2018年08月31日
Martin’s Tavern再訪
この店はミートローフで有名だけど、ハンバーガーの方が美味しい。
なお、平日の昼に行ってもそこそこ混雑している。だけど、「20分後に戻ってきてくれ」と親切にオファーしてくれるので、近所をぶらぶらして、戻れば良い。
味はまぁ普通だけど、フロアのスタッフたちの対応は素晴らしい。
2018年08月30日
今日のアップル・ストア
日本と違って、米国はアップル・ストアがあちこちにある。おかげで、絵の練習もやり放題。僕のiPadではあまりお絵かきが楽しめないので、時々アップル・ストアへ描きに行く。今日の作品はこれ。
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01:56
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apple││
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2018年08月29日
2018年08月28日
米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その31 充電
米国の充電事情は州によって異なるようだ。ほとんどの州・街はスタバでも美術館でも駅でも、大抵の場所で充電可能だが、なぜかニューヨークだけはこういう野良充電を見かけない。
ただ、ニューヨーク以外でも、「ここでは充電しないでね」と言われることは時々ある。
ワシントンDCに限定すると、野良充電の花形はスタバ。DC中心部には日本の東京でいうとコンビニぐらいにたくさんのスタバがあって、その店のほとんどで誰かが充電している。Wi-Fiも完備されているので、「それじゃぁ、普通の客が利用できなくなるじゃないか」と思うかもしれないのだが、実際には普通の客は歩きながらコーヒーを飲むのが好きなのと、十分すぎるほどに店が存在するので、席が見当たらないということは稀。ベライゾン・センター近くのスタバなど、座席が最初からない。
関連記事のリンク集
(1)仕事
http://buu.blog.jp/archives/51570819.html
(2)優先席
http://buu.blog.jp/archives/51570820.html
(3)コミュニケーション
http://buu.blog.jp/archives/51570821.html
(4)育児
http://buu.blog.jp/archives/51570822.html
(5)医療
http://buu.blog.jp/archives/51570823.html
(6)嗜好品
http://buu.blog.jp/archives/51570824.html
(7)消費活動
http://buu.blog.jp/archives/51570825.html
(8)民主主義
http://buu.blog.jp/archives/51570826.html
(9)言語
http://buu.blog.jp/archives/51570827.html
(10)趣味
http://buu.blog.jp/archives/51570828.html
(11)映画
http://buu.blog.jp/archives/51570834.html
(12)食
http://buu.blog.jp/archives/51570835.html
(13)企業と生活者の関係
http://buu.blog.jp/archives/51570838.html
(14)移動手段
http://buu.blog.jp/archives/51570843.html
(15)現金とカード
http://buu.blog.jp/archives/51570845.html
(16)銃
http://buu.blog.jp/archives/51570874.html
(17)乞食
http://buu.blog.jp/archives/51570875.html
(18)人種
http://buu.blog.jp/archives/51570877.html
(19)格差
http://buu.blog.jp/archives/51570885.html
(20)芸術
http://buu.blog.jp/archives/51570886.html
(21)障害者
http://buu.blog.jp/archives/51570887.html
(22)興行チケット
http://buu.blog.jp/archives/51570888.html
(23)単位
http://buu.blog.jp/archives/51570889.html
(24)カーナビ
http://buu.blog.jp/archives/51570890.html
(25)出産
http://buu.blog.jp/archives/51570891.html
(26)インターネット
http://buu.blog.jp/archives/51570892.html
(27)郵便・宅配便
http://buu.blog.jp/archives/51570893.html
(28)地方自治
http://buu.blog.jp/archives/51570894.html
(29)性犯罪者
http://buu.blog.jp/archives/51570895.html
(30)住宅
http://buu.blog.jp/archives/51570934.html
(31)充電
http://buu.blog.jp/archives/51571250.html
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まじめな話││
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今日のイステート・セール
今日はベテスダで良さそうなイステート・セールがあったので、開店前30分に行ってみた。開店前に並んだのは15人ほどで、僕は6番目だった。狙いはこれ。
Shepard Faireyのサイン入りポスターである。朝一にならんだおかげで一番に手にすることができたのだが、
たかーーーーーい。いくら米国人に大人気のShepard Faireyサイン入りとはいえ、5万円はないだろ。高くても100ドルぐらいだと思っていたのに。
早起きして駆けつけたんだけれど、諦めた。イステート・セールって、大抵は事前に価格がわからないので、時々こういうことがあるんだよね。仕方なし。
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10:30
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買い物││
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2018年08月27日
REGIONS THAI
Farragut WestからすぐのところにあるREGIONS THAIに行ってみた。
カレーやサラダを食べてみたけれど、米国風にアレンジされたタイ料理で、辛口を頼んでもほとんど辛さを感じることがなく、これはダメだ、というレベル。
