30日に公示されちゃうとこういうねたもアップできないんですかね?とりあえず、まず最初のパートの議事録をアップしておきます。続きがアップできるかどうかは仕事の進捗にもよりますが・・・・
スケジュールの都合がつかなかった2党に関する説明
国民新党について説明
新党日本について説明
田原:綿貫さんが言いたいことは小泉さんのやり方が強権だと。恐怖政治だと。これをやらないということ。田中さんは改革をすると言ってる。小林さんとか長谷川さんは改革しないといってる人だけど、まぁ良いや。今度の選挙は何選挙か。
平野:亡国か一新かを選択する選挙
田原:自民なら亡国、民主なら一新ということか。
平野:そうだ。
金子:ワイドショー選挙
田原:誰がワイドショーにしたのか?
金子:小泉さん
田原:マスコミじゃないか。まるで芸能ニュースになっている。
松原:守旧派一掃選挙
田原:守旧派とは綿貫さんや亀井さんか?
松原:なんで解散したのかって、守旧派を追い出すため。
荻原:仁義なき戦(選)挙
宮崎:改革選択選挙
田原:宮崎さん、このところ売れているから無難になったね。どっちが改革なのか。
宮崎:一長一短があるが、実績からいえば自民党。ただ、理が通っているという点では民主党にも聞くべきところがある。
勝谷:悪質リフォーム詐欺選挙
田原:松原さんや宮崎さんはその詐欺の手伝いをしているということか。
勝谷:そうではないが、総選挙を以て国民投票であるという言い方はあまりにも危険。
末延:「カリスマ小泉」or「愚直・岡田」選択選挙
田原:末延さんはどっちがすきなの?
末延:小泉さんだ。
福島:勝ち組政治と改憲を止める選挙!
大門:小泉「改革」ストップ!!選挙
田原:あなた保守派なの?共産党はいつから保守になったの?
大門:小泉さんの間違った改革を止めるということ。
蓮舫:1人よがり選挙
遠山:改革路線信任選挙
山本:改革続行YES or NO選挙
田原:皆さん色々だが、私ははっきりいって小泉さんを信任するか不信任にするかの選挙だと思う。まず、小泉さんの総括をやって欲しい。
蓮舫:どこに改革があったのか。この間借金は140兆円以上増えている。政治と金の問題も解決していない。
田原:橋本さん辞めたよ?
蓮舫:辞めれば良いというものではない。対案を出したが審議すらしていない。証人喚問にも出てこない。政治と金の問題があっても郵政だ、郵政だとやっている。争点を隠している。
田原:小泉政治の本当にいけないところはどこだ。
蓮舫:改革の手段、目的がずれている。一緒にやってきた政治家を切り捨て、刺客を送り込んでいる。
山本:新しい政治家の蓮舫さんとは思えない。今度の選挙は政策で戦う選挙だ。古い自民党はあるべき姿ではなかった。今回は初めて改革を掲げている。反対派のところに賛成派の議員を擁立するのは当たり前。感情的な議論では困る。
田原:前回の選挙は自民党はみっともない限りだった。
山本:マスコミがどういう人を刺客といっているかというと、地盤、看板、血縁のない人を公募とかで擁立すると刺客になる。
田原:刺客とは片山さんとか小池さんとかだろう。
山本:マスコミが言っているのは地縁や血縁のない人。地元の利益誘導ではなく、本当に能力のある人を選ぶという選挙に変えようとしている。
福島:郵政民営化法案を巡る自民党の対決を選挙の争点にしているのはずるい。古い自民党をつぶすと小泉さんは言うが、日歯連や政治資金規制法や橋梁談合に全く・・・
田原:そういう言い方をしていると社民党はダメだよ。もうちょっとリアリティのあることを言ってくれ。僕がかわりに言ってあげようか。
福島:自分で言います。私達は改革の方向が間違っていると言いたい。小泉さんの4年4ヶ月で問題だと思うことは、所得格差が過去最大になっていること・・・
田原:ちょっと待って。小泉さんの改革の方向は明らかに大きな政府から小さな政府だと思うが、これは間違い?社民党は大きな政府を目指すの?
