2018年06月30日

Caps Fan Fest

今日はKettler Capitals Iceplexでファンフェスタがあり、スタンレイカップと写真を撮ることができるとウェブサイトで知って、暑い中電車でやってきた。ウェブサイトでは13:15までに並ぶようにとのことだったのだが、念のため、8時に家を出て、9:30に到着した。ところが、その時点ですでにこんな大行列。




これで本当に写真が撮れるのかと心配になった。列はなかなか前に進まず、イベントが開始しても、ほとんど場所がかわらない。途中でいったいどのくらい並んでいるのか確認してみると、列の先頭から僕の場所までで歩いて約8分を要した。これは長丁場である。椅子を持ってきてよかった。

途中、横入りをして来るやつがいたのだが、ピストルを持っていると面倒なので泣き寝入り。写真だけ撮っておいてやった。




並んでいるのは駐車場の中で、撮影会場は屋上。暇なので、選手たちのバナーなど撮影。










明るいところまで来た時点で終了予定時刻の14:00を過ぎていた。ということは、4時間半行列していることになる。しかし、目的地が見えてきたことで、「もうひと頑張り」と思うことができる。

ここへ来て、「撮影は16時で終了、列のここから後ろは可能性がないので、解散するように」との通達があって、僕のすぐ後ろで列が打ち切られた。




ラッキーといえばラッキーだが、まだ間に合う保証はない。

子供達もぐったり。




そして、撮影している人たちに「急げ、まだ行列している人間がいるんだぞ」という声が上がる中、16時となってイベントは終了。スタンレィカップは片付けられてしまった。僕まではあと30人ぐらいだっただろうか。

仕方ないので、屋上で写真を撮って解散。6時間半並んで、何の成果も得られずに終わった。






良くみんな素直に従っているなぁと思ったら、警察が出動して暴動を防いでいた。なるほど(苦笑)。  

Posted by buu2 at 16:30Comments(0)アイスホッケー││編集

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2018年06月29日

Jurassic World: Fallen Kingdom(ジュラシック・ワールド/炎の王国)

暇だったので観て来た。ムービーパス(月額10ドル)があるとちょっと暇があれば映画を観ることができるのでありがたい。

例によって薄っぺらいストーリーなので、ちょっとでも書くと全体のストーリーのネタバレになってしまい、書きにくい。ジュラシック・パークがあった島が火山の噴火によって全滅しそうになっており、野生化した恐竜の救助に向かう、というのが端緒。例によって軽装備で向かうため、すぐに大きな被害が出る(苦笑)。

いつもの、恐竜に襲われた人間が逃げ惑う、という作品で、死ぬ人間と生き残る人間が大方わかってしまうところがちょっと興ざめ。とはいえ、恐竜たちが違和感なく暴れまわるさまは、さすがドリームワークスというクオリティである。

ストーリーを楽しむのではなく、恐竜を観て楽しむ映画。その目的で観に行くなら、それなりに楽しめると思う。

すでに次作の製作も決定しているようで、エンドロールの最後にちょっとした予告のような映像がある。別に観なくても死なないだろうけど。

評価は☆1つ半。  
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2018年06月28日

日本対ポーランドが凡戦になった理由

W杯H組の、試合前の状況はこんな感じだった。

コロンビア 勝てば確定、引き分けると日本次第、負けると敗退
セネガル 勝てば確定、引き分けても確定、負けると敗退
日本 勝てば確定、引き分けても確定、負けるとコロンビアセネガル次第

なお、試合開始時点で順位は日本、セネガル、コロンビアの順。試合前の決勝トーナメント進出のための条件検討はかなり混沌としていた。

一番最初に試合が動いたのは日本ポーランド戦で、日本が失点した。この時点で順位はセネガル、コロンビア、日本の順。コロンビアとセネガルにこの情報が周知されれば、「残り時間は時間稼ぎで終わろうぜ」という共通理解が発生してもおかしくなかった。ただ、日本が同点に追いつく可能性はあったので、コロンビアとしては、万一日本が追いついた場合に取り返しがつかなくなる。モチベーションの点でコロンビアが優っていたのかもしれない。

日本の失点からあまり時間をおかずに、今度はコロンビアが先取点を取って、順位はコロンビア、日本、セネガルとなった。セネガルはとにかく負けたら終了なので、攻撃に転じる必要があったのだが、実際には足が止まっていて、効果的な攻撃はほとんどできなかった。

西野の1−0負け狙いの采配の是非は、このセネガルの状況を正確に把握していたか、ということだ。当然、試合を偵察している人間はいたはずで、セネガルが同点に追いつく可能性についても報告があったはずである。そして、偵察隊からの報告は「セネガルが敗退する可能性が高い」という見立てだったのだろう。その判断は間違っていなかった。

日本は無理して1点を取りに行って引き分けに持ち込んだとしても、勝ち点は5である。コロンビアの6には及ばないので、H組内での順位に変動はない。点を取りにいくなら2点取らないと意味がなかったのである。しかし、それは不可能に近かった。というのも、ベストメンバーから6人も選手を替えてしまい、しかも交代枠は残り1枚しかなかったのである。

対戦相手のポーランドはすでにリーグでの敗退が決まっていて、得点王などの記録もかかっていないため、勝って思い出が作れれば満足、あとは下手に怪我などして余計なお土産を押し付けられたりするのに注意すれば良い。

こうして日本とポーランドは点を取りに行くモチベーションを失った。一方で、セネガルとコロンビアが日本ポーランド戦に派遣した情報部隊からも、日本とポーランドは引き分け狙いという情報が伝わったはずだ。ここで日本にラッキーだったのは、決勝トーナメントの山に大きな差があったということである。決勝トーナメントの山をFIFAランクで書くと対戦はこんな感じである。

●2位の山
14位ー4位
7位ー5位
2位ー15位
3位か12位ーH組2位

●1位の山
10位ー70位
20位ー12位
24位ー6位
3位か12位ーH組1位

これは、どう考えても1位の方が上位進出の可能性が高い。これが逆であれば、コロンビアが2位狙いで手を抜く可能性もあった。しかし、実際は、わざわざ2位になる理由はない。おまけにわざと失点した後、セネガルが引き分け狙いになる保証もない。間違って2点取られてしまい、リーグで敗退となればシャレにならない。

