2018年07月31日
ティファニーで売っているのは卓球のラケットだけではなかった
昨日、インスタにこれを載せたんだけど、
マジか。うちから一番近い店ってティファニーなんだけれど、今日初めて行ってみたら卓球のラケット売ってるぞ!
そのあと、これを見た友人が「他にも色々売ってる」と教えてくれた。
日本人のこころをくすぐる箸。
今、脚光を浴びているストロー。プラスチック製ストロー全面使用停止後のスタバで注目を浴びること間違いなし。ただ、フラペチーノを飲むにはちょっと細すぎるかも?
そして魅惑の定規群。全部揃えたら30万近いぞ。
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00:21
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買い物││
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2018年07月30日
DAZNが米国でサービス開始するようだ
BETA TESTERの勧誘があったので、ちょっと応募してみる。日本のJリーグも観戦できるのかな?
2018年07月29日
CITI OPEN 2018
去年はいろんな試合を最前列やそれに近い場所から観戦して満喫したCITI OPENなんだけれど、今年はHoltby隊員が生後2ヶ月ということで、去年ほどには楽しめそうにない。とりあえず錦織と大坂なおみの応援には行くつもりだけれど、練習を見るのが中心になるかもしれない。
長いレンズも日本に置いてきてしまったので、ズームでの撮影も難しいんだよね。でも、サインはゲットしたい。
メインスタジアムに入らないなら、チケットいらないんだったっけか?もう忘れてしまった。
2018年07月28日
Holtby隊員のパスポートの写真撮影
Holtby隊員は米国籍なので、米国のパスポートを作らなくてはならない。米国は便利で、大きい郵便局で作ることができる。ということで書類を用意して郵便局へ行くことにしたのだが、写真の撮影が一苦労。生後2ヶ月の赤ん坊にまっすぐに一点を見つめさせるなんて、難しすぎるぞ。
2018年07月27日
Pino Daeni
今日は本当はイステート・セールに行くはずだったんだけど、セールが事前にキャンセルになって、外出予定がなくなった。このセールではPino Daeni(https://en.wikipedia.org/wiki/Pino_Daeni)という多分日本では全く無名の作家さんの作品が出品される予定だったので、数週間前から目をつけていたのだけれどがっかり。
Pino Daeniさんは日本でいうと木原和敏さんのような画風(個人の見解です)で、個人的に好みなのだけれど、イステート・セールで目にすることは滅多にない。ジークレィでも数千ドルしたりするのがちょっと不思議なんだけれど、とにかく結構高いので、安ければ欲しかったんだけどなー。
ちなみに、売りに出る予定だったのはこんなの。

画像出典:
http://www.pinoart.com
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23:54
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美術││
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DCにいるうさぎ
ワシントンDC界隈でもっとも頻繁に見かける野生動物はリスだが、次によくいるのがうさぎである。
狂犬病を持っていたら嫌なので、僕は両方とも近づかず、遠くから写真を撮るだけにしている。
ちなみに、うさぎよりもレアなキャラは鹿。レアだけど、「だいたいこの辺に行けば生息している」という場所はある。
2018年07月26日
吉田博「姫路城」
新しく、吉田博の「姫路城」を入手。
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11:00
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吉田博││
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2018年07月25日
日本で今秋開催されるフェルメール展
去年から今年1月にかけて、ワシントンDCのナショナル・ギャラリー(NGA)でフェルメール展をやっていた。NGAはもともと4枚のフェルメールを持っていて、そこへ8枚のフェルメールを集めたので、都合12枚を一気に観ることができた。もちろん、写真撮影可である。そのあと、時間をおかずに日本でフェルメール展が開催されるとのことだったので、どんなリストになるのか注目していた。ようやく全8作品(大阪のみ9作品)の全容が明らかになったのだが、重複しているのは半分だけだった。
