに投げかけるのは、大人げない。でも、僕なら、多分20や30軒の店は、すぐに挙げることができる。では、その情報にはどれだけの意味があるのだろうか。

例えば阿佐ヶ谷のチキュウは花月嵐よりも美味しい店であると断言できる。しかし、その違いを理解できる人は、日本人の何%存在するのだろうか?僕はその割合には興味がないのだが、プロデュースする側なら考えざるを得ない。そして、その数値が商売にあたって、あるいは石神というブランドの維持にあたって、無視できるほどに小さいと見切ったことになる。

店も、プロデューサーも、評論家も、「一般の生活者がどこまでわかるのか」については考慮する必要がある。羅臼と日高の昆布について、ラーメンの材料としての違いをきちんと判断できる人間が1000人に一人なら、そういう人が言及する「昆布の違いによる味の優劣」の情報は、1000人に一人しか理解できないのだ。「『花月嵐の、石神プロデュースのラーメン以上に美味しいラーメン』なら、どのラーメンを食べても美味しく食べることができる人」にとっては、好みこそあれ、その領域にあるラーメンを区別することには何の意味もない。

印象と過去の花月嵐で食べた経験からすれば、僕が石神プロデュースの花月嵐のラーメンに満足する可能性はほとんどゼロだったのだが、念のため、食べてみた。評価はこんな感じである。

らあめん花月 嵐 成田国際空港店 「THE淡麗醤油ラーメン石神SPECIAL'S」
http://buu.blog.jp/archives/51558496.html

ここでちょっと注釈すると、僕が食べたのは朝イチの成田空港第一ターミナルで、7:20に行ったときはスタッフは不在だった。そのあと、8:10に行くと、一人のスタッフが一人きりで開店準備を進めていて(公式の開店時間は8:00)、ヘルプもいない状態だった。僕は、この日の最初の客だった。おそらく、1日で一番悪い状態のラーメンを食べたのだろう。

それでも、花月嵐は、この不味いラーメンを石神氏の名前を冠して提供したことには間違いがない。石神氏も、こういうリスクは織り込み済みで花月嵐に名前を貸したはずだ。僕の感想では、「いくら何でもハードル下げすぎだろ」というのが正直なところである。花月嵐のラーメンとしては想定の範囲内だったのだが、石神ブランドとしては、想像した味よりも、かなり下のものが出てきた。

#恐らく、石神氏としては、セントラルキッチンで制作したパック入りのスープをメインにすれば、きちんとクオリティコントロールできると判断したのだろうが、彼の想像以上に、花月嵐のスタッフの質は低かったのだと思う。

石神氏や、彼の信仰者で、ビジネスパートナーでもある渡辺寿庵氏はもちろん、恐らく全てのラーメン評論家が、今の花月嵐がミシュランで星を取るなどとはつゆほどにも思わないはずで、今回の淡麗醤油に限らず、花月嵐のラーメンはその程度のものである。少なくとも、僕は花月嵐のラーメンを美味しいということは、いくら金を積まれても、ない。

今回の花月嵐の淡麗醤油は、一つのとても良い目安である。僕は、全てのラーメン評論家に、このラーメンを食べて、美味しいと思うか、情報発信してもらいたい。これによって、ラーメン評論家が自分の中に設定しているハードルの高さを知ることができる。と、書いてはみたものの、今や石神氏もラーメン界の重鎮。実名で「まずい」と言える人がどの程度いるのだろうか。せいぜい、「好みだから」とお茶を濁すのが精一杯かもしれない。

#食べ物について「好み」と言ったら、評論家はその時点で終了だけどね。

全ての食べ物の評論家が、自分の中に「ここより上なら美味いと言って問題ない」というハードルを設けているはずだ。そして、そのハードルの質と高さが、評論家の個性である。ハードルの質は、どこまで自分の好みを殺せるか、とかから始まって、食べる時の体調管理とか、一日に複数の同じ傾向の食品を食べないとか、意識や体調のコントロールから、店との関係など社会的な面まで多岐にわたる。これらの多くは自分でコントロールできるものだが、評論家として有名になればなるほど、自分では制御できなくなってくる。そして、同時に、ハードルの高さも、コントロールが難しくなるのだろう。花月嵐の広告塔となれば、間違っても、花月嵐がまずいなどとは言えない。自身のハードルを低くせざるを得ない。

あるいは、石神セレクトと名前をつけて、渡辺樹庵氏をディレクターに迎えて期間限定で展開している店があるのだが、この店では保存料入りのニンニクを使用している。こんなものは僕としてはまずくて使う気にならないし、他ならぬ、渡辺樹庵氏でも、高田馬場の旗艦店「わたなべ」でこのニンニクを使うことはないだろう。「池袋の客なら、これでも大丈夫」という思惑、経営判断が背後にあると想像できる。