この時点でH組の各チームの戦略は、

コロンビア このまま失点せずに勝ち切る
ポーランド 怪我を避けつつ勝ちきって思い出作り
セネガル とにかく1点!
日本 間違って失点しないようにしつつ、コロンビアにお願い

となった。そして、結局、コロンビアは守りきった。

日本戦がつまらない試合だったのは間違いないが、つまらなくなったのは監督のせいではなく、W杯の仕組み、この試合が各組のほぼ最後の試合でリーグの山がほぼ決まっていたこと、ポーランドの敗退が決まっていたこと、負けても1−0なら展開次第で日本のトーナメント進出が可能だったことなど、日本にとっていくつもの幸運が重なっていたことが原因だ。

コロンビアとの試合で、開始直後にPKをプレゼントされ、相手の守備のキーマンが退場になるという異常なまでの幸運に恵まれた西野ジャパンだが、この試合でもその強運っぷりは健在だった。しかも、リーグ勝ち抜けが決まっていない状況下で先発6枚入れ替えというありえない采配をやったのに、終わってみれば主力の温存を実現した。この結果オーライ力こそが、西野ジャパンの底力である。

さて、次はランク3位のベルギーが相手である。西野の運はどこまで通用するのか、とても興味深い。なお、僕は引き分け狙いは否定しないのだが、先発を6人も替えて、山口や高徳といった使えないとわかっているメンバーに思い出作りをさせたのは非難に値すると思っている。

順調に勝ち進むと、相手はFIFAランクで3位、2位、4位、6位となる。全部勝ったらすごいね。

#ちなみに、10年ほど前、いつも正念場で神風を吹かせるジーコという監督がいたのだが、彼の場合はW杯本番直前で運が底をついた。  
Posted by buu2 at 21:06Comments(0)日本代表││編集

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2018年06月27日

アトランタのトレジョ・トートーバッグ

ジョージア州に引っ越したゆきちゃんがDCに遊びに来たんだけれど、お土産でトレジョのトートーバッグを買って来てくれた。アトランタって、桃が名産なのかな?


  
Posted by buu2 at 22:42Comments(0)日記││編集

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2018年06月26日

うちのアパートで火事

大きなマンションに長いこと住んでいると一度や二度は火事があるわけで、今日はうちのアパートで火事があった。家でうだうだしていたら、22時過ぎに警報が鳴って、誤報かな、と思いつつ様子を窺っていたら、家の前の公園に逃げ出してきた人がたくさん見えたので、これはやばい、と逃げ出した次第。







非常階段が渋滞していたりして、ちょっと緊迫した場面もあったけれど、大ごとにはならずに済んで良かった。




24時間働き続けているおまわりさんはご苦労様である。  
Posted by buu2 at 00:30Comments(0)日記││編集

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2018年06月25日

SI PRESENTS: 2018 NHL CHAMPIONS

Sports IllustratedのCAPS特集号を入手した。




やっぱり、最初の写真はHoltbyの神の手だった。いやぁ、あれはマジですごかったよ。あの1プレイだけで伝説になるレベル。

なお、通販で購入可能です。日本から買えるかどうかは知らないけれど。

https://backissues.si.com/storefront/2018/si-presents-2018-nhl-champions/prodSI20180628SPEC.html  
Posted by buu2 at 22:30Comments(0)アイスホッケー││編集

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2018年06月24日

太田啓子弁護士の主張と長谷川豊の主張の相同性

太田啓子弁護士が、下記の記事で誘拐肯定映画の放送について解説しているのだが、

『幸色のワンルーム』放送中止に批判の嵐……弁護士・太田啓子氏が「誘拐肯定」の意味を語る
http://www.cyzowoman.com/2018/06/post_190588_1.html

この記事を読んで、すぐに僕が感じたことはこれである。




太田氏の主張のどこが受け入れにくいかといえば、この部分に尽きる。

『誘拐ドラマがダメなら、殺人ドラマも強盗ドラマもダメってこと?』と言う人がいますが、ここには決定的な違いがあると思います。殺人や強盗は『悪いこと』という共通認識、不動の前提がある一方、誘拐に関しては『悪いこと』と認識しない人がいるのです。


殺人は悪いことと共通認識があるが、誘拐はそうではない、という感覚はあくまでも太田氏個人のもので、万人に共通とは思えない。それを以って「決定的」と言ってしまうところ、理解に苦しむ。殺人を悪いと思っていない人もいるだろうし、それ以上に誘拐が悪いことだと感じている人は非常に多いはずだ。くだんの、朝霞市の誘拐だって、犯人は社会に隠れて誘拐、監禁していたわけで、自分が悪いことをやっている、社会から容認されないことをやっているという自覚はあったはずだ。

なお、これは余談だが、僕は朝霞の事件では朝霞市立第三中学校と誘拐現場(朝霞市三原)のすぐそばにずっと住んでいて(朝霞市東弁財)、事件の始まりから終わりまで、すごく身近な事件として受け止めていた。結果的には、誘拐までのすべてのことが当時の僕の14階の自宅から一望できる場所で起きたことだった。

誘拐が悪いことと認識しない人がいるというなら、窃盗はどうなのか、万引きはどうなのか、大麻はどうなのか、未成年者の喫煙はどうなのか、違法駐車はどうなのかといった具合にグレーなことは山ほど出てくる。太田氏はわかりやすくするつもりで殺人や強盗を例に出したつもりかもしれないが、極端な例を出すことで正当性を担保することはできない。

また、犯罪を肯定的に描いた名作も、過去にはある。「スティング」(詐欺)などは代表例だが、「ゴッドファーザー」(殺人を中心になんでもあり)シリーズにとどまらず、北野武監督や園子温監督などの作品にも、必ずしも絶対悪として殺人を描いていないものがいくつも存在する。監督という切り口をはずせば「白夜行」(小説、映画、ドラマ)なども例としてあげられるし、逆に誘拐に限定したとしても、名作かどうかはともかく、「コレクター」とか、「完全なる飼育」などの作品がある。最近なら「八日目の蝉」という、映画のみならずNHKでドラマ化された作品も存在する。こうした反例として、破壊屋さんはこんな例を挙げている。




