ライブドアの中の人は相変わらず能力が低いわけで
下が馬鹿だからって上が馬鹿とは限らないし、まぁ多分トップは決して馬鹿ではないのだと思うのだけれど、下が馬鹿なのはほぼ間違いがないみたい。下が全部馬鹿であるともまた断言できないのだが、窓口になる人間が馬鹿なんだから、「あぁ、推して知るべしということね」となってしまう。窓口が馬鹿ってどのくらい馬鹿かは「
livedoor Blog 開発日誌」の内容とそこについているコメントを読んでもらえばわかると思うのだけれど、今回は「
【重要】公職選挙法に関する対応に関して」という記事がアップされているのでちょっと突っ込んでみます。
まず形式だけど、なんか変なところに改行が入っちゃってます。おそらく別のテキストエディターで記述して、社内で稟議にまわしたり法的関係者に内容をチェックしてもらったりして、それをそのままコピペしてるんでしょうね。こういうみっともない文書を公式に発表しちゃうのがまずどうなのよって感じです。
で、内容ですけど、「livedoor Blogをご利用いただきありがとうございます」と書き出しているにも関わらず、「掲示板をご利用いただきますようお願い申し上げます」だそうで。掲示板って、なんですか(^^;?
利用規約に何か定義があるのかなぁと思って全部調べてみましたが、「掲示板」という言葉すらありません。
あと、「特定の候補者や政党に関する表現等について公職選挙法に抵触する恐れがあるものは事前の許可無く弊社において削除を行う事がございます」だそうですが、対象となる期間が全く明らかになっていませんね。普通に過去の慣例を考慮すれば選挙公示(8月30日)から選挙(9月11日)までの間でしょうけど、私企業なんだからどういう風に法律を解釈してどういう風に対応するのかを明確にすべきですよね。
社内で検討した形跡が見え隠れしているだけに、会社のレベルが窺い知れます。法律をろくに読まず、過去の対応事例も検討せず、「とにかく対応が必要だ」って慌てているんでしょうね。ま、混乱しちゃっているのは公職選挙法自体がインターネットの登場と普及をあまり想定しておらず、ネットに対してどうやって適用していいか判断に困っているというのが一番の原因で、次にネットという一つのメディアを握っている会社の社長が社長在任のまま立候補しているというのが第二。だって、フジテレビの社長が立候補して、選挙公示までフジテレビの中でその宣伝ばかりしたら変でしょ?(当然それは放送法第1条2で規制されているわけだけど。ネットが近い将来既存メディアを殺すくらいの力を持つっていうなら、そこの社長が権限を握ったまま政界に打って出るというのはどうなんですかね?)
公職選挙法でウェブサイトを選挙運動に利用することを禁止しているのは、財力やネットに対する知識等によって選挙活動の内容が変わってしまい候補者の公平を保てなくなるから。あと、ネットに接続できるかどうかで有権者の持つ政策情報に差異が生じるというのもあるわけだけど、ちょっと時代に合わなくはなってきてるよね。
ということで、多少ライブドアサイドに同情する余地はあるんだけど、それにしてももうちょっと頭使えよ、という感じ。
そういえば僕は株主なんですが、株主優待の手続が進まないので「どうなってるの?」とメールしてあるんですが一向に返事が来ません。どうなっているんでしょうね(^^?
まぁ、何はともあれ
フレンドパークのコミュにでも参加してみますか・・・。
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ライブドアのHPにはブログランキングというのがあります。
ブログランキングには、カテゴリ別のランキングと総合のランキングがあります。
私のブログは「ジャーナリズム」のカテゴリに設定しています。最近はこの 「ジャーナリズム」のカテゴリのランキングに名前が載っ...
Livedoorの間違い?【一誠館〜日々の戯言〜】at 2005年08月23日 17:19
ライブドアのHPにはブログランキングというのがあります。
ブログランキングには、カテゴリ別のランキングと総合のランキングがあります。
私のブログは「ジャーナリズム」のカテゴリに設定しています。最近はこの 「ジャーナリズム」のカテゴリのランキングに名前が載っ...