ただ、ここで書いてきたように、1000人のうち、999人までが「花月嵐」程度なら美味しく感じて、食べて満足する、あるいは業務用の保存料入りニンニクで満足するということなら、全く問題はないのだろう。ハードルの高さの調節は、評論家が自分で判断できる範囲においては、造作のないことである。一般大衆がどこまで判断できるのか、どこまで許容できるのか、推測すれば良い。

ただ、僕は「大衆の味覚はせいぜいこの程度」と推測したことはないし、自分の中でハードルを上下したこともない。上下している評論家を見て、なるほどなぁ、と思って、米国行きの飛行機の中で、それについて書いてみた次第である。ともあれ、僕はこれからも、自分でハードルの高さを調整するようなことはしたくないと思った。それは、僕のラーメン評論家としての矜持である。  
Posted by buu2 at 15:30Comments(0)グルメ−ラーメン││編集

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2017年12月22日

日本橋三越 酒器展2017 林美佳里さんの「玉盃」

久しぶりに三越の酒器展に参戦。しばらく見ないうちに新しい作家さんが登場していてなかなか面白かった。イベントの目玉、見附さん、牟田さん、隠崎さんの抽選会は、かなりの賑わいだったものの、抽選に弱い僕は箸にも棒にもかからず。注目は見附さんと牟田さんのどちらが先に売れるかだったんだけど、当選者の購入順は見附、見附、牟田、見附、見附、牟田、牟田、牟田という感じ(詳細は不明)。ともかく、見附さんが先に完売していた。なるほど、今の人気は明確に見附>牟田のようだ。

で、見附さんと牟田さんが完売した後、隠崎さんが3点残っていて、希望者も3人。これ、抽選する意味あるのかな。渋谷の黒田とかでも、徹夜で並んだ人の目当ては見附さんで、隠崎さんのはみんなスルーだったりする。確かにファンはいて、先週の高島屋でも隠崎さんのが1つ売れていたけれど、でも4つぐらいは昼になっても赤丸ついてなかったんだよな。大御所すぎて、若い人を抽選にするなら一緒に抽選しておかないと格好がつかないということかな????

抽選は抽選で良いんだけれど、個人的な目当ては武山一門の赤絵作品と、今右衛門。開店ダッシュでゲットしたのは林美佳里さんの玉盃。






















「こんなところまで描き込んである」という驚きが玉盃に赤絵を施した作品の醍醐味。その驚きを存分に満足させてくれる。特に、下半分の、内側の、くびれ付近。




ここを描くのは凄く大変そうだ。

あと、ベタッと塗ってしまうのはもったいなく感じることが多いんだけれど、この作品は赤で塗ってある部分が良いアクセントになっている。蓋の部分の内側に若干の乱れは見当るものの、全体的には良く描けている。玉盃のコレクションがまたひとつ増えた。  
Posted by buu2 at 11:39Comments(0)林美佳里││編集

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2017年12月21日

らあめん花月 嵐 成田国際空港店 「THE淡麗醤油ラーメン石神SPECIAL'S」

らあめん花月 嵐 成田国際空港店 で、「THE淡麗醤油ラーメン石神SPECIAL'S」を食べてみた。以下、評価。




名称:花月嵐成田空港第一ターミナル店
種類:東京
場所:成田空港第一ターミナル
注文:THE淡麗醤油ラーメン石神SPECIAL'S
評価:1/BCC
2017.12.21.
コメント:8:00開店のところ、一番客として8:11に注文したら、「お時間かかります」と言われたが、4分ほどで完成。ネギなどは前日からの作り置きを入れてある銀のトレイのすみを叩くようにして間に合わせた様子だった。

ビニールパック入りの、かなり多めのスープの素をベースの出汁で割る形態。どこかのセントラルキッチンでまとめて作って、パック詰めにして各店舗に配送しているのだろう。これはこれで構わないのだが、スープ上層の脂が中心の層はかなりぬるい。一方で、下層のカエシとベーススープが中心の層は、熱くて味が濃すぎる。これは、単純に、パック入りで温度が低かったのスープの素と、沸騰していたベーススープがきちんと混ざっていなかったことが原因だろう。スープの素の脂分は上層に浮かび、水分はベーススープと混ざって、下層を形成したんだと思う。作り方がマニュアル通りだったかどうかは不明だが、パックの温度が指示より低かった可能性もある。また、味も貝類か、カツオからか、酸味が非常に強く、バランスが悪かった。食べ終わってから20分くらい経ってもその酸味が口から抜けなかった。

麺は細めのストレート。食べ始めて最初のうちは「バイトでもこれだけちゃんとした麺を提供できるんだな」と感心したのだが、後半ではすっかり伸びてしまい、コシが失われてしまった。原因がスープの温度の不均一にあったのか、麺のもともとの性質なのかは不明。