雰囲気は良いのだが、オープンな店構えのせいで店内には蚊が飛んでいて、あちこち刺されてしまった。見た目は良いので、雰囲気を味わいたい人には良いかもしれないが、本場の味や居心地を求める人にはお勧めできない。
REGIONS THAI
919 19th St NW
Washington, DC 20006
(202) 702-0883
2018年08月26日
Smithsonian American Art Museum’s Renwick Gallery
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10:50
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美術││
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2018年08月25日
DCでは電動キックボードが大流行中
今年の初めあたりから、DCの街中で大流行しているのがこの電動キックボード。
それなりに高いので、二人以上の移動ならUberやLyftの方が安い。でも、一人での移動なら、こっちの方が安い。
こういう新しい道具が発明されると、米国人は「面白いからやっちゃえ」となるのだが、多分日本だと保険が、とか、免許が、とか、自動車税が、とか、警察が色々言いだして、結局いつまで経っても導入できないことになるのだろう。日本の競争力が失われたのは、こういうところにも原因があると思う。石橋を叩いているうちに、他所はすでに別の橋を作っていたりして。イノベーションを生み出したくても、ハードルが多すぎてスピード感が失われてしまう。
なので、面白いアイデアを試してみたいという人は、日本から出て行った方が良い。面白いアイデアは、海外の方が歓迎してくれる。
あ、ちなみに上で紹介した電動キックボードは、利用にあたって運転免許証をスキャンする必要があるので、観光客は利用するのが難しいはず。
2018年08月24日
No Spectators
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16:00
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美術││
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カルボナーラを作ってみた
ホールフーズでパンチェッタとパルミジャーノを売っていたので、カルボナーラを作ってみることにした。
まず、オリーブオイルでパンチェッタを炒める。
脂がたっぷり出たところでパンチェッタを取り除く。
麺を茹でる。
途中で茹でた湯をスプーン一杯程度、さっきのフライパンの加えて、加熱していないフライパンの上で乳化させる。
続いて、生卵2個、卵黄2個、パルミジャーノを30グラム、黒胡椒を少々、ボウルにとって良く混ぜる。
茹でたパスタをフライパンにとって、脂と絡める。
それから、卵液を追加して、また混ぜる。
混ざったら、加熱。卵が固まってきたら火から下ろして、ゴムベラで良く混ぜる。混ざったら、また火にかけて、固まってきたところで火から下ろしてかき混ぜる。この繰り返し。ちょうど良い硬さになったっところで完成。
ちょっとしょっぱかったかな。パンチェッタの味がわからなかったので。これくらいの塩加減なら、パスタを茹でるときにもう少し塩を減らしても良かったかも。
今度は普通のベーコンで作ってみようと思う。あと、もうちょっと大きめの卵を使ってみようかな。
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00:30
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料理││
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2018年08月23日
今日のKadhai
ベテスダのKadhaiでランチ。
今日はNIHのグループがここでランチミーティングをやっていて、外で食べざるを得なかった。今のシーズンは蚊が多くて外は食事する環境ではないのだが、仕方がない。
米国人はどうして蚊に刺されても平気なんだろう。
2018年08月22日
米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その30 住宅
住宅事情は米国も地域によって大きな差があるので、ワシントンDC周辺に限定してコメントする。
日本と比較して、家の価格の最大の特色は価格の下落がほとんどないこと。これは木や紙でできている家が主流の日本との最大の相違点だろう。古くなっても、リフォームすれば高値で売れる。また、家の買い替えが頻繁なので、流通量も多い。子供の数によって部屋数が法律で規定されているので、子供が生まれると必然的に転居しなくてはならなくなる。
一軒家は1億から数億が相場で、アパート(日本でいうマンション)の価格も高額だが、引っ越すときには同等以上の価格で売却できるので、資産がある人は賃貸と同じ感覚で購入する。この、「家の価格は安定している」という状況が崩壊すると、米国社会は崩壊しそうである。
古い家でも価値が下がらない理由はよくわからない。
賃貸住宅は面積あたりで考えると日本よりも多少安いかもしれない。参考までに書いておくと、現在僕が住んでいるアパートは18階建て、屋上にプール、地下にジムがあって、24時間有人受け付け、常時オートロック、100平米の占有、ホワイト・ハウスから車、地下鉄で30分程度の距離で、月額1900ドル程度である。
治安に目をつぶれば、もっと安い物件もあるはずだが、米国は安全も金で買う国なので、平和ボケした日本人には居住地で冒険するのはハードルが高い。
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12:41
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まじめな話││
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2018年08月21日
米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その29 性犯罪者
米国では性犯罪者のデータベースがしっかりしていて、いつでも、どこに犯罪歴のある人間が住んでいるのか、住所まで正確に知ることができる。顔写真付きである。
実際に調べてみると隣のアパートにも前科者が住んでいたりする。
日本では人権侵害になると考えるらしいが、米国ではこの辺、躊躇がない。
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22:01
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まじめな話││
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その28 地方自治
「安倍晋三が嫌いなので国外脱出した」というと、時々「じゃぁトランプなら良いのか?」と疑問を呈する人がいるのだが、米国は日本と違って地方自治がしっかりしているので、大統領の暴政が及ぶのは治安維持、外交、国家機関に関する事項がほとんどで、国民の生活が大きく変わることはない。
このあたりなら、メリーランド、ヴァージニア、ニューヨークといった州がそれぞれ国のようなものだ。