何が良くて、何が悪いのか、判断は「個人の感覚」に立脚する。一つをダメとすれば、「じゃぁ、これは?」「あれはどうなの?」という疑問が次から次へと湧いてくる。

また、この手の議論では時々「被害者が見たらどう思うか」という主張が見られるのだが、それを言うなら交通事故の被害者は事故のシーンを見たくないだろうし、小売店を経営している人は万引きのシーンを見たくないだろうし、薬物中毒者も、家族に自殺者がいる人も、見たくない場面はあるはずだ。

ざっとまとめてみると、次のような項目について、「それって、個人の感覚だよね」という部分がある。

◯その犯罪が、どの程度「悪いこと」として社会に認識されているか
◯どの犯罪までが作品の表現として許されて、どこからが許されないのか
◯作品の中で、犯罪をどう表現すれば良いのか、どう描けば肯定的で、どう描けば否定的なのか
◯描かれている犯罪を見る側がどう受け止めるか

これらは、全て心理主義による判断に委ねられてしまう。それゆえ、太田氏の主張をすんなりと受け入れることができないのだ。そして、その心理主義的な判断による規制の正当化は、2年前に長谷川豊という馬鹿が展開した論法と同じ危険性を孕んでいる。詳細はこちらを見てもらうと良いのだが、

長谷川豊というキチガイ
http://buu.blog.jp/archives/51532632.html

僕の主張の要点は、「どこからどこまでが個人の責任と断定できないことについて、全て個人の責任と断定することは不当である」ということだ。長谷川豊は「そのまま殺せ」とまで表現したのでキチガイ認定したのだが、境界が不鮮明なところに個人の感覚で線を引くという点では、長谷川豊と今回の太田氏の主張は同質である。

太田氏の主張が正当かどうか判断しようと思うなら、太田氏が記事の中で書いている「法律を作れと言っているのではない」をあえて想定し、立法化を考えてみると良い。「文芸作品、映像作品などで誘拐を肯定的に描いてはいけない」と法規制するとどうなるのか。誘拐とは何か、肯定的とは何か、誘拐はダメで殺人や大麻吸引は良いのか、そもそもなぜダメなのか、色々な疑問が生じてくる。

僕は理化学研究所の組織規程を作ったり、あるいは経産省の役人として法律を作る立場にいたことがあるのだが、その時にもっとも重視したことは、「誰が読んでも同じ受け止め方をする書き方、内容にする必要がある」という点である。今回の太田氏の主張は、様々な疑問に一切答えず、「私が不愉快だから、ダメなものはダメ」と言っているように感じられるのである。

その上で、太田氏は法制化を主張していない点を長所として書いているのだが、

私も含め、放映を批判した人たちは、例えば法律をつくって、女児誘拐を肯定的に描くことを禁止しましょうなどということは言っていないのに、『表現の自由への弾圧』などというのは、議論の次元を誤解した的はずれな反応です。表現物や表現者のスタンスへの批判や論評も、表現の自由の行使ですしね。そうではなく、公共空間のあり方や、社会規範の作り方の話をしているのですが


このように法制化を避けて、現場の判断に丸投げする姿勢は僕は支持しない。こういう姿勢の典型例が日本での喫煙規制で、明確な規制がないことによって、目に見えない「マナー」「常識」の問題に帰着されてしまい、現場にコンフリクトを発生させている。実際、このブログで何度も書いているのだが、僕は三菱総研時代、禁煙の執務室での喫煙の容認を許容できず、転職するに至った(1996ー1998年ごろ)。現在の飲食店でも、時々隣のテーブルの客から「タバコを吸っても良いですか?」と聞かれて微妙な空気になることがある。現場での衝突を生まないように、わかりやすく法規制するのが一番正しいのである。そして、法規制が違憲だというなら、そもそもその圧力が筋悪ということになる。

放送したことによって放送局を批判したり、作品を批評することは一向に構わないと思うのだが、放送前に、放送の是非について視聴者サイドが「これはダメ」「これはオッケー」と意見を言って圧力をかけることには、大きな違和感を持つ。

なお、僕は太田啓子という弁護士のこれまでの主張、情報発信、活動、略歴等について何も知らない。  
Posted by buu2 at 15:03Comments(0)ニュース││編集

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2018年06月23日

国会議員不祥事 大分1区、自由民主党、公明党推薦、衆議院議員穴見陽一

新しく「国会議員不祥事」というカテゴリを作ることにした。馬鹿な議員が多い上に、あいつらは何かやらかしても「大人しくしていればそのうち忘れる」とタカをくくっている節がある。実際、人間の記憶はどうしたって薄れていくので、ちゃんと記録しておく必要がある。今後は与党、野党関係なくリストアップしていく予定だ。記念すべき第1号は自民党の穴見陽一である。

穴見 陽一(あなみ よういち、1969年7月24日 - )
自由民主党所属の衆議院議員(大分1区(大分市)選出)
株式会社ジョイフル第2代・第5代代表取締役社長
ジョイフル創業者の穴見保雄の長男
同社顧問(元社長)でアメイズ副社長の児玉幸子は叔母、現社長の穴見くるみは妻、アメイズ現社長の穴見賢一は実弟
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
清和政策研究会
TPP交渉における国益を守り抜く会
公益財団法人大分がん研究振興財団 理事

2018年6月15日、衆院厚生労働委員会において、自身も受動喫煙によるとみられる肺がん患者長谷川一男氏が参考人として意見を述べている最中、参考人に対して「いい加減にしろ」と野次を飛ばした。

2018年6月21日、ネット上で批判が高まる中、「お詫び」と題してフェイスブックにエントリーをアップしたものの、「参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという想いで呟いたものです」と、参考人が必要以上に喫煙者を差別していると記載した。

その後、大分がん研究振興財団の理事を辞職届けを提出した。

(一部はウィキペディアより引用)  
Posted by buu2 at 01:46Comments(0)国会議員不祥事││編集

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2018年06月22日

Holtby隊員用の服(6−9ヶ月用)

