2006年04月22日

ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!

9a39a96d.jpg春休みが終わって子供たちがいなくなったらゆっくり観よう、などと思っていたらいつの間にかもうほとんど上映終了ということで、あわてて有楽町のビックカメラの上に観にいってきましたよ。

原題、「CURSE OF THE WERE-RABBIT」ってことで、本当なら「うさぎ男の呪い」みたいな感じのはずなのに、なぜか野菜畑で大ピンチになっちゃった(^^; 個人的にはうさぎ男の呪いとかの方がどろどろしていて良いと思うんだけど、多分日本じゃもっとほんわかムードで売りたかったんだろうね。

で、本当に久しぶりのウォレスとグルミットの新作だったわけだけど、意外と感動がなかった。なんでかって、そりゃやっぱりウサギが毛がふさふさしていて、スタッフド・トイって感じだったから。やっぱさー、クレイアニメなんだから、もっと粘土粘土していてくれないと。あと、なんていうのかな、動きが滑らか過ぎるんだよね。そりゃ作っているのがドリームワークスなんだから、いくらでも滑らかにはできるだろうけど、僕たちが観たいのって、滑らかに動く粘土じゃなくて、「粘土で作りましたよ。コマ撮りですよ。すげぇ大変でしたよ」みたいな映像じゃないかなぁ。動きが滑らか過ぎてどうもありがたみがないというか。いや、もちろんすごく苦労してはいるんだと思うんだけど、「これって特撮?」みたいに思い始めると、うーーーむ。

しかし、それにしてもグルミットは偉いねぇ。猫ならマミタス(mmts)、犬ならグルミットという感じ。

ということで、評価は☆2つ。いや、面白かったのは面白かったんです。

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この記事へのコメント
私は他に見る映画が無く仕方なく見ました。最後のシーンのMay nuts init.以外は大人向きではありませんでした。
Posted by okayama at 2006年04月22日 04:03
個人的には楽しめましたが、以前おすぎさんがテレビ番組で「この映画は楽しみにしていた人ばかりが見ているから、見た人の満足度が高くて当たり前」みたいな話をしていました。評論家がテレビでしゃべることには大抵の場合でバイアスがかかっているのでまったく信用しないんですが、この発言はなかなかに的を射ているなぁ、と思いました。
Posted by buu* at 2006年04月24日 17:36