福島:っていうか、大きな政府か小さな政府かではなく、みんなが暮らせる社会を作るべき。
金子:小泉さんが目指している小さな政府とは口先だけ。小泉さんが就任したときの国の財政赤字は540兆円。3月末には780兆円を越えている。これは国と地方の長期債務。これはGDPの1.5倍。実際には非常に金のかかる巨大政府だ。
松原:金子さん、そういうことを言っちゃいけない。何も小泉さんがしないでニュートラルな政策をうっていたら、そんな借金で済むわけがない。黙っていても少子高齢化で借金が増えていく。そういうときに亀井さんがいったような公共事業をばんばんやって景気を良くしよう、そんなことをやっていたら、もっともっと増えていたはず。
田原:亀井さんやリチャード・クーは100兆出せと言った。
金子:30兆円の公約をあげて、破って大した事ないと言っている。ブッシュ政権と一緒で、口先はそうなんだけど、減税減税先行でやるから、こういう結果になる。郵政をぼろぼろにしたのは実は小泉さんだ。
遠山:小泉さんが政権についてから公共事業も30%カットされているし、ODAも25%カットされている。一般会計も削減を続けている。不良債権も8.4%から2.9%に下がっている。
金子:そんなことない。今銀行は正常債権をどんどん落として国債をばかばか買って、それを日銀と郵貯が買い支えている。こんな状態がどうして改革だ。
大門:守旧派一掃選挙というのはある意味当っている。今回、自民党を構造改革政党に純化しようとしている。抵抗勢力をはじき出している。小泉さんは自民党を壊しているのではなく、生き残りをかけている。民主党はそれより先に構造改革をやってきている。民主党と自民党の差がなくなってきている。誰が構造改革をやれといっているかって、経団連、財界の人たちだ。財界が民主に乗り換えるかもというから、小泉さんもあせって抵抗勢力をはじき出した。
宮崎:私は山本さんに聞きたいんだが、自民党は政策的には純化してきていると思う。それは新自由主義的手法に軸足を移そうとしている。
田原:新自由主義はわからないひとはわからない。
宮崎:できるだけ民に移管して市場メカニズムに多くのことを委ねていこうという考え方。その極限にあるのがホリエモン。自民党が純化し、長谷川さんのような人が自民党から出てくることはないはずだ。仮に自民党が圧勝すれば改革はどんどん進められるはず。今の郵政民営化法案はつぎはぎになっているが、原案通りであれば賛成しても良かったという民主党員を何人も知っている。原案通りに戻すのか?
山本:圧勝すれば、当然改革しやすくなる。郵政民営化法案についてはもう一度提出することになるが、今の法案でも意義は失われていないから、最初に戻すかどうかは総理の判断ではあるが、しかしこれで民営化したとしてももちろん意義があると思う。
宮崎:4分社化にしても、きちんとしたリスク遮断をするというのが竹中さんの考え方だったんだけど・・・
山本:リスク遮断してます。
荻原:民営化、民営化といって、多分みなさんわかってない。株の持ちあいができたら、今と何が違うのか。(写真の図を利用)
松原:民営化には2つ種類があって、とりあえず政府が株を持っている株式会社と、完全に民営化したものと、2ステップある。NTTだって今は政府持株会社である。でも、随分よくなった。ただ、それだけでは中途半端で、金融に関してだけは完全な民間銀行にしない限り、お金が官から民に流れないと、こういうこと。
遠山:民主党がおかしいのは、民主党も小沢さんは郵貯と簡保に関しては・・・・
大門:松原さんはずーと郵政民営化論だが、誰が望んでいるのか。
荻原:それは官僚の皆さんが・・・
松原:ちがう
田原:ちがう(苦笑)
松原:官僚は抵抗しているんですよ。
荻原:だって天下りし放題じゃないですか。
松原:国家公務員がやっている公社と言うものがどれだけ経営にとって制約があったり、逆の意味で民業を圧迫しているのかと・・・
大門:圧迫なんかしてませんよ。ちゃんと棲み分けしてるじゃないですか。
松原:国営がやっているということをまず直そうと。
田原:こんな論議していても意味ない。