とはいえ、VISAなど全く影響がないわけではないので、次の選挙ではさっさと負けて欲しいと思っている。
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21:57
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まじめな話││
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その27 郵便・宅配便
郵便・宅配便事情は、日本の方が格段に優れている。
米国は料金が高い上に、届くのが遅い。米国人たちがアマゾン・プライムをありがたがる理由がよくわかる。普通に注文すると、1ヶ月かかった上に商品がなくなって強制キャンセルといった事態も珍しくない。また、宅配業者が配送物を家の前に置いて帰ってしまい、失われてしまうこともあるので、保険をかけなくてはならないケースもある。
米国はオークション文化が発展していて、日本がヤフオク、メルカリなど数社によって寡占状態なのとは全く状況が異なるのだが、リアル・オークションがネットと連動しているケースが多々ある。こういうオークションでは、落札者が自分で地元の配送業者を手配する必要があるのだが、ピックアップ、梱包、発送までの手続きで、みかん箱サイズの荷物でも50ドルから400ドルぐらいまで見積もり額に差がある。配送料金は総じて高めである。
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21:52
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まじめな話││
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その26 インターネット
回線の太さは日本に断然優位である。米国のネット(我が家の場合はcomcast)は遅い上に頻繁にストップする。
一方で、野外でのフリーWi-Fiは米国の方が充実している。たとえばワシントンDCの街中では、何かしらのフリーWi-Fiにひっかかることができる。
地下鉄のWi-Fiは日本の方が整備されている。NYもDCも、今年の時点では駅間でのネット利用はかなり困難だった。
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21:46
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その25 出産
米国では、硬膜外麻酔による無痛分娩が一般的である。陣痛促進剤を使用して計画的に出産するので、産婦人科医の負担も軽くなっている。
出産にあたって入院するのは3日程度で、ほとんどが自分の足で歩いて退院するようだ。
出産時の体への負担が軽いため、産休も短めに設定されている。アメリカ国立衛生研究所(NIH)の場合、出産の前後8週間が産休期間である。
なお、出産費用は請求額で300万円程度。保険適用で全額無料。
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21:40
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その24 カーナビ
与えられたものをそのまま受け入れ続けるのが日本人で、そこには合理的な判断がない。米国人は良いものがあればさっさと取り入れて、古いものは捨ててしまう。カーナビはその典型例だろう。
車に積んでおくと窓を破られて盗まれるということもあるのかもしれない。Uberを使っているとカーナビ搭載の車はほとんど見ることがない。みんなスマホを横において、グーグル・マップのナビで運転している。UberやLyftはサービス提供者も、客も、スマホで利用するから、という理由もあるのかもしれないが、カーナビの利用率はものすごく低い。日本人の友人たちも同様で、自分の車にカーナビを搭載している人を見ることは滅多にない。
グーグルのせいで、日本でもカーナビは終了するのかもしれない。
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21:35
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その23 単位
米国で暮らしていてもっとも不便に感じるのが単位系である。いまだにパウンド、フィート、マイル、℉などで表示するのが一般的である。高校の物理とか、どうしているのだろう。
他国のやり方に口出しする立場にはないのだが、単位系は珍しく米国が他国から遅れているところで、さっさと国際単位系に移行すべきだと思う。
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21:25
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その22 興行チケット
日本はダフ屋規制で法律を作ろうとしているようだが、米国では滅多にダフ屋を見ることがない。なぜなら、チケットはリファンドが簡単で、またチケットの価格は席の良し悪しにあわせて非常に細かく設定されている。超大人気のチケットなら話は別なのかもしれないが、たとえば今年のスタンレィ・カップの決勝戦は、直前でも普通に購入することができた。価格は8万とか、30万とかだったが。
転売目的のダフ屋対策も一応講じられているが、それは機械やアプリによる機械的大量発注に対してで、日本が企図しているようなダフ屋の禁止ではない。
日本だと東京国際フォーラムの最前列と40列が同じ価格で販売されたりするし、用事ができて行けなくなったときにリファンドもできないので、ダフ屋が介在する隙がある。法律を作る前に、もうちょっと頭を使った方が良い。
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21:18
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その21 障害者
日米で差が大きいのが障害者対応だろう。
米国の都市部で生活していると、すぐに気がつくのが電動車椅子の多さである。いたるところに、車椅子の障害者や老人を見かける。彼らは援助者なしで、ひとりでどこへでもでかけることができる。ワシントンDCでは、ほとんど全ての建物にエレベーターが整備され、道路はバリア・フリーだし、バスは乗降のたびに電動でブリッジが現れる。
日本だと歩道が狭いし、あちこちに段差があるし、エレベーターやエスカレーターよりもまず階段を整備する国なので、米国並みの障害者対応を実現するのは容易ではないだろう。
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21:10
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その20 芸術
日本と建築に関する規制が異なるのか、米国の家は壁が多い。その壁には絵画、写真などをこれでもかというぐらいに飾るのが一般的なので、総じて芸術に対する理解が深い。ワシントンDC界隈では場所を変えて年に10回程度のアート・フェスティバルが開催され、その度に米国中からアーティストが集合している。客も大勢集まってきて、とても賑わっている。