NGAのフェルメール展
ヴァージナルの前に座る女(ロンドン・ナショナル・ギャラリー)
レースを編む女(パリ・ルーヴル美術館)
手紙を書く女(ワシントンDC・ナショナル・ギャラリー)
真珠の首飾りの女(ベルリン美術館)
天文学者(パリ・ルーヴル美術館)
地理学者(フランクフルト・シュテーデル美術館)
手紙を書く婦人と召使(アイルランド国立絵画館)
恋文(アムステルダム国立美術館)
天秤を持つ女(ワシントンDC・ナショナル・ギャラリー)
リュートを調弦する女(ニューヨーク・メトロポリタン美術館)
赤い帽子の娘(ワシントンDC・ナショナル・ギャラリー)
日本のフェルメール展
牛乳を注ぐ女(アムステルダム国立美術館、2007年来日済み)
マルタとマリアの家のキリスト(スコットランド・ナショナル・ギャラリー、2008年来日済み)
手紙を書く婦人と召使い(アイルランド・ナショナル・ギャラリー、2008年、2011年来日済み)
ぶどう酒のグラス(紳士とワインを飲む女)(ベルリン国立美術館、日本初)
●赤い帽子の娘(ナショナル・ギャラリー、日本初)
●手紙を書く女(ナショナル・ギャラリー、2008年、2011年来日済み)
●真珠の首飾りの女(ベルリン国立美術館、1984年、2011年来日済み)
●リュートを調弦する女(メトロポリタン美術館、2008年来日済み)
●恋文(アムステルダム国立美術館、大阪のみ、2000年、2005年来日済み)
(●はNGAとの重複)
重複していない作品のうち、4枚中3枚は見たことがあって、見たことがないのはベルリンの「ぶどう酒のグラス」だけである。ベルリンは写真撮影可能なので、日本で大行列してみるよりも、ベルリンへ行った方が良いな。よし、フェルメール展はスルーだ。
ところで、もう終わってしまったことなんだけれど、NGAでやっていたフェルメール展はすごく良かった。米国の美術館としてはそこそこ混雑していたけれど、ゆっくり写真撮影できるぐらいの混雑だったし、枚数も12枚と日本よりも多かった。あと、無料。ニューヨークまではメガバス利用で片道5ドル(4時間半)なので、日本からニューヨークへ行って、ニューヨークステイ、ニューヨークでメトロポリタンの「眠る女」「少女」「水差しを持つ女」「信仰の寓意」(ちなみに今年の3月までは自己申告だったのだが、今は大人25ドル。いくらでも良いと言っていたら、みんな1セントしか払わなかったんだろうね(笑))、フリック・コレクションの「士官と笑う娘」「中断されたレッスン」「婦人と召使」、合計7枚を見て、バスでワシントンDC日帰りしてNGAの12枚を見れば、5日間程度の行程で一気に19枚のフェルメールを鑑賞できた。もともとフリック・コレクションは門外不出なので、ここに収蔵されている3枚を見たければニューヨークに来るしかない。航空運賃は安いところを探せば東京ーニューヨーク往復で8〜12万円程度だろうから、大混雑の日本の美術館でヘトヘトになって8枚を、しかも遠くから鑑賞するよりは、ずっと良かったのではないだろうか。
Posted by buu2 at
12:00
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美術││
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2018年07月24日
川瀬巴水「奈良春日神社」
川瀬巴水の奈良春日神社を入手した。
雨に和傘なのがとても良い。
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13:50
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川瀬巴水││
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2018年07月23日
でかすぎるケーキ
やりすぎじゃない?これ、ハンバーガーサイズじゃないんだけど。
2018年07月22日
米国からでも、何度でも見たくなるハズキルーペのCM
「でしょ?」と渡辺謙に言わせてしまう演出がクセになると思っていたら、このCMはHazuki Company 代表取締役会長の松村謙三氏がストーリー、カメラワーク、スタイリングなどを担当したらしく、素人のアイデアをプロが映像化したということらしい。
出典:会長が総指揮を執り、タレントと一緒に作り上げた — ハズキルーペCM制作の裏側
https://www.advertimes.com/20180712/article273007/
素晴らしい。次は、もうちょっとデザインを格好良くしようぜ。ウルトラアイみたいな感じはどう?
