春休みが終わって子供たちがいなくなったらゆっくり観よう、などと思っていたらいつの間にかもうほとんど上映終了ということで、あわてて有楽町のビックカメラの上に観にいってきましたよ。
原題、「CURSE OF THE WERE-RABBIT」ってことで、本当なら「うさぎ男の呪い」みたいな感じのはずなのに、なぜか野菜畑で大ピンチになっちゃった(^^; 個人的にはうさぎ男の呪いとかの方がどろどろしていて良いと思うんだけど、多分日本じゃもっとほんわかムードで売りたかったんだろうね。
で、本当に久しぶりのウォレスとグルミットの新作だったわけだけど、意外と感動がなかった。なんでかって、そりゃやっぱりウサギが毛がふさふさしていて、スタッフド・トイって感じだったから。やっぱさー、クレイアニメなんだから、もっと粘土粘土していてくれないと。あと、なんていうのかな、動きが滑らか過ぎるんだよね。そりゃ作っているのがドリームワークスなんだから、いくらでも滑らかにはできるだろうけど、僕たちが観たいのって、滑らかに動く粘土じゃなくて、「粘土で作りましたよ。コマ撮りですよ。すげぇ大変でしたよ」みたいな映像じゃないかなぁ。動きが滑らか過ぎてどうもありがたみがないというか。いや、もちろんすごく苦労してはいるんだと思うんだけど、「これって特撮?」みたいに思い始めると、うーーーむ。
しかし、それにしてもグルミットは偉いねぇ。猫ならマミタス(mmts)、犬ならグルミットという感じ。
ということで、評価は☆2つ。いや、面白かったのは面白かったんです。