大都市にはそれぞれ有名な美術館が存在し、名作を楽しむことができる。この辺は日米に大きな差はないのかもしれないが、米国の美術館はばかでかいところが多く、常設展示の充実度が素晴らしい。また、理由は不明だが、混雑具合はそれほどでもなく、日本のように行列したり、順番を待つことは滅多にない。観て回る環境は、米国の方が格段に良好である。
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21:02
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その19 格差
米国の格差は日本に比較して格段に大きいようだが、富裕層は多額の寄付をしていて、非富裕層はその恩恵にあずかることができる。たとえばスミソニアン博物館はほとんどが無料で、フェルメールだろうが、ダ・ヴィンチだろうが、朝から晩まで心ゆくまで楽しめる。
非富裕層が不便な暮らしに終始しているかといえばそうでもなく、たとえばディズニー・ランドでも、ユニバーサル・ステュディオでも、貧乏だからといって入場を拒否されることはない。ただ、金持ちは行列に並ぶ必要がないし、場合によっては貸切にすることもできる。
米国の格差で一番深刻なのはおそらく健康保険で、交通事故にあって救急車を呼んでも、救急隊員はけが人にまずどんな保険に加入しているかを確認するそうだ。命を金で買う国なので、貧乏だと早死にする可能性が高い。
そこを問題視したのがオバマ前大統領だが、その負担は中流階級層のふところを直撃したため、民主党の人気が落ちてしまった。
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20:53
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その18 人種
米国は当然のように人種がいろいろで、だいぶわけわからない状態になっている。おかげで、各人の母国語、肌や髪の色、服装などに気を配る人はほとんど見かけない。話している限りでは南米とアジアからの移民が多く、ヨーロッパからの移民は少なく感じる。ただ、フランスやドイツから来たという話は聞いたことがないのだが、東欧やロシアからの移民はちらほら見かける。
また、話しかけられて会話していると、「日本人なの?私、横須賀に長いこと住んでいたのよ。日本、好きよ」と言ってくる米国人女性にときどき遭遇する。米軍の家族が大勢住んでいるのは、ワシントンDCという場所柄かもしれない。日本人に対する心象はとても良いと感じる。
人種差別的な意識を潜在的に持っている人はいるのだろうが、それを日常生活で感じることはほとんどない。むしろ、日本の方が(東アジアの人たちに対して)差別意識を強く持っていると感じる。ただ、これも地域差は大きそうだ。
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09:51
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その17 乞食
DCやNYではかなりの数の物乞いを見かける。街角でスタバなどの飲料のカップを手に、通行人に声をかけているのは繁華街では普通の光景。郊外の幹線道路だと、中央分離帯に立っていて、信号で車が停車するたびに、運転席の窓を叩いてお金を要求する人がいる。
他に面白いのだと、地下鉄に乗っているときに、駅で乗って来た人が座っている人の横の空席に紙切れとクッキーを置いていく。それを手にするとお金を払わなくてはならないルールらしい。一通りクッキーを配ると、今度はそれを回収してまわり、次の駅で降りていく。多分、次の列車が来たら、同じことを繰り返すのだろう。
ニューヨークでは妊婦の乞食を見かけたのだが、たまたま集金係が集金に立ち寄った場面に遭遇した。乞食にも元締めがいるようだ。
宗教的な理由からか、ちゃんと小銭を差し出す人がそこそこの頻度でいて、それなりに収益があがっている様子である。
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09:41
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その16 銃
高校や大学での銃乱射が最近でもニュースになったが、ラスベガスでの大量殺人も含め、米国では銃による殺人事件が良く起きる。理由は明白で、銃の入手が簡単だからだ。
ただ、ワシントンDCでは他人に見える状態での銃の携帯(オープン・キャリー)が認められていないので、こちらに来て一般人が本物の銃を持っているのを見たことは一度もない。また、銃を携行してうろうろしている人物がいると、不審者情報としてスマホにアラートが配信される。
大きなイベントの会場、美術館や博物館、NIHやIMF、世界銀行といった建物の入り口には金属探知機があって、持ち物検査が行われる。
主観だと、銃への意識は地域差、年齢差、性差が大きそう(大都市部、若年層、女性がそれぞれ規制強化派が優勢)で、ワシントンDCやその周辺では、銃規制に積極的な人の方が圧倒的に多数と感じる。
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09:31
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その15 現金とカード
米国での支払いで現金を使う人はかなり少ない。大抵はカードかチェックを利用する。飲み屋で割り勘でも、カードでの支払いが可能だ。
ここまでカード社会なのは、現金を持ち歩いていると襲われる危険性があるからだ。また、偽札の利用も多いようで、米国には一応100ドル札が存在するのだが、これを不用意に使うと、偽札と疑われてとても時間がかかる。街中では、20ドル札までが限界である。
また、カードの不正利用も頻繁にある。こうした場合、カード会社の責任を問われるので、不審なカードの利用があるとすぐにカードが利用不可になって、カード会社から確認の電話がかかってくる。ほとんどの支払いがカードで行われるため、不審な利用についてのモニタリングも詳細に実施されている。
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00:42
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その14 移動手段
食費や住居費を筆頭に、何をするにも金がかかるのが米国だが、安いものもあって、映画料金と移動コストが安い。たとえばニューヨークーワシントンDC間で運行されていて僕がよく使う交通機関にメガバスがあるのだが、この高速バスはNYーDC間を4時間30分で連絡していて、費用は大抵5ドルである。両都市間は375キロあるので、日本で言えば東京ー名古屋よりも少し長い距離になる。
バス以外にもロー・コスト・キャリア(LCC)はあって、Spiritなどの航空機を使えば、ハワイ以外は合衆国内どこへでも100ドル以下で行くことができる。
これらの航空機会社も、バス会社も、何度も利用したことがあるのだが、最大のデメリットは時間通りに運行されないこと。スピリットは5時間、メガバスは1時間以上出発が遅れたことがある。しかし、誰も怒らない。「安いから仕方ない」と諦めて、ロビーに寝転んでパソコンをいじっていたりする。
時間に正確でありたければ、最初からLCCなど利用するな、ということである。
日本以上に大都市間に距離のある米国だが、移動コストが安いおかげで人間の移動が容易になっている。これは経済活性化に必ず寄与しているはずだ。