Posted by buu2 at
13:28
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テレビ番組││
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2018年07月21日
米国のリアルオークションにはじめて行ってみた
日本だと、ヤフオクや毎日オークション、SBIオークションなどが有名どころだけど、米国にはネット・オークションの大手だけでもeBay、LiveAuctioneers、Invaluableなど、いろんなものがある。この中にはネットとリアルを融合させたものもあって、今日は家の近所でInvaluableと同時進行のリアル・オークションが開催されていたので、行ってみた。
スタートの11時にはほぼ満席。スクリーンにアイテムが表示され、入札者は自分のカードを提示して入札の意思を表示する。同時にネットと電話での入札を受け付けていて、3つを同時に進行させていく。現場と電話だと、ネットよりも5%、手数料が安い。これは結構大きい。
今日は浮世絵に絞ったバイヤーが一組いて、軒並み落札していた。おかげで1枚、狙っていたものを諦めたのだが、浮世絵と新版画を1枚ずつ落札できたので、成果の方はまずまず。
2ヶ月に一度ぐらいの頻度で開催しているようなので、次も来てみようと思う。
Posted by buu2 at
11:23
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版画││
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2018年07月20日
SmarTrip card in honor of historic Stanley Cup Win
DC界隈の公共交通機関はバスか地下鉄なんだけれど、メリーランドも含めて使える交通カードとしてSmarTripというのがある。このカード、時々記念デザインのカードを発売するのだが、キャピタルズのスタンレイ・カップ優勝を記念したデザインのカードが発売された。
送料無料で購入可能だったので、ネットから注文しておいたのだが、ようやく手元に届いた。
これまでは桜デザインのカードを使っていたのだけれど、今後は当分、このカードを使おうと思う。
2018年07月19日
2018年07月18日
ヴァレリアン 千の惑星の救世主
一応役者が演じているけれど、3Dアニメという感じ。アニメなので、何でもあり。それでいて、ストーリーに大きな破綻がないのが良い。
設定は良く分からないものもあったけれど、アニメと思って観ておくなら大きな問題ではない。
日本でいうと「ヤッターマン」みたいな感じだが、決して悪くないし、そこそこ楽しめる。
ところで、変な副題だな。
評価は☆2つ。
Posted by buu2 at
10:24
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映画2017││
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2018年07月17日
散歩する侵略者
良い役者を使っているし、数回舞台で上演されているそうなので、期待していたのだけれど、宇宙人のコンセプトが詰めきれてない。そのせいで、ラストが締まらない。お金をかけて映像化するなら、もうちょっと設定を詰めた方が良いと思う。評価は☆1つ半。
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10:20
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映画2017││
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2018年07月16日
ダンケルク
セリフが少なく、音楽も控えめ。もちろんそういう脚本、演出なのだろうが、どういう効果を出したかというと、眠くなる。映像でぐいぐい押して行きたかったのだと思うのだが、これが関ヶ原の合戦ならともかく、馴染みのない戦闘なので、なかなか没頭できない。このあたりは監督のせいではなく、勉強不足のこちら側が悪い。
ともあれ、映画では台詞って重要なんだな、音楽も大事なんだな、ということが良くわかった。ちゃんと勉強して観直したら、評価はもっと高くなるかもしれないのだが、現状では☆1つ半。
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22:58
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映画2017││
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2018年07月15日
スパイダーマン:ホームカミング
全然期待していなかったのだけれど、意外と良いできだった。
最近のアメコミの映画化と異なって、シリアスなところが少なく、コミカルな演出と脚本が良い味を出していた。所詮馬鹿らしい内容なんだから、あまり難しいことを考えずに楽しめた方が個人的にはありがたい。
