2005年12月20日

トヨタカップ不祥事の詳報

今年のトヨタカップは決勝以外はなかなか人が集まらず、今は「開催国枠」を設置する方向で調整中とか。でも、そうすると今の6チームプラス1になってしまうので、数があわない。ということで、さらに「前回優勝チーム枠」を設置して全8チームによるトーナメントを検討中らしい。ところがヨーロッパのチームはもともと「シーズン中に日本まで行くのはいやだよ」ってノリなので、リバプールが勝っちゃうと前回優勝チーム枠を用意しても「いやだ」と言われかねない。ということで、関係者的にはお金さえ出せば喜んで来てくれる南米チームを応援したい気分だったらしい。

個人的には「開催国枠」なんて用意すると今度は開催国の取り合いになって、結果的に日本で開催できているトヨタカップがよそに流出する可能性を危惧するんですが、まぁ目先の利益を追うのも重要なんでしょう。

さて、そんなトヨタカップ決勝戦での最大の不祥事が「謎の男の乱入事件」ですね。キックオフ数分後に謎の男がサンパウロゴール正面に現れて、それに気がついた警備員を華麗なステップでかわしてゴールネットにまっしぐら。これを引き剥がして場外に連れ出すために5分ぐらいかかってしまったわけです。その後、この事件に関する情報を仕入れましたのでご報告。

1.犯人について
在日スペイン人でサンパウロにリベルタドーレス杯決勝で負けたアトレチコ・パラナエンセのファン。

2.侵入経路
一般チケットを購入してスタンドへ。その後、試合開始までスタンドとピッチの間の堀に潜伏。キックオフと同時に2メートルの壁をよじ登り、メインスタンドから見て左斜め前方からピッチに侵入。

3.動機
サンパウロに負けたため、トヨタカップの試合を台無しにしたかった。

4.その後
スタジアム内は公共の場であり、また入場券を購入しているため不法侵入は問えない。代わりに試合を中断させたことで威力業務妨害、ゴールネットを破損したことで器物損壊の現行犯逮捕ということらしい。

こちらは楽しい写真集
とよた1
△ゴールにひっかかる謎の男

とよた2
△謎の男を運び出す係の人たち

とよた3
△謎の男が持ち込んだぬいぐるみ

この記事へのトラックバックURL

この記事へのトラックバック
久々にカテゴリ「サッカー」の記事を更新っ! ネタはなんと、、、、「世界クラブ選手権トヨタカップ決勝」!!!! 急遽いけることになりまして、いっちゃいましたーーー。カテゴリ2です。 数年前にサッカー好きになったものの生で見るってことはまずなくて、テレビにか...
世界クラブ選手権トヨタカップ見てきちゃったドーン【BlogTakachenCo】at 2005年12月20日 23:02
この記事へのコメント
TBありがとうございます。決勝以外、人が集まらなかった理由は知名度が薄すぎたチームではないだろうか?サンパウロやリバプールと、注目のカズがいるシドニーFCを除けば、それほど有名なクラブでもないし、知らないクラブばかりが多いのも事実です。サッカーは世界的に急成長しているアジアなど出場する価値は大きいといえよう。FIFAも試行錯誤って言う所かな?
今大会の警備については新たな課題が出てきたかなと感じる。国立ではピッチの中に侵入者は入りづらいが、横浜国際はピッチに侵入者がたやすく入りやすかった構造だったか?警備もしっかりして欲しいところです。
Posted by m-wonder at 2005年12月20日 18:31
訪問ありがとうございました。
かなり熱いブログですね、自分もサッカーが好きなのでまた寄らせてもらいますね(^^)
Posted by kaz_fair at 2005年12月22日 18:51