また、もっと近距離の移動も米国は安い。それはUberやLyftといった自動車配車サービス(日本で言えば白タクのようなもの)のおかげもあるし、自転車のレンタルも良く利用されている。今年になってからは電動キックスクーターの利用者も良く見かける。高額なタクシー一択の日本とはかなり状況が異なる。
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00:30
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2018年08月20日
米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その13 企業と生活者の関係
日本と違って、米国民は企業の姿勢に敏感である。たとえば先日日本ではガストがプラ製ストローの全廃を打ち出したが、米国だとこういう姿勢を打ち出すだけで客が増えて株価がアップする。
日本に出店して、行列ができたとニュースになったシェイク・シャックは確かに米国でも人気だが、その原因は味ではなく「従業員の厚生に対してとても敏感で、社会的に良い影響を及ぼしている」という理由で受け入れられていると聞く。実際、食べてみても大して美味しくないし、もっと美味しいハンバーガーを食べることのできる店は存在する。
雇用を生み出すということは社会の安定につながるという意識が強いので、提供している製品やサービスの質に大きな差がないのであれば、良好な社会環境の維持に貢献している会社を選ぶ傾向にある。
日本では、社員の待遇が悪いブラック企業だとわかっても、それを理由に不買運動に発展したり、逆に失業者や障害者の雇用に積極的な会社だからといって、その会社の製品を選んで購入するといった消費者行動はあまり耳にしない。
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22:37
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その12 食
今や大抵のことは米国の方が日本より上をいっているのだが、食、特に味についてだけはほとんどの面で圧勝だろう。
食材も、レストランでの食事も、日本が米国に学ぶべきものはほとんど見当たらない。なぜ日本人が米国発のレストランやファスト・フードをありがたがるのかさっぱり理解できない。ただし、いくつか例外があって、セロリは米国産の方が美味しい。また、牛肉は安くて質の高いエィジング肉を売っている。
レストランは日本のおよそ1.5倍ぐらいの価格だが、エィジアン・フードだけは安価なのが普通で、タイ料理、ヴェトナム料理あたりはお手頃な価格で美味しい料理を食べることができる。ただし、日本料理は高く、ほとんどの地域でラーメン一杯15ドル程度、税金とチップを加えると20ドル程度になる。寿司も、30ドルぐらいしか出さないと良くわからない食べ物が提供される。
チップ制度は本当に面倒くさく、米国人の多くも撤廃を望んでいる。しかし、繁盛店のホール係だと稼げる額がとても多くなるので、稼げるホール係にとってはありがたい制度らしい。
マクドナルドやシェイクシャックといったファスト・フードも味は日本と大差なく、価格はかなり高いので、食べる価値はない。
美味しいものを食べたければ、スーパーで食材を買って家で調理するのが一番確実だが、生卵は食べない方が良いらしいので神経質な人は注意が必要。また、200ドル以上出せばまともな料理を食べられるらしいが、まだ試したことはない。
こうした記述はDC、ニューヨーク、シカゴ、フロリダ、ラス・ベガスあたりの話で、ニューオーリンズのレストランだけはなかなか味が良かった。日本の方が美味しいけど。
味以外では学ぶべきところはいくつかある。まず、飲み屋だろうが食事処だろうが、米国は全店禁煙。アルコールを提供する店は入店、あるいはオーダーに際して写真入りのIDの提示を求められる。そして、ほとんどの店でベジタリアン向けのメニューが用意されている。これらの点は日本よりも進んでいる。
DC界隈の和食レストランは、安価なところは大抵おかしな料理を出している。オーナーが米国人で、シェフが雇われ日本人だったりして、このシェフがコロコロ所属先を変えるので、シェフがいる間は良いのだが、いなくなると劣化する。逆に、オーナーが日本人で、調理人が日本人以外という例もあるが、これらは最終的な味のチェックを誰がやっているかによって、店の質が変わってくる。
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21:11
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その11 映画
米国の映画館はとても安い。会員になると一本5ドルで鑑賞できて、ポイントもたまる。5本観ると6本目がただになるくらい。IMAXでも3Dでもほとんど料金は変わりがない。
加えてムービーパスという月額10ドルで一般映画を見放題(IMAXや3Dは除外、同じ映画は二度観ることができない)というサービスがあるのだが、さすがに赤字続きだったようで、この8月から毎月3本までに制限がかかった。他にも映画館によっては月額20ドルで毎週3本まで、観る映画に制限はなし、といったサービスもある。総じて、日本よりもかなり安い。また、設備も良くて、シートがリクライニングだったりするところもある。
終映後のエンドロールの最中に客席の電灯が点灯するのも日本とは違うところ。ほとんどの客がエンドロールの最中に席を立つ。鑑賞中に声をかける客も時々いて、面白い映画だと終映時に拍手する人もいる。
大抵のもの、サービスは米国の方が高額だが、映画は珍しく米国の方が安いサービスで、それでいて鑑賞環境が良い。映画が好きなら、米国の方が楽しめるはず。
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20:35
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その10 趣味
米国人の趣味は非常に多様。スポーツだと、同じ趣味の人を見つけるのに苦労するくらい多様性がある。これまで野球、サッカー、フットボールなどについて飲み屋で盛り上がった経験がない。
しかし、スポーツの重要な試合があるときは、スポーツ・バーでは盛り上がる。スーパーボウルやスタンレイカップなどの時は、当然のように大盛り上がりする。
見るのではなく、やる方も多様性がある。テニスコートは大抵無料だが、誰もプレイしてないことも多い。街中にあるバスケット・コートでは、プレイしていることが多い。ゴルフは1ラウンド1000円とか、非常に安いらしい。ゴルフやらないので詳しくは知らないけど。
あと、地域密着性は非常に高い。たとえばワシントンDCのスタジアムでキャピタルズ(アイスホッケー)以外のウェアを見るのはまれ。野球も、サッカーも、地元愛が強い。
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16:12
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その9 言語
米国の共通語はもちろん英語だが、スペイン語と併記されていることも多い。
ヒスパニック系の訛りをもった英語を使う人が多い。
公的な場所での言語表記はまず英語、次にスペイン語、親切だとフランス語と中国語。ドイツ語と韓国語と日本語はニューヨークの地下鉄の券売機ぐらいでしかみた記憶がない。