チャーシューは肉質が悪くまずいので、トッピングする価値はない。

僕にラーメンを作るときは作り置きで一晩以上保存して置いた具を出していて、僕にラーメンを作った後に、ネギを切り始めていた。



それなら、もう少し早めにスタンバっておいて、全部朝一に作れば良いのに。なお、食べ終わって5時間ほどでお腹を壊した。脂が多すぎたのだろう。

店名 らあめん花月 嵐 成田国際空港店 (らあめんかげつ あらし)
電話 0476-33-5920
住所 千葉県成田市三里塚御料牧場1-1 成田空港第1旅客ターミナルビル 5F
営業時間 8:00〜21:00
定休日 無休  

2017年12月20日

今日の紅花別館

日本橋三越で酒器展があると、その帰り道は紅花別館でカレーが定跡。ということで、今日も紅花別館でココットカレー。













相変わらず美味しい。

食べ終わって店を出る頃には店の前には大量の順番待ち客が。人気店らしい。  
Posted by buu2 at 12:30Comments(0)グルメ−カレー││編集

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2017年12月19日

さ和長

会社の営業部長が会計士試験の最終考査を終了したので、ささやかな慰労会。































実はこの後にも蕎麦があって、その蕎麦がすごく美味しかったのだけれど、残念ながら写真はなし。この店、来たのは10年ぶりぐらいかもしれないけど、良い店だ。もっと頻繁に食べに来たい。

店名 麻布さ和長 (あざぶさわちょう)
電話 03-3447-0557
住所 東京都港区南麻布5-15-11
営業時間 [月〜金]11:30〜14:30(L.O.14:00)17:30〜22:00(L.O.21:30) [土]11:30〜22:00(L.O.21:30) [日]11:30〜21:30(L.O.21:00)
定休日 祝祭日(土日は営業)  

蟻月池袋店のランチ

恵比寿蟻月の池袋店でランチ。






















もつ鍋は普通だったけど、ご飯がちゃんとしていてびっくりした。

店名 蟻月 池袋東武店
電話 03-5904-9550
住所 東京都豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店 14F
営業時間 [月〜土・祝] 11:00〜23:00(L.O.22:00) [日] 11:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日 東武百貨店池袋店に準ずる  
Posted by buu2 at 14:30Comments(0)グルメ−鍋││編集

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元木屋銀一朗新作「龍の角皿」

元木屋銀一朗新作、龍の角皿。







瞬時に嫁入り先が決まってしまった。  
Posted by buu2 at 10:30Comments(0)元木屋銀一朗││編集

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2017年12月18日

とんかつ大関

藤沢に美味しいトンカツ屋があるから食べてみてくれと言われたので、食べてきた。
















注文したのは特ひれかつ定食にカキフライ2つ追加。






















カツは、油のキレは良いのだが、肉の旨みはもう一歩。肉汁も不足気味。また、カツと衣の一体感がないのも残念だし、衣のサクサク感もあまり感じられない。また、衣は部分的に苦く感じるところもあった。温度が高すぎるのか、揚げる時間が長すぎるのかもしれない。また、ソースの味が悪い。塩は普通の塩だし、塩だけで食べることができるレベルにはない。

キャベツは美味しい。豚汁も美味しい。漬物はとりあえず付け足しただけのもの。ご飯も標準的。不味くはないけれど、素晴らしいとは言えない。

カキフライが一番美味しかった。この店ではカツよりもカキフライが良いと思う。

店名 とんかつ大関 (おおぜき)
電話 0466-33-2551
住所 神奈川県藤沢市辻堂東海岸1-10-14
営業時間 [月〜金]11:00〜13:30、17:00〜20:30 [土・日・祝日]11:00〜14:20、17:00〜20:30
定休日 水曜  

2017年12月17日

今日のえいすけ

今日はヒレカキ定食。

























1250円の定食でヒレカツとカキフライなので、コストパフォーマンスは最高。ただ、とんかつ評論家とすれば今回のヒレカツはちょっといただけない。下準備で肉を叩きすぎたのか、繊維が全く感じられず、ふにゃふにゃの肉になってしまっていた。やはり、柔らかければ良いというものではない。

ただ、もちろん、この価格だからね。カキフライやご飯や味噌汁はちゃんと美味しかった。

店名 えいすけ
電話 049-265-5152
住所 埼玉県富士見市東みずほ台2-6-7 1F
営業時間 11:30〜14:30 17:30〜22:00
定休日 不定休  
Posted by buu2 at 21:00Comments(0)グルメー定食屋││編集

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蕎遊子

軽井沢には良く行くのだが、なかなか美味しい店が見つからない。それでも何かあるかもしれないと思って、色々チャレンジするのだけれど、いつも落胆して終わる。今日は十割そばの宣伝文句に釣られてみることにした。