Capitals関連のグッズが次々と届く。今回はHoltby隊員用のウェア。




本人の意思とは無関係に、身の回りのものがどんどんCapitalsものになっていく。  
Posted by buu2 at 19:47Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月21日

Incredibles 2(邦題:インクレディブル・ファミリー)

「The Incredibles」(邦題:Mr.インクレディブル)の続編、「Incredibles 2」を観てきた。前作から数えて14年ぶりの続編である。前作の出来があまりにも良くて、手を出せないでいたのだろうか。

14年の間にアニメーションの技術もたっぷり進歩して、表現力には余裕が感じられる。

ストーリーはイラスティ・ガールを中心に展開されていく。このあたりも、14年の間に女性の地位が向上してきたことを反映しているのかもしれない。

ディズニー、ピクサーの作品なので嫌味がなく、安定感と安心感が半端ない。二作目ということもあって子供達にもかなり光が当てられていて、どんな世代が観ても楽しめるはず。

個人的な見所はヴァイオレットだった。

ピクサーの次の作品は来年のトイ・ストーリー4なので今年はこの作品だけになるが、すごく面白いとはいえ、やや無難な仕上がりになっていて、前作や「リメンバー・ミー」には及ばない感じで、アカデミー賞は難しいかもしれない。なお、第1作のラストシーンから引き継ぐ形で始まるので、前作を見ていない人は事前に予習しておくことをお勧めする。前作はとてもよくできているので、レンタルする価値はある。僕なんか、本作と抱き合わせでBlu-rayが出たら買おうかと思っているぐらいだ。

評価は☆2つ半。  
Posted by buu2 at 22:12Comments(0)映画2018││編集

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2018年06月20日

Capitalsのピン、2種類

Eastern Conferenceの優勝記念と、Stanley Cup Finalのピンをゲット。優勝記念のピンももちろん販売されているのだけれど、どうせそのうち買えると思うので、今回はこっちを購入した。





  
Posted by buu2 at 19:43Comments(0)アイスホッケー││編集

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2018年06月19日

Washington Capitals 2018 Stanley Cup Champions Hat

キャピタルズのスタンレィ・カップ優勝キャップを入手した。







日差しが強い時は基本的に和傘なんだけれど、ちょっと外出するぐらいにはこっちを使おうと思う。  
Posted by buu2 at 19:38Comments(0)アイスホッケー││編集

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2018年06月18日

Thip Khao

ちょっと前に行っていたんだけれど、うちのHoltby隊員が入院してバタバタしていたので、報告が遅れていた、DCにあるラオス料理店。正直、ラオス料理って食べるのはこれが初めてだったので、どんなものかわからなかったのだけれど、ざっくり言うとタイ料理とヴェトナム料理を足したような感じだった。

この店の店主はヴェトナム戦争のときにラオスからタイへ疎開し、その難民キャンプで料理を習得したそうだ。2014年開店の新しい店だが、なかなか繁盛している。

注文の時に辛さを聞かれたのでどんなのがあるか質問してみたところ、辛くないもの、マイルド、アメリカンな辛口、ラオスの辛口ぐらいがあるようだったので、迷わずラオスの辛口で注文してみた。

























どうせ大したことないんでしょ?と油断していたら、ちゃんと辛くてとても良かった。辛ければ良いと言うわけではないのだが、辛いことは必要条件である。その上で、辛さだけではない美味しさがあって、十分に楽しむことができた。ヴェトナムよりはタイに近い印象。この辺は、料理のルーツがタイの難民キャンプにあるからかもしれない。

ただ、辛い料理に比較的強い僕が食べても「あぁ、これはかなり辛いね」というレベルだったので、普通の人だと完食が難しいかもしれない。自信のない人は無理せずランクを落とした方がいいと思う。




コロンビア・ハイツはうちからはちょっと遠いのだが、また行きたい。

Thip Khao
3462 14th St NW
Washington, DC 20010
(202) 387-5426  

2018年06月17日

チケットぴあの海外対応

野田地図の「桜の森の満開の下」の予約をしようとしたら、チケットぴあが電話認証を要求してきた。ダメもとで米国の電話番号を入力したら、「有効な番号を入力してください」と言ってきた。海外の番号に対応してないお前らが悪いんだろ、と言いたいところだが、まぁ仕方ない。とりあえず、どうしたら良いか問い合わせてみた。  
Posted by buu2 at 16:17Comments(0)演劇││編集

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2018年06月16日

たばこ臭い店で、誰が食事したいと思うのか

こんな記事を見かけたのだが、

禁煙化「今や普通」か「売り上げ減」か 悩む飲食業界
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180616-00000071-asahi-soci

まだこんなことで議論しているのかと驚く。全部禁煙にすれば話が早い。米国では飲み屋を含めて全ての飲食店で喫煙不可である。それで喫煙者から不満を聞いたことはこの2年間で一度もない。ただの一度もだ。

ちなみに、飲食店の経営者たちが忘れていることに、喫煙者の濃縮ということがある。これはすでに首都圏のビジネスホテルで顕在化しつつある。僕は日本に家がないので、日本へ行った時はホテルを転々としている。その際、基本的に禁煙部屋を予約するのだが、大抵の場合、喫煙部屋よりも禁煙部屋の方が満室になるので、予約が遅れて喫煙部屋に宿泊せざるを得ないことがある。そういう時の宿泊の感想はこんな具合になる。

新横浜プリンスホテルの場合
http://buu.blog.jp/archives/51563569.html

関内のビジネスホテル(ラブホの転用)「Fun3」の場合
http://buu.blog.jp/archives/51563176.html

宿泊者を喫煙者と非喫煙者に分離しているせいで、喫煙部屋に泊まる喫煙者の割合が高くなって、結果的に喫煙者の濃縮が起きる。こうした部屋の環境は著しく悪化する。この濃縮効果は、おそらく飲食店も例外ではない。たとえば50%の飲食店が喫煙不可となった場合、喫煙可の飲食店の喫煙客の数はほぼ倍増する。当たり前だが、こうした店の空気は今以上に汚染され、これまでは我慢していた嫌煙客の足は一層遠のくことになる。これが、他に選択肢がないのなら話は違うのだが、都内のようにいくらでも選択肢がある店の場合、「あの店は空気が悪いからやめておこう」ということになる。