ヒスパニック系の英語は聞き取りにくいが、もっと難しいのがインド、バングラデシュ、イランあたりの中央アジア系の訛りの英語。韓国訛りは慣れれば聞き取りやすい。
日本との関係でいうと、日本人の英語の発音はヘボン式ローマ字の悪影響を強く受けていると感じる。英語は「e」を「イ」、「i」を「アイ」と発音するケースが多いのだが(だから、Motokiという名前を見ると、ほとんど全ての米国人が「もとかい」と呼ぶ)、日本人はこれらを「エ」「イ」と発音しがちで、聞き取ってもらえないことがある。
カタカナの悪影響も色々あって、例えば「マンゴー」と「メンゴー」は発音としてはほんの少しの違いでしかないが、会話の中で日本人がマンゴーと発音しても米国人からは「え???それ、何?」と思われてしまう。逆に、米国人から「メンゴー」と言われても、日本人の多くは何のことか理解できない。母音の違いはほんのわずかだが、それでも全く理解不能になる。
#一度言われて、教えてもらえばわかる。
あと、日本語は平板だが、英語はアクセントがとても大事。アクセントさえ間違ってなければあとはごにょごにょ言っていても通じてしまうことが多々ある。
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16:05
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その8 民主主義
政治への参加は大人から子供まで積極的である。
良いことか悪いことは判断できないが、学校の先生が自分の立ち位置を表明することもある。
デモは毎週のようにどこかで行われていて、参加者はとても多い。国会のそばの太い道路を封鎖してのデモも珍しくない。DCでは多くのデモの終着点が国会議事堂で、最後はみんなで「仕事しろ」と声を揃える。また、地元の政治家への直接的な意思表示も良くやるようだ。
笑ってしまうのは、大規模なデモがある時は日本大使館から「危険なので近づかないように」とメールが来ることである。せっかく本場の民主主義に触れることができる機会だというのにである。
何かおかしいと思うことがあると、すぐに声をあげ、行動に出るのが米国民。民主主義の枠の中で、おかしいことは絶対に変えていってやるという意思を感じる。このあたり、おとなしく受け入れる日本人とは雲泥の差がある。
個人的には、常々「血を流して手に入れた民主主義」と「戦争に負けて押し付けられた民主主義」の違いなのかな、と思っている。米国人の民主主義へのプライドの高さは尋常ではない。
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15:51
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その7 消費活動
米国の大量生産大量消費体質はすごい。
スーパーでは、「2つ買うと3つめタダ」といった値札があちこちに貼ってあって、とにかく大量消費を煽る。
ビッグマックも、1つ4.95ドル、2つだと5ドルだったりする。ビッグマックの製造は多くが機械化されているからなのか、とにかく来てくれ、という売り方である。
ジャンクフードは特に安いのが米国の特徴。
そして、街によって、肥満の人が増減する。これまでみて来た中では、一番肥満者の少ないのがニューヨーク、次がシカゴ、その次がワシントンDCやニューオーリンズ。フロリダはかなり多くて、ラスベガスになると9割が肥満である。
体重への意識はそれほど高くないのに、オーガニック食品が大好きなのも米国人の特徴。ノーマルに比較してかなり高いのに、多くの人がオーガニックを購入する。
アウトレットは米国人も大好き。ただし、金持ちは近寄らない。売っているものは同じだが、「あそこは俺たちが行く場所ではない」という考えなのかもしれない。
日本では一般的でないものに2つあって、1つはスーパーなどの物販店でのリファンド、払い戻し。一度、要冷蔵のケーキを買って冷蔵庫で保管していたら、消費期限内にカビが生えたので、買った店に持って行ったら払い戻してくれたことがある。テニスのチケットも、サイトには「払い戻し不可」と書いてあるのに、電話したら払い戻してくれたことがある。日本ももうちょっとリファンドに寛容になるべきかもしれず、それをやると価格に上乗せされるので、今のままでも良いのかもしれず、難しいところ。
もう一つがレストランでのto-go box(=テイク・アウト)。食べ残したものは大抵のものについて箱詰めにして持ち帰ることができる。日本ではなま物が多いなど衛生上難しいのかもしれない。
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14:26
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その6 嗜好品
米国(というか、ワシントンDCとその周辺)は、屋内での喫煙と屋外でのアルコールに非常に厳しい。メリーランド州はアルコールの販売にも厳しい。未成年者のアルコールにも厳しく、ほとんどのアルコール提供飲食店では、アルコール飲料を注文するとパスポートなどの写真入りIDの提示を求められる。
ちょっと前にジャニーズのタレントが未成年者と飲酒して活動自粛というニュースをみたのだが、米国だと、あれで非難されるのはタレントではなく、年齢を確認しなかった店になる。
また、飲食店は全面禁煙。どういう経緯でこれが実現したのかは未調査だが、日本で「禁煙にすると売り上げが落ちる」と主張する飲食店の存在は不思議でならない。部分的に例外を認めようとするから話が複雑になるのであって、全部禁煙なら、売り上げが落ちたとしても僅かだろう。タバコが吸えないから、パーティは家で開催、という熱心な喫煙家がそれほどたくさんいるとも思えないし、そんな環境の悪いパーティに行きたがる人がそれほどたくさんいるとも思えない。
タバコと酒については、日本は明らかに米国から遅れている。
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14:07
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その5 医療
米国の医療費は全般的に高額。我が家のHoltby隊員は生後一週間の時期に新生児黄疸と診断されて、新生児ICUに4日間入院したのだが、その時の請求額は約700万円だった。
あるいは、かかりつけ医を作っておいた方が良いと考えて、近所の診療所に行ったのだが、約30分の問診と雑談で、請求額は約5万円だった。
ちょっとしたことでも高額な医療費を請求されるのだが、保険に入っていれば支払額は激減する。上述の新生児ICUへの患者負担は0円。請求書だけ送られてくるが、実際の支払いは保険会社が全て担当する。
健康保険がきちんと整備されていなかったのが米国で、貧乏人は怪我をしても、病気になっても、医療を受けられなかった。そこに手をつけたのがオバマ。しかし、このオバマ・ケアの導入で中流階級の保険料が激増した。「トランプが馬鹿なのはみんな知っているが、とにかくオバマ・ケアでの負担増が家計を圧迫して迷惑なので、トランプ支持」という人が結構いるらしい。
がんなどの重篤な疾病に関する先端医療は、米国の方がやりやすいようだ。実験的な医療も、手続きさえクリアできればテストできる。従来の医療では手の施しようがない患者でも、一か八かの治療を受けることができる可能性がある。