注文は鴨汁そば。



















あーーーー、これはだめだ。そばがもう決定的にだめ。これなら、僕たちの蕎麦打ち体験会の参加者のみなさんのそばの方が美味しい。

やれやれ。

店名 蕎遊子 軽井沢店 (そゆうし)
電話 0267-42-1345
住所 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東15-8
営業時間 11:00〜15:00 17:00〜21:00  

今シーズン初滑りは軽井沢







技術的課題を持っていて、意欲的に練習したいと思っているなら、このスキー場はあり。ただ、一日券が4500円とかなり高額。割引券を入手しておいた方が良い。  
Posted by buu2 at 14:00Comments(0)スキー││編集

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口福軒

軽井沢へ向かう途中の横川サービスエリア下りでラーメンをいっぱい。以下、評価。




名称:口福軒
種類:中華
場所:横川
注文:あぶり麦豚ラーメン
評価:1/BCC
2017.12.17.
コメント:麺はやや細めの縮れ麺。安っぽい感じはあるけれど、大きな問題はない。

スープは、出来合いのスープの素を薄めました、という感じで、見るべきところはない。しかし、塩気はあるので、麺を食べることは可能。

チャーシューは看板のはずだが、凡庸。

所詮サービスエリアのラーメンなので、こんなものだろう。どうしてもカロリーを摂りたいなら選択肢の一つとしてあり。僕は二度と食べないと思うけど。







店名 口福軒 (コウフクケン)
電話 027-395-2571
住所 群馬県安中市松井田町横川字大林950-2 上信越自動車道 横川サービスエリア下り線
営業時間 24時間営業
定休日 無休  

2017年12月16日

ベイビーステップ 47巻を読んで 少年マガジンの編集部は馬鹿と判明

突然連載が終了したベイビーステップ。アニメ化されたり、順調だと思っていたのに突然どうしたんだろう、作者急病?などと心配していたのだけれど、最終巻となってしまった47巻の末尾にヒントが。作者勝木光氏のコメントが書いてあったのだけれど、そこには

色々事情もあり
主に私の力不足
ここまでになってしまい残念
できればデ杯も描きたかった


という文字が並んでいた。これはつまり打ち切りということだ。少年マガジンの編集部は馬鹿だな。これからどんどん売り上げを落としていくと良いと思う。すでにマガジンを購入するのはやめていて、ベイビーステップの単行本を買うだけになっていたのだけれど、これで当分、もしかしたら一生、マガジンを手に取ることはないかもしれない。


  
Posted by buu2 at 23:22Comments(0)読書││編集

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井上雅子さんの蕎麦猪口2個セット

セットなのかどうかは不明なのだが。











  
Posted by buu2 at 15:00Comments(0)井上雅子││編集

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スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ 二回目

一回目は横浜のららぽーとでIMAX 2Dバージョンを見たんですが、二回目は豊洲のららぽーとで2D字幕版を見ました。

とても大事なことを書きますが、この映画は宇宙のシーンが多いこともあって、全般的に暗いので、IMAX版じゃないと半分も楽しめないと思います。米国と違って日本のIMAXはべらぼうに高いですが、それでもIMAXで見るべきでしょう。  
Posted by buu2 at 14:56Comments(0)映画2017││編集

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新宮さやか 蓮弁 盃

新宮さやかさんの蓮弁 盃。ギャラリー数寄で購入。










薄いので怖くて使いにくいけれど、造形は好き。  
Posted by buu2 at 14:30Comments(0)新宮さやか││編集

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澤谷由子「goblet 露編」

ギャラリー数寄で購入しておいて、一年以上ブログで紹介していなかった不義理で申し訳ないのですが、澤谷由子さんのゴブレットです。

染付といっちんのコンビネーション(マリアージュ笑?)が澤谷さんの表芸ですが、このゴブレットはその技術を詰め込んだものです。







内部にもぎっしり。しかも、グラデーション付きです。







そして、高台の内側にまで。ここまでやると、焼くときに板にくっついてしまうリスクもあったはずで、陶芸家ならあまりやりたくない作業だと思います。でも、その「駄目押し」こそが、この作品の価値を高めていると思います。というか、ほとんど隙間がなく、どうやって焼いたんだろうと不思議に思うほどです。きっと、何か工夫しているのでしょう。




これを購入するかなり前に東京で個展を見ていて、その時はダメ出しするだけダメ出しして、「まだ伸び代がある」などと偉そうなことを言って買わなかったのですが(同行した親戚は購入)、

澤谷由子 個展 ー雪糸紡ー
http://buu.blog.jp/archives/51515068.html

この数寄さんの展示では、たくさんの作品の中からこの作品と新宮さやかさんのだけを購入したので、酒器展の中でも行列完売だった人気作家を除けば、出色のできと感じた作品です。

澤谷さんは、この頃を最後に、こうした足し算の作品(詰め込むだけ詰め込む作風)を卒業し、次の段階へと進んだようです。個人的には、卒業と言わず、時々はこういったてんこ盛りも作って欲しいと思います。どんな歌手でも、コンサートでは昔の歌を数曲歌いますし、それを聴いて喜ぶ客もいるものです。

