2006年04月23日

Vフォー・ヴェンデッタ

6f085f54.jpgほとんど予備知識なしで観にいってしまった(もちろんナタリーが出ているからだが)のだが、予想外に面白かった。

しかし、これ、何で今公開してるだ?ガイ・フォークス・デイの由来は1605年で、それからジャスト400年ということで公開したんじゃないのか?ってか、他国では去年公開ですか?あ、でもニューヨークではこの間公開だったみたいだなぁ。まぁ、良いんですが。

以下、ネタばれ感想は追記に。
舞台は全体主義体制となった近未来の英国。強制収容所のようなところで人体実験のモルモットにされた「V」が復讐するというストーリー。って、ずいぶん簡単にまとめたな、おい。でもまぁ、そういう話。

かなり哲学的でもあり、また単語が難しいので(^^;字幕にお世話になりっぱなしで、これがまた読んでいるだけであたまが痛くなってくるような感じなんだけど、途中から結構面白かった。ナタリーポートマンをわざわざ五分刈りにするする必要があったのかどうかについてはいささか疑問ではあるのだが、ユダヤ人であるナタリーが演ると一層意義深い気もする。

時計仕掛けのオレンジとか、オペラ座の怪人とかの要素を微妙に取り込んであるような感じ(あ、もちろんマトリックスも)で、「すげぇ新しい」という印象はなかったんだけど、ファンタスティック・フォーなんかを観るよりはずっとお勧めです。評価は☆2つ半ですが、ナタリー・ポートマンで半分ついてます(笑)。

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3月17日アメリカ公開     4月29日 日本公開 日本語オフィシャルサイト  見終わった後、具合が悪くなる映画が多い。  「ミュンヘン」「クラッシュ」そして、この「Vフォー・ヴェンデッタ」も そうだ。    「具合が悪くなる」というのは、悪い意味ではな...
Vフォー・ヴェンデッタ 〜警察国家の恐怖とポートマンの迫真の演技【シカゴ発 映画の精神医学】at 2006年05月10日 13:12
この記事へのコメント
あ、やっぱり観ましたね、ナタリー。
坊主でも美しい。さすがです。
私も結構面白かったです。
Vを見るたび、頭の中ではエージェントスミスに変換され気味でしたが(笑)
Posted by cocoa at 2006年04月29日 07:57
もちろん観ましたよ(^^

そういえば昨日だかおとといだかの朝日新聞にインタビューが載ってました。まぁ、たいしたことは書いてありませんでしたが。
Posted by buu* at 2006年05月01日 02:37