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13:58
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その4 育児
米国は乳幼児を連れている親にはとても親切に対応する。これまで、乳児を連れていることによって入店を断られた店は一つもない。エレベーターなどでは必ず最優先してくれる。日本では子連れで朝の満員電車に乗るとか考えられないし、子供が泣いているだけでも不快感を表明される不寛容な社会だが、米国はそんなことは一切ない。
同時に子供の保護にも熱心である。小学生までは子供一人で家に残すことも、外に出すこともできない。先日、2歳児が山に登ってしまい行方不明になったというニュースがあったが、あれを米国でやったら親が逮捕される。
根底にあるのは、「子供は自分で自分の権利を主張できないので、大人がきちんと保護しなくてはならない」という考え方のようだ。とにかく子供の権利保護と安全確保に対しては最大限の努力を払うのが米国社会。また、子連れの親に対しても親切なのも同様。これらの点は、日本人は真剣に米国から学んだ方が良い。
なお、米国の保育コストは高額で、子供一人あたり月2000ドル以上が相場。子供が二人なら毎月約50万円かかる計算である。これは最低賃金が高いのも要因の一つ。あと、何かあった時の裁判費用などもコスト・アップにつながっているのだろう。
最低賃金が高い社会とは、金持ちは楽をして、貧乏人は面倒なことを自分でやる社会である。
ちょっと驚いたのは、日本では液体ミルクがまだ販売されていないということ。ようやく厚労省の認可が下りたそうで、来年には販売されるらしいが、なんでそんなに遅れているのか不思議でならない。ちょっとした旅行や、車や飛行機での移動の際、日本の親はミルクをどう調達しているのだろう。平時なら我慢すれば良いのかもしれないが、大雨や地震による停電などの時に困ってしまうはずだ。
「米国のおむつは質が悪いから、日本から買っていったほうが良い」と言われて、そこそこの量の紙おむつを日本から持っていったのだが、途中で使い果たしてしまった。以後、米国のパンパースを使っているのだが、肌触りとかは何の問題もないし、むしろ許容量が多く、使いやすい。おしり拭きなども同様。ストローラー、バウンサーなども充実していて、関連商品は米国の方が充実している印象を受ける。
ただし、子供服のできは日本産(といっても、メイド・イン・東南アジアだろうが)の方が良い。これは日本人の体型に合っているということもあるだろう。
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13:41
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その3 コミュニケーション
米国の歩道を歩いていてすぐに気がつくのは、知らない人がどんどん話しかけてくることだ。「Hello」「How are you」「Lovely weather, isn't it?」ぐらいは普通だし、「I like your umbrella」「I like your shoes」なんて持ち物や洋服を褒めてくることもよくある。最初のうちは独り言かなと思っていたのだが、そうではなく、非常にフランクに話しかけてくる。
あるいは、バスに乗って来たおばさんが財布を取り出すときに、一番前に座っていた男性に自分がもってきたスタバのカップを「ちょっと持っていて」と手渡したりするのも日常茶飯事である。
バスの客が暇だと運転手のところへいって雑談を始めるのも普通。
色々な人種、年齢の人がいるのが当たり前で、彼らは何の分け隔てもなく気軽に話しかけて、会話し、バスで降りるときに「何かSNSやってないの?」と言ってIDを交換して行ったりする。
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13:22
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その2 優先席
米国にも日本と同じようにプライオリティ・シートがある。表示上は妊婦、怪我人、障害者、高齢者に譲るように書いてあるが、実際には、高齢者に席を譲るケースは明らかに少ない。米国人に聞いてみたのだが、杖をついているなど、明らかに障害を抱えている高齢者にはもちろん席を譲るが、健康な高齢者に席を譲ることはないと答える人が大半だった。
とはいえ、ワシントンDCの場合、席を譲らなくてはならないほどバスや地下鉄が混雑していることはほとんどない。どちらかといえば、交通機関よりは、スタバとか、街中や美術館などのベンチがいっぱいなことが多いのだが、これらでも特に高齢者に優しいと感じたことはない。
エレベーターに乗る時なども、ベビーカーや妊婦は優先されるが、高齢者は特に優遇されている感じはしない。
日本と米国と、どちらが良いかはちょっと判断がつかないのだが、僕は米国でも必要なら譲る派である。そういう機会は米国では滅多にないけれど。
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13:11
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米国で30ヶ月生活してみての米国と日本 その1 仕事
20−30ぐらいにまとめていく予定。第一回は「仕事」について。
米国に来た直後、移民向けにメリーランド州が無料で提供しているキャリア・サポートの授業を受けてみたのだが、一番最初にジョブとキャリアの違いについてみっちり教えられた。ジョブとキャリアの違いについてはこちらに記述したのだが、
ジョブなのか、キャリアなのか、それが問題だ
http://buu.blog.jp/archives/51550277.html
ジョブ・キャリアの分割と、高度プロフェッショナル制度
http://buu.blog.jp/archives/51550477.html
日本人はこれらの切り分けが不明確である。おかげで、ジョブの人間もキャリアの人間も、みんなが不幸になっている。
米国では、社会人にジョブとキャリアの違いをきちんと説明する。そして、お金が欲しければ勉強して賃金の良い仕事につくか、キャリアとして働いてスキルを身につけることを教えられる。一方で、そこまでのお金は必要ないという人でも、普通に暮らして行くためのジョブを用意している。ジョブの量が不足すると社会が不安定化するので、失業率が重要な社会指標になっているようだ。
僕は、日本も米国のようにジョブとキャリアを明確に分離して、ジョブには最低賃金や労働時間などの面でしっかりとした保護を行い、キャリアについては成果主義や年俸制などの自由に競争できる環境を整備していくべきだと思う。年功序列・終身雇用から、ジョブとキャリアの分離した社会へ移行することが、日本の競争力回復への鍵だと思っている。
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13:01
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2018年08月19日
今年のコットン・キャンディ
今年もようやくコットン・キャンディの季節がやってきた。
ちょっと見逃すと、一週間ぐらいであっという間に終了してしまうので、この1ヶ月ぐらいずっと注意していた。今年はあと何回買えるかな?