何はともあれ、この作風の、最も成熟した時期の作品を手に入れていたことは幸運としか言いようがないです。  
Posted by buu2 at 14:21Comments(0)澤谷由子││編集

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2017年12月15日

22

銀座の22で忘年会。




























この店のフロア係のお兄さんは勧め上手で困る(苦笑)。なお、どれも美味しかったです。食べきれなかったけれど。米国だとto go bagに入れてお持ち帰りできるんだけどね。  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)グルメ−フレンチ││編集

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元木屋銀一朗最新作

松竹梅と牡丹の鉢












柿の菓子受け













  
Posted by buu2 at 15:30Comments(0)元木屋銀一朗││編集

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この、アップルストア前の行列は何?







今日は何か発売されるんだっけ?

並んでいるのは、東アジアからの外人ばかりなんだけれど。はて????  
Posted by buu2 at 15:00Comments(0)日記││編集

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篝 Echika店

いつのまにか池袋の地下に篝ができていた。銀座に二店を構えるよりはずっと効率的だと思う。しかし、この店、これだけ良い場所に立て続けに出店できてしまう背後には何があるのだろうと不思議に思う。




名称:篝 Echika店
種類:独自
場所:池袋
注文:蛤と牡蠣の醤油SOBA
評価:4/AB-
2017.12.15.
コメント:注文したのは蛤と牡蠣の醤油SOBA。麺はやや細めのほぼストレート。コシがしっかりしていて、スープの絡みも良い良品。ハンドリングも丁寧で問題ない。

スープは貝の旨味が前面に出ている醤油味。いくらなんでもこれは強烈すぎるだろ、というくらいに貝の旨味が出ているのだが、バランスが崩れる手前のギリギリのところで踏みとどまっている。

チャーシューは鶏肉だったので評価なし。

好調な店の支店だが、銀座の地下の支店に比較するとずっと丁寧にラーメンを作っていて、好感が持てる。

店名 銀座 篝 Echika池袋店
電話 03-3981-3808
住所 東京都豊島区西池袋3-28-14 エチカ池袋
営業時間 11:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日 Echika池袋に準ずる  

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ

次から次へと驚きのあるストーリーが展開され、時々は「こうなるに違いない」とか「こうなって欲しい」という期待を裏切るので、観ていて飽きることがない。この辺は、展開がまぁまぁ良くできている。ただ、絶賛かというとそうでもない。ストーリーが凄く軽い感じで、いよいよディズニーのものになっちゃったんだな、と感じた。あぁ、この場面はディズニーランドのライドに使いたいんだな、と感じる部分も少なくなかった。

冒頭のシークエンスの出来はなかなかだったのに。

いくつかのストーリーが同時並列で進行するのは良いのだが、そのストーリーに濃淡がありすぎて、「こんなのどうでも良いから、あっちを進めてよ」と思ってしまうこともあった。これが全部ハラハラドキドキなら良かったのだが。

カジノのくだりは存在価値あったのか?この辺は、脚本の練り込みが足りないと感じた。

一番残念なのは、いくつかの場面での質感。例えばスノークのいる部屋の床や壁は、それには相応しくないちゃっちいものだ。銀河中から金を巻き上げているのだから、華美ではなくても、もうちょっと美術さん頑張ろうよ、オリエント急行殺人事件は頑張ってたよ、と思った。

JJは過去作に色々リスペクトしていてそれを探すのも楽しかったんだけど、今作はI have a bad feeling about it.がなくて驚いた。他にも、ルーカスフィルムっぽさというか、旧作に対する愛情が希薄だった。

決して悪くない。でも、素晴らしいとも言えない。つじつま合わせが不要な分、スピンアウトのような全滅展開の必要もない。好きにやれるのに、意外性でゴリ押ししちゃうのはどうなんだろう。やっぱり、全部JJに監督してもらった方が良かったんじゃないだろうか?

エピソード9の大団円に向けての助走と前向きに考える努力をしようと思う。  
Posted by buu2 at 14:20Comments(0)映画2017││編集

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2017年12月14日

今日のマンジェ

大阪まで来てマンジェで食べないわけにはいかない。中島みゆきを観て、一泊してマンジェで食べて東京に戻るというパターンは二度目である。今回は豪華に特上カキフライを追加してみた。

























とんかつは黒豚と特ヘレのセット。










そして、問題のカキフライ。







相変わらず、満足度が最高レベルに高い店である。ちなみに店の前のノートに名前を書いたのが11時。これがほぼラスト。入店したのが14:45ごろ。食べ始めたのが15:05ごろである。