今、禁煙化したときの売り上げ減を心配している飲食店の多くは、こうした喫煙者の濃縮について考えが及んでいないのではないか?「本当は禁煙にしたいのだけれど、喫煙客が多くて実現できない」という店も少なくないはずで、彼らにとっては規制は錦の御旗になる。規制後は、禁煙の飲食店は今より必ず増加するし、同時に喫煙者の濃縮も必ず起きるのだ。現在の店内の空気環境が店主、および客の許容できる範囲だからといって、今後もそのレベルが維持されると思ったら大間違いである。

「どういう波及効果があるのか想定できない」という例として、最低賃金の大幅アップがあるのだが、もし最低賃金を2倍にアップしたら、ラーメンの値段は1500円ぐらいになるし、コンビニの多くは閉店するし、保育費用は子供一人あたり月額20万円程度になるだろう。そうなったとき、給与が増えても、できなくなることがたくさんある。詳細はこちらを読んでもらうと良い。

最低賃金が米国並みにアップすると、日本の社会はどう変わるのか
http://buu.blog.jp/archives/51561439.html

最低賃金がアップすれば、一番不利益を被るのは「金で面倒なことを片付けることができない人たち」である。このことを、そういう人たちは理解していない。同様に、飲食店での喫煙が規制された場合、どういう状態になるのかを正確に予測できていない飲食店経営者が多いのだと想像する。

今、東京都が検討しているような規制が実現すれば、必ず大きな変化を招く。「禁煙化したら客が減って商売が苦しくなる」という考えは、近視眼的と言わざるを得ない。たとえば、都内で60%の店が禁煙化された場合、喫煙可の店の環境(店内の空気の清浄度)は間違いなく悪化する。その場合、喫煙可の店に行く非喫煙者の数は減少するだろう。そして、一度失った客は戻ってこない。店内のタバコ臭さは全面改装でもしない限りもとには戻らないと予想される。

喫煙可の業態を維持したいと思っている経営者は、喫煙者の客だけで自分の店の経営が成り立つか、考えておく必要がある。喫煙者ですら、「あの店は煙が酷くてメシがうまくない」と考えるかもしれない。現在の喫煙率は男性で約28%、女性で9%である。男ばかりのたばこ臭い店で食事をしたいと考える客が果たしてどの程度いるのか。僕なら、間違いなく喫煙不可の店を選ぶ。  
Posted by buu2 at 18:05Comments(0)日記││編集

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2018年06月15日

シオカラトンボに似たなぞのトンボ

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米国にもいるのかな?と思って調べてみたら、いないらしい。「米国 トンボ」では検索できなかったので、dragonfly blue でググったらどうやらBlue Dragonflyというらしい。そのまんま。  
Posted by buu2 at 16:30Comments(0)日記││編集

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2018年06月14日

ぴよログ

育児の記録をつけるのに、「ぴよログ」というアプリを使ってみることにした。  
Posted by buu2 at 23:14Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月13日

2018 Stanley Cup Championship Parade in Washington, D.C.

Holtby隊員が病院から退院してきたので、キャピタルズのパレードに行ってみた。地下鉄でスミソニアン駅まで。




どのくらい混雑しているか想像もつかなかったんだけど、現場に行ってみたらともかくすごい人数。




パレードはずっと先なので、ほとんど何も見えない。




仕方なしにストローラーを置いて、自分だけ観に行ってみたのだが、それでもこんな感じ。




バスの上の人たちはみんなユニフォームを着ているので、本物なのか、ただのファンなのかも判別不能。




どうやら、ストローラーでの参加は無理だったようだ。







記念写真だけ撮って、帰宅することにした。まぁ、仕方なし。  
Posted by buu2 at 00:30Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月12日

Tsuguharu Foujita "Femme et enfant"

Holtby隊員の誕生記念に藤田嗣治のリトグラフを買ってみた。

リトグラフのサイズは知っていたのだけれど、届いた郵便物は僕が想像していたサイズよりも2倍ぐらいデカかった。



まったく、米国は過剰包装なんだからなぁ、と困惑しつつ開封したら、別に過剰包装だったわけではなく、額縁が大きいのだった。



  
Posted by buu2 at 20:56Comments(0)藤田嗣治││編集

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2018年06月11日

Holtby隊員、Children's National Medeical Centerの新生児ICUを無事退院

Children's National Medeical Centerへ来たのは6月6日なので、結局6日間、Children's National Medeical Centerにお世話になったことになる。

ビリルビンの数値上昇は徐々に収束したのだけれど、次に低体温症が出て、予定よりも入院期間が長引いてしまった。

その間、たくさんのナースの皆さんにお世話になったのだけれど、黄疸などの聞いたこともない英語での会話も、ネットや電話での通訳を介してきちんと説明してくれた。Holtby隊員が号泣していても、手品のような手さばきで泣き止ませてしまう。米国内でもとても高く評価されている病院で、すぐ近所に良い病院があって良かった。

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Posted by buu2 at 17:15Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月10日

日本代表サポーターの不幸

サッカー日本代表のスイス戦、米国でも生中継を観ることができたので、テレビ観戦してみた。

思ったのは、何より本田圭佑がダメということだ。巷では本田圭佑と香川がハリルホジッチの采配について不満を述べて監督を解任させたと言われているのだが、本田圭佑がハリルホジッチの構想外となるのは当然と感じる内容だった。

本田と香川の不平不満がハリルホジッチの解任理由だというなら、その決定をした田嶋幸三はW杯終了後、即刻日本サッカー協会会長の職を辞するべきである。また、違うというなら、きちんとほとんどのサッカーファンが納得できるような説明をする必要がある。それが不可能なら、サッカー協会に田嶋の居場所はない。仮に居座るなら、多くのサッカーファンを失うことになるだろう。田嶋については、日本がグループ・リーグを突破できるかどうかには関係ない。また、突破できなければ、無条件に居場所はなくなるはずだ。

ハリルホジッチが解任された直後、その判断を支持した評論家も結構いたようだが、最近の西野ジャパンの体たらくを見てもまだ意見を変えないのだろうか。

W杯後、おそらくは田嶋を糾弾する意見が噴出するだろう。今となっては、W杯後の田嶋の処遇が一番の興味の対象となってしまった。日本代表サポーターにとってはなんとも不幸なことである。  
Posted by buu2 at 04:25Comments(0)日本代表││編集