子供向けに先が読めてしまう、驚きのない展開かな、と油断していたら、ちゃんとサプライズも用意されていたのも良かった。
相変わらずグィネス・パルトロウを無駄遣いしているのも良い。
評価は☆2つ。
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21:19
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映画2017││
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2018年07月14日
屋上バーベキュー
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15:19
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日記││
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2018年07月13日
Holtby隊員の育児メモ
生まれた直後はだいたい3時間おきにミルクを欲しがったのだが、約40日を経過して、今は4時間おきぐらいになった。
一度に飲む量はどんどん増えていて、今は150mlぐらい。
フォーミュラの方が母乳よりも腹持ちする様子。
パンパースの性能が良いのか、おしっこやうんこではそれほど騒がない。
五感のうちで一番敏感なのは聴覚っぽい。
ふにゃふにゃなのかと思ったら、むしろ体はかたい。
泣くのは空腹時。あと、パンパースを交換して、ミルクを目一杯あげても泣いていることがある。原因は不明。
風呂が好き。入れるときは何の抵抗もないが、出してタオルで拭いていると不満そう。
手足はともかく、胴体の体温は高め。
ひんぱんにしゃっくりをする。くしゃみも時々する。あくびもする。
うんこしているときは口をすぼめる。
うんこは生まれたばかりの頃は色が濃かったけれど、2週目ぐらいから薄くなってきて、今は薄茶色。
髪の毛が薄く、眉毛も薄い。まつ毛は生後1ヶ月ぐらいに気がついた。同時に、産毛が抜けて生え変わったようだ。
うつ伏せにして筋トレすると、元気なときはジタバタしていてやがて泣き出すが、元気がないときにやるとそのまま寝てしまう。
顔からは性別不明。よく男か女か、どちらなのか聞かれる。
2018年07月12日
川瀬巴水 春ノ月(二宮海岸)
昭和7年の作品。
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15:13
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川瀬巴水││
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2018年07月11日
腹筋をつった
Holtby隊員の食欲が旺盛すぎて、どんどん体重が増えていく。おかげで、あやしている最中に腹筋を痛めて、ベッドから起きたり、椅子から立ち上がるのにも苦労する状態になってしまった。
腹筋、背筋を鍛えないと。そろそろ暑くなってきたので、水泳をするのも良いな。
2018年07月10日
日本のチケット販売が面倒くさすぎる件
野田地図の「贋作 桜の森の満開の下」は個人的に思い入れの強い舞台で、ちょうど東京での後半公演の時期に日本にいるので、チケットを入手しておこうかなと思って手配を開始したのだが、これが面倒くさくて仕方ない。最悪なのは、複数の会社にチケットが分配されていて、どこに良い席が配られているかさっぱりわからないことだ。チケットぴあ、イープラス、芸術劇場公式、ローソン、CNプレイガイド、どこに申し込めば良いかさっぱりわからない。おまけに、どこの会社も会員優先予約をもうけて、事前に抽選している。この抽選の枚数についても一切の情報公開がない。こんな、鑑賞者に対して不親切な販売手法を続けておいて、「転売は禁止」とか、アホかという話である。野田地図に限らず、コンサートとか、スポーツの興行でも同じだが、まずチケットの販売はどこかひとつの会社に一括して委託するべきだ。また、座席ごとの価格は、きちんと座席の価値に応じた価格を設定すべきである。
興行主が、「観客の資本力ではなく、観たい人に観て欲しい」と考えるなら、部分的に抽選販売とすれば良い。
優先抽選に申し込もうとすれば「電話での本人確認が必要」と言われ、当落についてはいちいち各社のサイトで確認しなくてはならず、なんでこんなに煩雑なんだよ、と腹が立ってくる。最終的には、野田地図の場合は上演時に朝から劇場前に行って当日券に並べば良いだけの話なんだけれど、転売禁止の法律を作る前に、やるべきことがあるんじゃないの?と思う。
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14:57
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演劇││
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2018年07月09日
坂本龍一がなぜロンドンにいたのかは知らないが
いるのは知っていたんだろうね。