ほとんど最後の客ということもあって、店主と色々喋ることができた。最近は外国人、特に東アジアの客が多いとのこと。そういえば、店の外に並んでいた時、スマホに自動翻訳と思われる怪しい日本語を提示して「どうすれば良いのか」と聞いてきたアジア人女性がいた。英語はわかるということだったので、英語で「リストに名前を書く必要がある」「昼の部はすべて終わっていて、夜の部しか予約できない」「店の前で待っている必要はない」「携帯の番号を書いておけば、あとで連絡をくれる」「電話をもらってから10分を経過すると、予約が無効になる」と解説してあげたのだが、若い女性がひとりで食べにくるのだから、雑誌かネットメディアで紹介されたのだろう。海外は、フライパンで作る油料理はあるけれど、とんかつや天ぷらみたいにどっぷり浸けちゃう料理はあまりないものね。

ところで、この一年ほど見かけない美人シェフは今日もいなかった。やめちゃったのかな。  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)グルメ−とんかつ││編集

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中島みゆき 「夜会工場」VOL.2

本当ならこの時期には日本にいるはずではなかったので、チケットを買ってなかった夜会工場なのだが、試しに当日券の電話をしたら、あっさり確保できた。これはここ最近のいつものパターン。当日券でも結構良い席があったりするので侮れない。基本的にはダメ席だけど。

それで、日本橋高島屋で酒器展を見ていたのだけれど、近所の大黒屋で新幹線のチケットを買って、大阪へ。これで、水曜と木曜に入れてあった用事は全部キャンセルである。

3時間後には大阪に到着。梅田近くのフェスティバルホールへ。客も高齢化が激しい。

IMG_1527


チケットは、関係者受付で引き換え。

IMG_1528


予想通りというか、期待に反してというか、ひどい席(苦笑)。3階最後列の端から3番目である。ただ、以前は最後列の一番端だったので、それよりはマシである。

IMG_1529


さて、夜会工場。VOL.1は見ていないのだけれど、評判が酷かったのは知っていた。最近の夜会もどうもイマイチなので、実のところ全く期待していなかったのだが、オープニングの「泣きたい夜に」一曲で、「来てよかった」と思ってしまった。

鳥肌が立つのはこの1曲だけだと思っていたのだが、第二部の「1人で生まれて来たのだから」も良かった。

コンサートは、時々簡単な解説的MCをはさんで進行。この内容が短いながらもちゃんと笑える内容になっていて、工夫が感じられた。あとは、中島みゆきの歌、共演者のカラオケ、インストで構成。残念だったのはカラオケで、他の歌手がどんなに上手に歌っても、中島みゆきが歌いだすと、消えてしまう。合唱では、中島みゆきの声を探してしまう。やっと見つけると、そこから後は、他の歌手の声はノイズでしかなくなる。これはもう格が違うから、としか言いようがない。中島みゆきの歌と、後はインストならもっと良かったと思う。

意外と、夜会よりも楽しめた。普通のコンサートの方がずっと良いけど。あと、過去のDVDを見てみようかな、という気になった。買ったけれど、パッケージを破ってないのが何枚もあるんだよね。

以下、ネタバレセトリ。
IMG_1531
  
Posted by buu2 at 13:19Comments(0)中島みゆき││編集

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清正




名称:清正
種類:横浜
場所:近鉄八尾
注文:清正新味
評価:4/BBB
2017.12.14.
コメント:麺は太麺指定で太めのストレート。コシは十分だけど、麺の表面に水の膜が形成されていて、食感が悪い。




スープは鶏ガラ中心のしょうゆ味で、横浜ラーメンに近い。脂の量に比較して味が薄く、ちょっとバランスが悪い。

チャーシューはなかなか美味しい。










店名 清正 八尾店
電話 072-929-2525
住所 大阪府八尾市山城町1-2-8
営業時間 11:00〜14:00 17:00〜22:00
定休日 火曜(祝日の場合は翌平日)  

2017年12月13日

鳴門鯛焼本舗

天然物の鯛焼き屋さんだけど、「天然なら良い」という一般的認識を逆手に取ったような店。二種類食べてみたけれど、特筆すべきポイントはなかった。
















別に、まずいわけではない。

店名 鳴門鯛焼本舗 十三店
住所 大阪府大阪市淀川区十三本町1-2-27
営業時間 10:00〜23:00  
Posted by buu2 at 23:20Comments(0)グルメ−スィーツ││編集

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亀王

新大阪で何か食べようと思って入った店。この手の一等地に出店できるのは背後に強力な資本力がある店か、地主ぐらいなので、美味しいことは稀なのだが・・・。




名称:亀王
種類:福岡
場所:新大阪
注文:亀王らーめん昔味
評価:5/ABC
2017.12.13.
コメント:麺は極細のストレート麺。最近のこの手の麺の品質はかなり高いので、扱いによっぽど問題がない限りは高い評価ができる。この店の場合、立地が良いので客数が稼げる。結果として麺方の経験が豊富になって、腕が上がったのだろう。麺の扱いはなんの問題もなかった。

