スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐(小説)
スター・ウォーズエピソード3シスの復讐
エピソード3の小説版、読みました。以下、ネタバレです。
これ、エピソード3を2度みるつもりがある人は2回目の前に必読かも。やっぱり、映画では表現しきれないものが山ほどあって、そのあたりを小説できちんと補完しておいた方が良いと思う。
エピソード3はアナキンがダークサイドに寝返るという非常に精神的なイベントが中心なわけだけど、それが映像だけでは表現しきれてないんですね。だから、映画を観ているとあまりにも唐突にダース・シディアスに跪いてしまって、「あれれれれ?」って感じになっちゃう。なんか、随分あっさりしているな、と。でも、本を読んでいると全然そんなことがないんですね。アナキンの心はライトサイドとダークサイドの間で常に揺れていて、その振れ幅が徐々に大きくなっていって、最期に一気にダークサイドに堕ちてしまう。
本当はそういう精神的な部分もきちんと映像で表現しなくてはならないんでしょうが、そこはやはり娯楽映画。コルサント上空での戦闘や、たくさんのライトセーバー戦が中心になってしまうのは仕方のないところ。
ということで、これを読んで内面の動きをきちんと把握しましょう(笑)。
本の評価は☆2つ半。
Posted by buu2 at 10:47│
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物語のメインテーマは、アナキンの葛藤である。
彼はジェダイである自分と暗黒面に魅せられる自分との間で葛藤し引き裂かれる。
シスのアナキンの取り込み方も巧みである。
まずは自分の能力を認められない彼の心につけ込んだ。
アナキンはジェダイの評議会のメン...
スターウォーズ エピソード3【平成エンタメ研究所】at 2005年12月12日 14:28
マスター、ところでオビ=ワンってホントのところはズバ抜けてつぉいジェダイなの?それともジェダイとしては平凡な強さの?
アタシ、映画館で買ったパンフ読んだだけで疲れちゃったぉ〜。原作読むパワーありませぬ〜!
メイス・ウィンドゥはジェダイの戦闘型ヴァーパッドを開発していてかなりの腕前のようです。また、ヨーダもアタロという型をマスターしていて、この二人がジェダイの中でずば抜けて強いのは間違いありません。オビ=ワンはこの二人のような型を持っていないのですが、彼はジェダイの非常に基本的な型を極めていて、どうやらそれこそが最も優秀なようです。
結局、オビ=ワンはライトセーバー術に関してはジェダイで一番だったのかもしれません。