「Absolute Ego Dance」at ロンドンBarbican Hall公演 〜細野晴臣スペシャルムービー企画「昨日の1曲」番外編「ロンドンの1曲」
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14:34
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音楽││
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2018年07月08日
ふるさと納税を利用して爆発的に税収を増やす方法
こんなニュースを見かけた。
ふるさと納税「国に反逆」12自治体を初公表…泉佐野市など、豪華返礼品抑制せず
https://www.zeiri4.com/c_1076/n_518/
ふるさと納税はもともとがクソな法律なのだが、そのクソっぷりを利用すると税収が青天井になってもおかしくないやり方がある。
実はすでにある自治体に提案したことがあるのだが、「国に目をつけられて交付税をなくされたらやっていけないので、実現できない」と言われてしまった。法律を作る側が馬鹿だとこういう手もあるよ、という意味で公開しておく。
まず、自治体(便宜上A市とする)は地域振興券を発行する。これはA市内でのみ利用可能な振興券である。簡単に言えば、A市限定の通貨である。
次に、「高齢者向けのサービス」という名目で、「Amazonで代理購入する会社」をA市内に立ち上げる(便宜上B社とする)。
そして、ふるさと納税の返礼品としてA市の地域振興券を配るのである。今は、こういった擬似通貨の配布は通達で禁止されているようだが、数年前までは可能だったし、今も国に反逆するなら可能だろう。
全国の納税者は、A市にふるさと納税して、返礼品としてA市内で利用できる振興券を受け取る。割合は何%でも良いが、例えば納税額の30%としよう。そして、その振興券を使って、B社に発注するのである。買い物はAmazonの商品から選ぶ。
B社はAmazonでの代理購入手数料として定価の10%程度を受け取る。B社が用意すべきはカスタマーセンターで、倉庫等は必要ない。Amazonで何か買いたいと思っている人なら、どんどんA市に納税して、戻ってきた30%で買い物をすれば良い。B社の手数料が10%なら、地方税が実質的に27%割引になるわけだ。
これが実現したら、夕張市であってもV字回復するだろう。ふるさと納税はじゃんじゃん増えるし、B社の所得税も期待できるし、雇用も爆発的に増えるだろう。必要なのは、市長の覚悟である。
#ただ、ふるさと納税制度がなくなったら、A市もB社も終了だけどね。一定の企業規模になってしまえば、「何言ってるんだ、クソな法律作ったお前たちが悪いんだろう。今更法改正したら、雇用はどうなる。仕事を失う人間の面倒は誰が見るんだ」という話になると予想。どこかの貧乏自治体、やらないかな。協力するけど。
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ニュース││
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2018年07月07日
割引制度徹底攻略ガイド その3 新しい漫画(単行本)の売り方
先日から、吉田秋生の「BANANA FISH」のアニメが放送開始になった。この漫画は日本の実家に行けば全巻本棚の中に眠っているのだが、もちろんこれだけのために日本へ行くことはできない。電子書籍で買っても良いのだけれど、せっかくこれからアニメで放送されるので、わざわざ書い直す必要もないかな、と思って購入を見合わせた(電子書籍があるかどうかも不明だが)。
その際、BANANA FISHではなく、「吉祥天女」という作品に目が止まった。これは僕が高校生ぐらいのときの作品で、大学生の時に「BANANA FISHは吉祥天女の吉田秋生の新作」という形で聞いて、吉田秋生の出世作として知っていた。しかし、読んだことはなかった。
この作品のキンドル版の1巻が無料に割り引かれていたので、ポチッと買ってしまった。1巻を読んだ限りではなかなか面白い。続きが気になる。残りは3冊で、各432円である。ここで、アマゾンで同時に目に入るのが中古本価格である。古いヒット作なので、1冊1円で送料のみ、みたいな出品も少なくない。もし僕が日本にいたら、こちらを買うだろう。1300円ぐらいを節約しようと思えば、漫画喫茶に行く人もいるかもしれない。そこまで考えてみると、
(1)1巻で読むのをやめる人
(2)残り3冊は中古や漫喫ですませる人
(3)残り3冊を購入する人
の3タイプにわかれることになる。それぞれの売り上げは
(1)なし
(2)なし
(3)1296円
となるのだが、出版社としては(3)を選ぶ人がどの程度いるのかが問題となる。ただ、すごく昔の作品ということもあって、大量の顧客を生むことは難しいだろう。しかし、売上を増やす方法がないだろうか。
電子書籍は製造、販売コストがハード書籍と比較してとても安く済むので、もっと購入者を増やす方策があるのではないかと思う。それは、1巻だけを無料にするのではなく、3巻までを無料にするのである。そして、4巻を432円で販売する。
