オープニング・ロールに続いて、「エピソード5 フィルムの逆襲」の本編(あらすじ)です。
デジタル軍の苦戦は続く。日劇3は上映停止から復活を遂げるが、フォーカスが甘い上に画面が暗く、ダークサイドに転じたまま。デジタル軍のリック・マッカラムは日劇3に「May the focus be with you!」と言葉をかけるが日劇3は「俺は映画館はあちこち観てきたが、こんなものだ」と聞く耳を持たない。そしてフィルム軍の人質となった109シネマズMM横浜、T・JOY大泉のデジタル設備は炭素凍結され、ただただフィルム上映を繰り返すばかり。
フィルム軍の攻勢は続く。首都圏最後の希望と思われたMOVIXさいたまもフィルム軍に敗北してしまった。そして箕面に派遣されたデジタル軍は「嫌な予感がする」の言葉を残して音信不通に。さらに、遠く火山雲の地にあるシネプレックス熊本にまでフィルム軍の魔の手は伸びる。
このままデジタル軍はフィルム軍の前に砕け散るのか・・・・しかし、MOVIXさいたまがフィルム上映を始めたとき、デジタル軍のリック・マッカラムは、「いや、もう一つある」と謎の言葉を残す。そう、それは109シネマズMM横浜の双子の映画館、109シネマズ木場のことである。
しかし、109シネマズ木場はもう誕生からかなりの年月が経ってしまっていて、デジタルを上映するには音響が悪すぎるという決定的な弱点を抱えていた。それを覚悟の上で木場に行くしかないのか?
散り散りになり、あちこちでフィルムの軍門に下るデジタル。もはやデジタル軍に打つ手はないのか??? しかし、デジタル軍にも明るい話題が届いた。絶望的な状況下、雪の惑星、札幌シネマフロンティアでは逃げ延びたデジタル軍が久しぶりにフィルム軍に対して勝利を収めたのである。
デジタル軍は炭素凍結されたT・JOY大泉を救出すべく、ひそかに秘密部隊を派遣したのだが・・・
・・・・・・・感動の最終話、「エピソード6 デジタルの帰還」に続く!!!(かもしれない?)