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2018年06月09日

Holtby隊員、新生児ICU三日目

朝、Children's National Medeical Centerへ。

待合室にはカップヌードルがある。チキン、ビーフ、エビがあって、チキンは空になっていた。
IMG_2834


インスタントラーメンはこの20年ぐらいで一度しか食べていないのだが、今回は二度目となるのだろうか。とりあえず、まだこのカップヌードルを食べたくなるほどには追い込まれていない。

病院からの説明では、体温が低い場合、何かの感染症になっていることが多いらしく、血液の培養を72時間チェックするとともに、抗生物質の投与が必要になるとのことだった。

この病院は大事な説明の時には必ず通訳(ネット通話)を用意してくれる。この通訳にも色々当たり外れがあるのだが、NICUに来てからはほとんどの場合で「じゅんこ」さんが対応してくれていて、このじゅんこさんの通訳がなかなか的確なので助かる。他の通訳だと、わからない専門用語などがあるとすっ飛ばしてしまうのだが、彼女はちゃんと聞き直して、分かるように説明してくれる。

結局、今日の退院もなしになった。

この病院では、新生児の入浴や授乳をはじめとして、枕はだめとか、意味不明に泣くことがあっても心配ないとか、様々な育児についてのレクチャーをしてくれるので、とてもありがたい。  
Posted by buu2 at 15:05Comments(0)Holtby隊員││編集

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先に立つもののありよう

5歳児を虐待して殺したというニュースを読んだ。

5歳女児死亡、“保護責任者遺棄致死”で両親逮捕
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180606-00000041-jnn-soci

このニュースを読んで、思ったことが二つ。

一つ目は、日本の児童保護の遅れについてである。米国だと、次のようなことは犯罪になる可能性が高い。

ーーーー
子供だけで留守番をさせる。
子供だけで外出させる。
車内に子供を残す。
子供の頭を小突く。
嫌がる児童と一緒に入浴する。
子供を怒鳴る。
乳児の入浴写真を公開する。
スクールバスを追い越す。
ーーーー
出典:米国での生活上の注意事項(在ナッシュビル日本国総領事館)など
http://www.nashville.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/americaseikatsutyuijikou.html

日本人の感覚からすると、そんなことまで規制されているのか、とか、子供だけで外出できないなら、誰が面倒を見るんだ、という感じだと思うのだが、米国の映画で、小学生の子供を学校まで送り迎えする場面を見たことがある人も多いと思う。こういうシーンは何気なく観てしまって、心にも留めていない人が多そうだが、米国では子供を保護するのは当たり前で、たとえ親であっても虐待は許されない。冒頭で紹介したような事件は、かなり早期の段階で対応できた可能性が高い。

子供を保護するためには、当然親の負担が大きくなる。日本の雇用形態で、両親共働きの場合は、子育てなど無理と感じるかもしれない。米国と同じように子供を保護するためには、社会全体で覚悟をもって考えなくてはならないのである。果たして、日本社会にそういった覚悟があるのか。「情報共有がうまくいかなかったのが悪い」「児童相談所が悪い」「役所が悪い」などと、他人任せにしようとしているのではないか。

やってやれないことはないのだ。米国で暮らしている日本人はみんなやっている。そういう覚悟があるのか、どこかの誰かがちょっと労力を割いてくれれば解決すると安易に考えていやしないか。日本人はもっと子供を守る意識を高めた方が良い。子供は選挙権を持っていないし、自分で法律を作ることもできない。彼らの権利を守り、安全を確保してやるのは大人の役割である。児童相談所が適切に対応できないでいるのは、その活動を担保する法律がないからだろう。国はさっさとそういう法律を整備した方が良い。

もう一つは、子供との向き合い方だ。子供は親を選ぶことができない。時々、老後の面倒を見てもらうために子供を作るという話を聞くが、子供は親の奴隷ではないから、老後の面倒などとんでもない押し付けである。もちろん、子供が自主的に親の面倒を見るのは構わないが、親の面倒を見ない子供がとんでもないと考えるなら、それは間違っていると思う。親から受けた親切は、次の世代に返せば良い。100%親のエゴで子供を生んでいるのだから、面倒を見る義務を押し付けるのはお門違いである。

そして、親は、子供に対して義務の代わりに、一つでも多くの「可能性」を与えるべきだ。

今の日本は、その可能性がどんどん狭まっている。経済的に成長しきった社会は少子高齢化になる傾向が顕著だと思うのだが、その原因は、一つには成熟した社会の可能性のなさにあると思う。僕の場合、子供が米国籍を持つことができるということだけで、子供を作っても良いと考えた。米国も成長した社会だが、実際にそこで暮らしてみると、日本よりもはるかに自由で、機会があり、可能性と希望がある社会である。この国ではたくさんの子供が生まれ、育っているが、可能性という切り口では日本とは雲泥の差がある。

親は、子供を作る以上、少しでも大きな可能性を子供に与えてあげるべきだと思う。しかし、冒頭の記事の親は、逆にその可能性をどんどん摘んでしまい、挙句には完全に奪ってしまった。亡くなった子供には気の毒以外に言葉がないのだが、こうしたニュースを知るに当たって、すべての親が、子供に対して、あるいは、上司が部下に、先生が生徒に、監督が選手に、先輩が後輩に、あらゆる場面で、先に立つものは、後からくる人間の可能性を広げているか、むしろそれを狭めていないか、考えて欲しいと思う。

日本サッカー協会の会長、日大アメリカンフットボール部の監督、安倍晋三や佐川宣寿、こういった、あとからくる人間たちの可能性を狭める人間にはなりたくない。  
Posted by buu2 at 12:43Comments(0)ニュース││編集

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2018年06月08日

Holtby隊員、新生児ICU二日目

一夜明けて、Holtby隊員のビリルビン値は13.6まで下がった。ということで、日サロ治療は終了となった。ほっぺたが日焼けしちゃっていたので、日サロ治療が終了したのは良かった。