(3)の1296円に比較して6割7分の割引となるので、購入者は3倍増する必要があるのだが、1巻で読むのをやめることと、3巻でやめることを考えれば、後者の方が抵抗は格段に高くなるだろう。また、1300円を節約するために中古本や漫喫を利用する層も、432円なら購入に転換する可能性がある。つまり、(1)や(2)の層が(3)へ流入してくる可能性がある。(3)の売り上げが3分の1に減少するのだが、トータルで考えると、それほど大きな減額とはならないのではないか。
ここでもう一つ見逃せないのが、(1)で終わっていたはずの層が、最終巻だけに課金したことによって(3)に転換して全部読んでくれることによって、「吉田秋生」のマーケティングにつながるということだ。「この作者の他の作品も読んでみたい」と思う可能性は決して低くない。吉田秋生の場合は海街Diaryが継続中なので、その販売部数が伸びる可能性もある。
こうした販売手法は電子書籍ならではの手法で、大きな出版社ではやりにくいところもあるだろう。ただ、1巻だけを無料にするくらいなら、3巻まで無料にした方が、成果はあがりそうだ。
吉田秋生の場合、海街Diaryの映画を是枝氏が監督していて、是枝氏の万引き家族が評判というつながりもある。BANANA FISHのアニメ化もあるので、さらに「吉祥天女が3巻まで無料」とプロモーションすれば、収益増が期待できるのではないか。
ちょっと前までは漫画を電子化しても、買ってくれる層の絶対数が少なかった。しかし、今は、電子書籍で販売しても購入してくれる層が相当数存在する。電子書籍に対する抵抗感も軽減してきた。そうした状況にあった割引を考えても良いはずだ。
Posted by buu2 at
23:30
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割引制度││
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2018年07月06日
暁斎画談 内篇 巻之下
河鍋暁斎の「暁斎画談 内篇 巻之下」を見つけたので保護しておいた。日本で売ると35000円〜50000円ぐらいだろうか。
海外へ輸出したものなので、原書にはない英語のスタンプ(?)が各ページに押してある。
下記に画像データが公開されているのだが、
UKIYOE WEB ART MUSEUM暁斎画談内篇 下
ここで公開されている画像に比較すると発色はとても良い。どうせなら全4冊欲しかったのだが、1冊しかなかった。残念。
2018年07月05日
アメリカの大量生産大量消費社会がだいぶわけわからん状態に
今日、ジャイアントでこんな値札を見つけた。
約350ml入りのコーラ、ジンジャエール等を箱売りしていたんだけど、12本入りで6.69ドル。これでもだいぶ安いんだけど、今日は黄色い値下げ札がついていて、「3 Free」だそう。2箱買ったら3個めが無料なのかな、と思い(通常はBuy 2, 1 Freeとか書いてあるんだけど)、3箱を持ってレジへ。会計を済ませてレシートを見ると、3箱分課金されている。はて?と思いレジのお姉さんに「3箱目は無料なんじゃないの?」と質問したら、「違う、2箱買ったら3箱無料だ。お前は1箱しか持ってこなかった」とのこと。慌てて3箱目をリファンド(払い戻し)して、ダイエット・ジンジャエールとダイエット・コーラを合計3箱追加した。都合5箱で13.38ドルである。
3箱なら20.07ドルだけど、5箱なら13.38ドルという理屈も日本人的には良くわからないのだが、米国だと時々ある。とにかくどんどん消費しろ、ということか。
2018年07月04日
今年のDCの花火
毎年行っているので、もちろん今年も観に行くつもりだったんだけど、前日にHoltby隊員の定期検診があって、そのときに小児科医に「生後2ヶ月ぐらいは人ごみを避けるように」と言われてしまった。遅いよ、もうあちこち連れて行っちゃったよ、と思ったのだけれど、あえて花火に連れて行くこともないかなと思って自宅のテレビで観ることにした。ところが、チャンネルを探しても、ニューヨークの花火ばかりでDCのをやってない。ちゃんと探せば見つかるんだろうけど、面倒になって寝てしまった。
小さいのがいると色々制約が出てくるのは仕方ない。まぁ、今月末のシティ・オープンあたりなら大丈夫だろう。ただ、観客席で泣き出すと困るな。
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23:00
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日記││
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2018年07月03日
サッカー日本代表の4年後
川島>×、昌子>◯、長友>▲、酒井宏>◯、吉田>△、柴崎>◯、原口>◯、香川>△、乾>▲、長谷部>×、大迫>△、本田>×、岡崎>×、槙野>▲、西野>×
◯:濃厚
△:有望
▲:可能性あり
×:終了
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08:34
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日本代表││