2018年08月18日
鶏のトマト・ソース・パスタ
イタリアン強化月間につき、今日は鶏のトマト・ソース。
アーリオ・オーリオだとパスタの茹で汁とオリーブ油を混ぜて乳化しなくちゃなんだけれど、この手のパスタはソースとパスタを独立して調理できるので、作業が楽で良い。
今日から、パスタは塩を加えて茹でることにした。茹で上がってから塩を振る方が塩の節約になるのだけれど、どうしてもムラがでるし量のコントロールも難しい。お湯3リットルに塩45グラムとかの方がわかりやすくていい。以前の僕の主張は、店なら味のコントロールが重要だが、家庭で食べるなら直前に塩を振るのでも良い、というものだったのだが、考え方を変えた。
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19:30
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2018年08月17日
納豆の自作
米国では納豆もそこそこ高いので、自作することにした。
Amazonで大豆を買って、茹でて、買ってきた納豆と混ぜて、炊飯器で保温する。こうやって書くと結構簡単そうなんだけれど、もう4、5回ぐらい失敗している。今回、ようやく納豆らしい納豆が完成した。
コツと言えるのは一つだけで、大豆を念入りに茹でて、柔らかくすること。このフェイズは圧力鍋があればすごく簡単になりそうなんだけれど、今のところ、我が家のキッチンには圧力鍋がないので、ル・クルーゼで繰り返し茹でるしかない。
あと、におわない納豆みたいな軟弱な納豆は繁殖力が弱いようだ。発酵させているんだからにおってあたりまえ。
しかし、一度条件検討を終えてしまえば際限なく納豆を量産できるわけで、これは良いスキルだと思う。
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10:43
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料理││
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2018年08月16日
Holtby隊員の育児メモ 76日目
Tummy Timeのおかげなのか、首が座ってきた。
昨日、初めて笑った。ような気がする。これまでも顔が笑っているような形になることはあったのだが、声を出して笑ったように見えたのはこれが初めて。
くしゃみ、しゃっくり、あくびは継続的にしている。
昼間は基本的に起きていて、夜は寝ている。夜の睡眠は6時間程度。
睡眠中に「うぎゃぁ」と声を出すことがあるが、すぐに寝てしまう。
おむつは、日本産の方が肌触りが良いが、許容量は米国産の方が多いようだ。
顔をひっかいてしまうので、いつも手袋着用。
舌を出して何かアピールしようとしている様子。何か食べたいのかと思ったらそうでもなく、嬉しい時に舌を出す傾向があるようだ。
2018年08月15日
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ
給食当番として2年半にわたって和食を作ってきたのだが、子供の味覚がどうなるかわからないので、イタリアンも作れるようになろうと思う。そこで、まずペペロンチーノを作ってみた。
ソースをオリーブオイルとパスタのゆで汁を乳化させるのがちょっとだけ手間だけど、シンプルなのになかなか美味しい。これをベースにして色々なバリエーションを作っていく予定。オリーブオイル、にんにく、唐辛子でソースのベースを作るのがパスタの基本のようだ。
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20:36
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2018年08月14日
今日の我が家の壁
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10:30
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日記││
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2018年08月13日
2018年08月12日
Mission: Impossible – Fallout
ムービー・パスの都合で、公開直後に観ることができなかったミッション・インポッシブルの新作をようやく観ることができた。
何を演じてもイマイチだったトム・クルーズだが、このシリーズだけは安定して素晴らしい。キャラが安定してきたし、ある程度のパターンもわかってきて、安心して楽しむことができる。それでいて、アクション・シーンのできは最高レベル。こんな撮影を続けていたらそのうちトムは事故死するんじゃないかと心配になってくる。
ダニエル・クレイグの007と、トムのMI、この2作を定期的に観ることができるのは贅沢というしかない。
ところで、本作は発音や、ひそひそ声や、早口がときどきあったせいで、何を言っているのかわからないシーンが多かった。字幕付きで観てみたい。
評価は☆2つ半。
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21:48
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映画2018││
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