脱水症状が起きていたので点滴を続けていたのだが、ビリルビン値が12.4まで下がったところで、点滴も終了した。一時は輸血で血液を全交換しないとならないかも、と言われていたのだが、日サロ治療と点滴だけで済んだ。

これで退院かな、と思っていたら、今度は低体温症が問題とのこと。そのあたりについては翌日説明があるとのことだったので、20時ごろに帰宅することにした。  
Posted by buu2 at 20:30Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月07日

Stanley Cup Final WSH-VGK Game5

我が家のHoltby隊員は新生児黄疸で入院してしまったが、そんなこととは無関係に、今日はベガスで大一番である。DCの街中も、決戦に向けて機運が高まっている。バスもどこ行きだかわからない。



Holtby隊員が入院したChildren's National Medeical Centerはキャピタル・ワン・アリーナからすぐということもあって、ちょっと様子を観に行くことにした。















とりあえず、記念撮影。






試合まで1時間以上あるのに街はこのありさまである。我が家のHoltby隊員に何かあれば病院から電話がくるので、さすがにここで試合を見るわけにもいかず、帰宅。逆方向の電車に乗る人はほとんどいなかったのだが、皆無でもなく、レッドラインをロックヴィル方面へ乗るCAPSの客もちらほら見かけた。おそらく、あまりに人が多くていやになったのだろう。

試合開始時刻には無事帰宅。

さて、テレビで試合を見ることに。

試合は、第一ピリオドは0−0のスコアレス。第二ピリオドになって1点を取り合い、そのあとキャプテン・オヴェチキンのシュートが決まって勝ち越し。しかし、ここから逆転を許し、2−3で第三ピリオドへ。第三ピリオドでは9分52秒にスミス・ペリーの身体能力を活かした絶妙なゴールで追いつき、そして12分過ぎにはエラーの勝ち越しゴールが決まった。このあともたっぷり時間はあったのだが、44年の歴史がチーム発足1年目のゴールデン・ナイツを押し込んだのだろう。危なげない試合運びで、そのまま勝利した。

その瞬間、ワシントンDCの街はとんでもない大賑わい、だったはずだが、僕は家で平和にその瞬間を迎えた。10年後ぐらいに、Holtby隊員がこのブログを読んで、「私がNICUにいる間に両親は馬鹿騒ぎしていたのか!」と衝撃を受けることがないのは幸いである。

MVPはオヴェチキンになったが、個人的にはHoltbyである。セカンドがオヴェチキンとクズネッツォの2人。あと、オーシーとスミス・ペリーの二人が敢闘賞。

寝る前に、キャピタルズの優勝記念グッズを色々物色して、良さそうなものにチェックを入れておいた。

ワシントンDCにきてわずか3年目で、こんな瞬間に巡り会うことができるとは。それもこれも、日本がすっかり嫌になって、国外脱出のきっかけを与えてくれた安倍晋三のおかげである。安倍晋三は馬鹿で日本にとってはほとんど何の役にも立っていないが、この点についてだけは感謝しておくべきだろう。

安倍晋三、お前が大馬鹿だったおかげで、とても良い経験ができたよ。ありがとう。  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)アイスホッケー││編集

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Holtby隊員、新生児ICUへ緊急入院

朝の4時の時点でビリルビンの数値は21程度まで低下。しかし、医者はこの状態では新生児ICU(NICU)へ入院せざるを得ないということで、そのままストレッチャーでNICUへ。ここでまた医者の診断と説明があって、ビリルビンの数値が正常値になるまで入院となった。

さすがに疲れたし、できることもないので、僕たちはUberで一度帰宅、就寝。

そのあとで再び病院へ。
IMG_4386


引き続き、Holtby隊員は日焼けサロンみたいな状態で点滴を受けている。治療の効果は出ていて、徐々にビリルビンの数値は下がってきているものの、今日の退院は困難ということだったので、今日のところは病院に任せることにして、6時前に病院を出た。  
Posted by buu2 at 18:00Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月06日

Holtby隊員、Children's National Medeical Centerへ

夕食後に小児科から電話があって、ビリルビンの数値が20.1と非常に高く心配なので、DC北部にあるChildren's National Medeical Centerへ行くよう指示される。明日の朝かな、と思ったらすぐに行けという指示。我が家からはちょっと遠距離で、すでに夜間だったので、Uberで向かうことにした。だいたい、20分程度。

病院は夜間なのに結構混雑していた。受付をして診察を受けると、すぐに別の診察室へ。そこのベッドに寝かされて、各種検査を開始。血液検査の結果、ビリルビンの数値は26になっていたことが判明。眼球や顔にも黄疸が出ていて、光療法と点滴を開始した。
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なお、夜の10時過ぎである。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月05日

Holtby隊員、小児科へ

SIBLEY MEMORIAL HOSPITALを退院する時からすでにビリルビンの数値が11.9(6月2日)と少し高かったのだが、日本人の新生児にありがちな新生児黄疸だろうということで普通に退院した。

米国はさっさと退院するのだが、赤ん坊の状態はそのあときちんと近所の小児科で監視することになる。病院は退院時にどこへ行くか申告しておく必要があって、今日はその小児科へ連れて行った。ここでも血液検査などをやって、授乳のやり方など、親へのレクチャーも実施された。  
Posted by buu2 at 13:00Comments(0)Holtby隊員││編集

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日本でなぜ無痛分娩が一般化しないのかと思ったら

「お腹を痛めて産んでこそ」とかいう前近代的意識が蔓延しているという説を聞いてたまげた。これが本当なら、さすが、子宮頸がんウィルス(HPV)ワクチンを忌避する国だな、と思った。国民の主流がこういう考え方だと、産科麻酔科医の需要も増えず、専門家が育たないことになる。

以前、DCに単身赴任している既婚者と話をしていたら、身重の奥さんを日本に残しているという話だった。米国に連れてくることもできるのになぜ、と聞いたら、米国との二重国籍になるのが許せない、とのこと。僕としては子供の可能性が広がるのだから大歓迎だと思うのだが。