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2018年07月02日
逆転負けの引き金を引いた川島、トドメを刺した本田、それを指をくわえて見ていた西野
ワールドカップロシア大会、日本代表はトーナメント第一戦でベルギーに敗れて終了となった。開幕前から田嶋(馬鹿)会長のせいで面白みが激減したのだが、リーグ戦初戦の開始3分で相手の中心選手が退場し、PKで1点をプレゼントしてもらえるという神風のおかげもあって、イエローカードの差でリーグを抜けることができた。
このときも、すでに西野の選手起用には首を傾げざるを得なかったのだが、強運のおかげで大怪我にはならなかった。しかし、ベルギー戦ではそうは問屋が卸さなかった。
前半を0−0で終了させたのは、プラン通りで素晴らしい試合運びだった。その後、2つのゴールで2−0とリードしたところまでは良かったのである。ここから、ほころびを見せてしまった。
2点をリードした段階で、見る側の興味は「次の1点をどちらが取るか」に集約されていた。2−0は非常に難しい試合状況だということは、サッカーをある程度見てきている人間ならすぐに理解できる。もし、負けているチームに点が入って2−1となると、得点した側は勢いがついて、同点、逆転となるケースが少なくない。2点は決してセーフティリードではない。
そして、あろうことか、川島の大チョンボによって、その1点はベルギーに与えられた。やらなくても良い1点でベルギーを「まだ大丈夫だ」と思わせて勢いづけさせてしまった。この時点で、1点リードしていても日本は心理的に不利な状態になってしまった。そして、すぐあとに同点弾を決められてしまった。
その時の感想がこれ。
川島は今日はそこそこファインセーブを決めていたので、全否定するわけではないのだが、やはりA級戦犯に挙げざるを得ない。
そして、もう一人の戦犯が本田である。勝ち越し点を奪われたのは、本田のフリーキック、コーナーキックからのカウンターだった。フリーキックを得たのは終了間際のアディショナルタイム。フリーキックの場所はゴールまでかなりの距離があって、直接決めるには遠すぎる位置だった。この状況での定石は、味方でパスを回しての、日本得意の時間潰しである。ただでさえベルギーに勢いを持って行かれている場面だ。前半から飛ばしていて不利だったことは間違いないが、それでも、まずは一呼吸置いて、落ち着いて延長戦を戦うべきだった。しかし、そこで本田は直接シュートを狙った。これはコーナーキックとなったが、今度もショートコーナーからボールキープにまわるのではなく、安易にゴール前にボールを供給して、キーパーにキャッチされた。その結果は、ご存知の通り。絵に描いたようなカウンターを決められて、終戦である。
敗因は大きく3つ。2−0とリードした場面で次の1点を何としても防ぐための采配がなかったこと、ベルギーを勢いづかせてしまった川島の大チョンボと、本田の自信過剰である。
もちろん、延長戦になったとしても勝てる可能性はそれほど高くなかっただろう。しかし、それでも勝利の確率をアップさせるには、まずは時間稼ぎをして延長戦に持ち込むべきだった。
後半20分までは、危ない場面こそたくさんあったものの、運もあって望外の展開だった。その勝てる試合を、監督とベテランが潰してしまった。なんとももったいない試合だった。
Posted by buu2 at
22:09
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日本代表││
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2018年07月01日
河野薫「赤いローソク」
このブログでは何度か紹介しているのだが、米国人に人気のある日本人版画家として河野薫を挙げることができる。もちろん北斎や広重や吉田博や川瀬巴水の方が知名度も人気も上なのだが、日本での無名度を考慮すれば驚くほど人気がある。僕は米国に引っ越すまでこの版画家の存在を知らなかったのだが、こちらに来て覚えてしまった。
彼の作品を初めて見たのはイステート・セールで、吉田博の版画を大量に売りに出した家の廊下にかけてあった。価格は300ドル弱だったような気がする。ろうそくの灯りを円で表現したところが気に入ったのだが、吉田博の版画を買っていたこともあって、その時はスルーした。
その後で色々調べた結果、その時にみかけた「赤いローソク」という作品は、河野薫さんの作品の中で最高傑作と感じるようになった。さすがは、吉田博を大量に保有していた家である。見る目のある人は、良いものを選んで飾っているものだ。
その後、1度近所のエステート・セールで見かけたのだが、タッチの差で他の人に奪われてしまい、入手できないでいた。そして、今日、ようやくその一枚を手にいれることができた。
Holtby隊員が生まれてちょうど一ヶ月なので、月誕生日のプレゼントにしようと思う。
Posted by buu2 at
12:51
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河野薫││
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