Livedoorの間違い?【一誠館〜日々の戯言〜】at 2005年08月23日 17:21
今回の株主優待って、ライブドアの株主コミュニティから株主優待IDでログインして、ライブドアポイントをもらうだけじゃありませんでしたっけ?
住所と獲得ポイントを入力すれば、ライブドアポイントが増えていたような気がしますが。
それともニューズウィーク日本版や日経ビジネスの無料試読の方ですかね?
優待ポイントの方です。
理由はわからないのですが、株主情報を入力すると「入力情報が正しくありません」と表示されてしまいます。もちろん全て全角で入れてます。
で、理由がわからないので問い合わせしているのに返事がありません。
さっきほりえもんはテレビで「株主の使用人として粉骨砕身頑張っている」などと言っていましたが、社長の意向は社長の使用人には伝わっていないようです。まぁ、その程度の会社ってことでしょう。今のところ、僕が関わったライブドア社員の中にはうちの会社で使いたくなるような人間は一人もいません。
証券口座に申請している住所とlivedoor登録情報と入力した住所が間違っているということはありませんか?
もしくは申告したポイント数が間違っているか。
一字一句間違えずに入力しないといけなかった気がします。
テレビでの亀VSホリエモンはちょっと面白かったですね。
相変わらず具体案が一つもないままごまかしていましたが。
選挙費と広告宣伝費を考えると、すでにほりえもんの勝ちなんでしょうね。
それと、livedoor Blog 開発日誌の方で、
”「ブログ会談2005」開催中止のお知らせ”(http://blog.livedoor.jp/staff/archives/50132370.html)
というエントリーがアップされたので、すぐに
「諸事情とはどういう事情でしょうか?」
とコメント欄に書き込んで待っていたら、なぜかコメント欄ごと削除されてしまいました。
”ブログ会談2005開催、参加申し込み受付開始のお知らせ”
(http://blog.livedoor.jp/staff/archives/50117267.html)
の方までコメント欄が消えてしまったのですが、何かご存じないでしょうか?
>間違っているということはありませんか?
とりあえず20回ぐらいは確認しましたが、ダメですね。
>テレビでの亀VSホリエモンはちょっと面白かったですね。
最近の選挙は都市対田舎、新世代対旧世代の戦い(境目は今の40〜45歳ぐらいのところにあるんですかね?)になっているわけですが、高齢層の方が投票率が高いですから、都市部、新世代は苦戦が続いていました。でも、最終的には新世代が勝つことになるのは当たり前で、問題は「いつ」かです。今回の広島6区は、今現在どちらが優勢なのかを見る良いチャンスですね。
>何かご存じないでしょうか?
すいません、知りません。
でもまぁ、状況から想像するに、最近新環境移行にあたっての不満が開発ブログに集中してしまい、そのコントロールが困難になっていることが一因じゃないでしょうか。ほりえもんが立候補するということで、何かの折にメディアで「ライブドアの対応はこんなに酷い! 不満が下記のサイトに集中」なんて記事を書かれてしまうとシャレにならないので、とりあえずコメント欄をとじちゃえ、ってことじゃないかな、と。
私は株主ではないですが、livedoorの利用者への対応はちょっと常軌を逸してますね。
深刻な問い合わせには無反応、特に重要ではない問い合わせには即効返信、しかもこちらからの「対応ありがとうございました」メールにまで返信してくる馬鹿丁寧ぶり(笑)
優先順位付けがまったくできていないなあ、と感じました。
ブログ会談2005は、当日の開催時刻数時間前にほりえもんがドタキャンしていたようです。
”諸事情”という言葉で全てを隠し、コメントも出来ないようになっていました。
すでに地方から会場へと来てしまっていた人は、メールの確認も出来なかったようです。
ひどい会社ですね。
>LSTYさま
常軌を逸しているというより、馬鹿なんだと思います。
>ZAPAさま
能力の低い会社なので、当たり前のことを当たり前だと思っていると色々と腹が立ちます。どうせ馬鹿ばかり、どうせ無能ばかり、と思っているとなんとも思わなくなってきます。余計な関わりを持つとこれまたフラストレーションが溜まるので、あくまでも第三者的に生暖かく見守るのが良いと思っています。
もちろん、仕事でブログのコンサルをするときにこの会社のブログを利用することを勧めることは全くありませんが(^^;