価値観は色々なので、苦痛分娩を選んでも、米国籍が不要だと考えても一向に構わないのだが、無痛分娩の場合は、前近代的な根性論のせいでいらない苦痛を味わう羽目になる日本人女性は気の毒だな、と思った。出産のためだけに海外へ行くのはお金がかかりすぎるし、かといって未熟な産科医のもとで無痛分娩するのも心配だよね。

なお、うちの嫁は子供を産んだ次の日には病室で「やることないねぇ」と暇を持て余し、その翌日には普通にUberに乗って帰宅した。さっきはスタンレィカップ・ファイナルの第4戦を観戦して、全く普通に暮らしている。少しでも楽に子供を産めるということは、とても大事なことだと思う。  
Posted by buu2 at 00:53Comments(0)日記││編集

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2018年06月04日

Stanley Cup Final WSH-VGK Game4

家でテレビ観戦。

2勝1敗で迎えたホーム第2戦は、序盤から得点を重ねたキャピタルズが圧勝。途中、4−0から4−2へと追い上げられた時はちょっと心配したのだけれど、そのあとはパワープレイのチャンスを危なげなく活かして、最後はエンプティ・ネットにすらさせない一方的な展開となった。

これで悲願のスタンレィ・カップ・ファイナルでの優勝まであと一勝となった。次はアウェイだけど、さっくり決めてしまって欲しい。

キャピタル・ワン・アリーナで観戦したいなぁ。  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)アイスホッケー││編集

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2018年06月03日

LEGO Star Wars Darth Vader

病院から帰宅したら、家にLEGOが届いていた。これは、そのおまけ。







  
Posted by buu2 at 16:30Comments(0)買い物││編集

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SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 五日目

今日でシブレィも退院。とても居心地が良かった。

今日の担当看護師のEmilyは特に親切で、後ろ髪を引かれる思いだった。病院の外は大雨でUberに乗るのにも苦労するぐらいだったが、家に着く頃にはほとんど上がっていた。


リンク集
SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 一日目
http://buu.blog.jp/archives/51566930.html

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 二日目
http://buu.blog.jp/archives/51566934.html

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 三日目
http://buu.blog.jp/archives/51566935.html

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 四日目
http://buu.blog.jp/archives/51566953.html

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 五日目
http://buu.blog.jp/archives/cat_10033273.html  
Posted by buu2 at 13:30Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月02日

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 四日目

もはや、やることが何もなくて暇である。早く家に帰りたい。仕方ないので、食事の写真でもアップしておく。
















そういえば、昨日はツナサンドにレタス、トマト、玉ねぎをトッピングしたら、なぜかツナ抜きのレタス、トマト、玉ねぎサンドがきてびっくりした。

夜はテレビでスタンレィ・カップ・ファイナルの第3戦を観戦。途中で看護師の人が様子を見に来たのだが、「リラックスしてるわねー」と言い残して帰って行った。リラックスも何も、やることないから寝て、食べて、テレビを見るぐらいしかない。本当はチャイナタウンに繰り出して、みんなと大騒ぎしたかったのだが。


リンク集
SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 一日目
http://buu.blog.jp/archives/51566930.html

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 二日目
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SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 三日目
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SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 四日目
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SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 五日目
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Posted by buu2 at 23:30Comments(0)Holtby隊員││編集

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2018年06月01日

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 三日目

日付が変わった頃に医者と看護師が部屋に来て、作業開始。え?もう生まれるの?と思っていたら、「お前も手伝え」と言われる(笑)。医者は「2時ぐらいかなぁ」と言い残して退室。看護師と僕と二人で作業。4分おきぐらいで陣痛がくるので、それにあわせて赤ん坊を押し出す作業。何の説明もなかったけど、難しいことでもないので、ま、いっか。妊婦は息を吸って、10秒踏ん張って、息を吐いて、また息を吸う、これを4、5回繰り返すだけ。僕と看護師はその手伝い。

1時15分ごろから嫁さんが震え出した。寒いのかな?

1時30分ごろ、医者再登場。子宮口の開き具合をチェックして、1時40分ごろに退室。

2時15分ごろ、医者再登場。「頭は見えているんだけどねぇ、まだ時間かかるかなー」とコメントして退室。

2時30分ごろ、医者再登場。なかなか出てこないので、頭に吸盤をつけて引っぱり出すか、帝王切開の提案。帝王切開すると社会復帰が遅れるし、引っ張り出せるならわざわざ腹を切るまでもないので、吸盤で引っぱることに。

2時40分、助っ人の看護師が2人登場。出産の準備を開始。

2時45分ごろ、医者が赤ん坊の頭に吸盤をつけて、引っぱりだす。一回目はしゅぽんという音と共に吸盤が外れてしまった。顔に血が飛んだけれど、拭き取っている暇はない。二回目のチャレンジで無事出てきた。医者が本当に「ウェルカーム」と言っていた。頭が出たらもうすんなり出てくるのかと思ったら、首の周りにへその緒が巻き付いていたり、色々デリケートな作業だったようで、ちょっと時間がかかった。

2時48分、無事出産。ドラマで良く見るのは産室の前でオロオロしている夫の姿だが、実際は最前列のかぶりつきで出産シーンを見ることに。医者でもなければなかなか目撃する機会がないので、結構楽しめた。産まれたらすぐに号泣し出すあたり、生命の不思議を感じる。いきなり肺呼吸を始めるって、すごいことだよね。まぁ、哺乳類は全般的にやってるんだろうけど。

医者が「記念写真を撮ってやる」というのでカメラを渡したら、撮ってくれて、これでどうだと確認を求められた。見てみたら、にこやかに笑っている僕の顔は返り血を浴びて、スティーブン・キングの映画に出てくるような血まみれ。おいおい、これは駄目だろう。看護師さんが血を拭いてくれて、再撮影。これはナイス。ただし非公開。母子ともに健康で良かった。

以後、関係各所に無事出産完了の連絡を入れて1日を過ごす。

夜ご飯はシーザーサラダ、ツナサンド、鶏のグリル。









名前は大活躍しているキャプスのゴーリーから名前をいただいて、「ホルビー隊員」にする。


リンク集
SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 一日目
http://buu.blog.jp/archives/51566930.html

SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 二日目
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SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 三日目
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SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 四日目
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SIBLEY MEMORIAL HOSPITAL 五日目
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