スープは美味しいけれど替玉は無理なレベル。念のため替玉してみたのだが、当然のように味が崩れた。残念ながらテーブルの上には役に立ちそうな調味料や具がなくて、調節不可能だった。




チャーシューはまぁまぁ。九州系としては悪くないと思う。調べてみたら大阪を中心に20店舗以上を展開する多店舗展開の店だったので、肉質を落として稼いでいるのだろう。

良くも悪くも、多店舗展開展の特徴が良く出ている店だった。




店名 亀王 JR新大阪駅店
電話 06-6305-6600
住所 大阪府大阪市淀川区西中島5-16-1 JR東海新大阪駅 メディオ大阪2F
営業時間 10:00〜23:00 (L.O. 22:30)
定休日 無休  

日本橋高島屋酒器展(亀江道子さん、本多亜弥さん)

せっかくやっていたので、朝一ダッシュ。

人気だったのは、なぜか伊藤北斗さん(だと思うけど、違うのかな?)。旧作も展示されていたんだけど、こちらは見向きもされず、新作は完売。不思議。




個人的に気になったのはまず亀江道子さんという京薩摩系の作家さん。空女と似ているけれど、器は空女よりも厚みがある。何かしらの関係があっても不思議ではないのだが、陶芸作家は本当にたくさんいて訳がわからない(笑)。

もうひとりは、本多亜弥さんという染付作家さん。この人のもみじの酒器は、もう少しで買っちゃうところだったけれど、来年3月に日本橋三越で個展開催とのこと。この時期は日本にいる予定なので、慌てることもないかなと踏みとどまった。




12:30追記
伊藤北斗さんの作品は、昼過ぎに再登場。どうも、値札が間違っていたために一度下げたようだ。  
Posted by buu2 at 11:21Comments(0)陶磁器││編集

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2017年12月12日

政寿司

錦糸町で飲み会ということで、いつもの政寿司へ。ここは駅から遠いし、食べログで調べてくるような店ではなく、地元の人に愛されているタイプのお寿司屋さん。でも、こういう店の方が当たりが多い。











































店名 政寿司
電話 03-3622-5875
住所 東京都墨田区石原4-26-1
営業時間 (昼)11:00〜14:00 (夜)17:00〜23:00
定休日 月曜  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)グルメー寿司││編集

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子宮頸がんワクチンに反対している奴らって、こんなのだよ(苦笑)

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Posted by buu2 at 16:03Comments(0)ネットウォッチ││編集

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むてっぽう

陶芸教室のすぐ裏にあって、前にも一度食べたことがあったのだが、なぜかレビューを書いてなかったので、再食してみた。




名称:むてっぽう
種類:東京西部
場所:池袋
注文:ファイアー醤油らーめん
評価:5/BAC
2017.12.11.
コメント:麺は中位のストレート。正直、食感は好きではないのだが、コシがあるし、スープの絡みも悪くない。余計な臭いもなく、ちゃんとしている。

スープは豚骨ベースで魚介系の出汁を効かせた東京西部タイプ。ピリ辛のファイアーを注文したのだが、適度な辛さで良かった。この店のスープは出汁をきちんととったというよりは魚粉や唐辛子をぶちこんで味を調整した感じ。でも、そういう乱暴な作りであっても、きちんと味が調整されているので満足できる。

チャーシューは肉質が悪く美味しくない。サイズも小さく、おまけの位置付けだった。

意外とバカにできない。

店名 ラーメン むてっぽう 西池袋店
電話 03-3971-6070
住所 東京都豊島区西池袋1-13-8
営業時間 11:00〜23:30
定休日 無休  

2017年12月11日

バードランド 丸の内店

丸の内のバードランドで飲み会。























































僕の誕生日のお祝いで、僕はお金を払わなかったので、評価は不記載。

店名 バードランド 丸の内
電話 03-6269-9825
住所 東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング B1F iiyo!!(イーヨ!!)内
営業時間 【月〜金】11:00〜14:00(L.O.13:30) 【月〜土】17:00〜23:00(L.O.22:30)
定休日 日・祝  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)グルメ−焼き鳥││編集

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DESTINY 鎌倉ものがたり

横浜生まれ、横浜育ちから見ると鎌倉は京都のように排他的で、坂が多く、道路はいつも渋滞で、住みたくない町の筆頭なのだが、この映画の中ではその鎌倉が異常なまでに美化されていて違和感ありまくり。冒頭の断片的なシーンが、「一体、それはどういうルートなんだ?」と感じてしまう順番で描かれているのにも違和感を持ったけど、あれってちゃんと道順通りに並べてあったのだろうか?

じゃぁ、つまらないかといえばそんなこともなく、堺雅人は安定の演技を見せているし、高畑充希の演技も、いつも同じテーストではあるけれど、可愛らしい。そして、役者では、この2人よりも安藤サクラが良い。この子は「愛のむきだし」以後ずっと注目してみてきたけれど、柴咲コウやキムタクのように、何をやっても同じ演技になる役者の対極で、いろんな引き出しを見せてくれるところが素晴らしい。ちょい役なのに、抜群の存在感である。特撮は、手抜きは感じられるものの、これは多分予算の都合で、総じて悪くない。ストーリーも、貧乏神のエピソードが○○○○○○○○○○○○○○(公開直後につき伏せ字)だったりはしたものの、最後まで破綻なく進む。

一番の問題は予告編で良い場面をほとんど出し尽くしていたことで、実際に本編を観たら、予告編以外では死神と黄泉の国の描写以外はサプライズがなかった。予告編でハードルを高くしてしまった典型で、お陰で何か食べ足りなく感じてしまった。もっと面白そうだったのに、と。

見所を全部予告編にのせてしまえば、客は増えるだろう。でも、客の満足度は下がる。もうちょっと、映画ファンを増やすような配慮が欲しかった。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 12:09Comments(0)映画2017││編集

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料理屋で、料理を食べるのか、情報を食べるのか

こんなニュースがYahoo!のトップにあがっていたんだけれど、

“東大卒、日テレ社員“のエリート人生を捨て、落語が聞ける小料理屋の女将に。「世の中を面白くしたいじゃないですか」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171210-00010001-huffpost-bus_all

この記事を読むと、料理のことがほとんど書いてない。店主の経歴とか、落語についてはたっぷり書いてあるけれど、美味しいのか、まずいのかはさっぱりわからない。だいたい、店主一人で切り盛りしていて、座席数が30って、いくらなんでも無理がありすぎないか???

ちなみに、似たような先行事例として要町の「もり山」をあげることができるのだが、

もり山
http://www.moriyama.tokyo

こっちは席数5席で、それでもかなり大変そうだ。

もり山の料理は、たとえばこんな感じ。

今日のもり山@要町
http://buu.blog.jp/archives/51548345.html

「もり山」を紹介するには、酒と料理の写真だけで十分だ。

「やきもち」がどれだけ美味しい料理を食べることができるのか、僕はそちらの方に興味があるのだが、一般の日本人たちは、店主が東大卒だとか、元日テレだとか、時々落語を楽しめるとかの方が大事なんだろうか。少なくとも、僕はこの記事を読んでもこの店に行ってみたいとは思わなかった。良い店なのか、ダメな店なのかは食べてみないことには判断不能だが、この記事は、そういう意欲を失わせるのに十分だった。  
Posted by buu2 at 11:50Comments(0)ネットウォッチ││編集

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にんにくや

僕がラーメン評論活動を開始した1993年あたりだろうか、小金井とか、是政とかで営業していて、その後徐々に支店を増やして行ったあの「にんにくや」の関連店かもしれない。ただ、麺もスープも当時のにんにくやとはだいぶ違うような?とりあえず、評価。




名称:にんにくや
種類:東京とんこつ
場所:中央林間
注文:しょうゆチャーシューメン
評価:3/CAB
2017.12.9.
コメント:麺は中位よりやや細いかな、という程度の太さで、弱くよりが入っている。明らかに茹ですぎで、コシが足りない。

スープは豚骨鶏ガラブレンドで、分類としては東京とんこつになるだろう。見た目はあっさりタイプだが、味がしっかりしているので、生にんにくを投入してもちゃんと持ちこたえるところが素晴らしい。

チャーシューも味付けがしっかりしていて、肉質もほどほど。素晴らしく美味しいわけではないけれど、トッピングしたことを後悔することはないだろう。










店名 らーめん にんにくや
住所 神奈川県大和市中央林間3-5-2
営業時間 19:00〜翌3:00
定休日 日曜日、祝日  

MBTウォーキングショップ吉祥寺が閉店セール開催中

吉祥寺で10年以上営業してきたMBTショップが閉店とのこと。




この店は、ICI石井スポーツスキー本店や神田コンペ館でスキーヤーたちのブーツの面倒をみてきた宮内さんが、靴選びや歩き方について丁寧にコーチしてくれる貴重な店だったので、とても残念である。

現在、閉店セール開催中とのことだったので、吉祥寺まで行って、買ってきた。




まだまだサイズがあるし、お買い得品も積んであるので、一足買ってみたいという人は今がチャンスである。伊勢丹などのデパートでも扱いのあるMBTだけど、売り場面積の都合で実際に歩き回ったり、歩き方を教えてもらうのは、各地にあるショップの方が良いと思う。

なお、宮内さんとは仲良しだけど、ステマではない(苦笑)。お買い得なのも、僕が2足買ったのも、その際に特別な割引がなかったのも、閉店後に飲みに行ったけれど完全に割り勘だったのも、本当。  
Posted by buu2 at 11:05Comments(0)買い物││編集

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