ドイツは毎朝騒音で大変である。ヴュルツブルクでは7時に教会の鐘が乱打された。ケルンでは酔っ払いが徹夜で大騒ぎ。そしてエッセンでは7時になったとたんに工事が始まった。
目覚ましがなる前に道路工事の大音響で起こされ、朝食。これは相変わらずの粗食。とにかくどのホテルに行ってもドイツの朝食はハム、ベーコン、ゆで卵、チーズ、パンである。良く飽きないなぁ。僕は一週間で飽きた。いや、三日で飽きた。
朝食を食べてからエッセンの街をつらつらと観光。といっても、朝になっても街にはあまり活気がない。
エッセンの中央駅に行き、トラムで15分ほど乗ってツォルフェライン炭鉱へ。ちょっとマイナーなせいかあんまり観光客がいないが、これでも世界遺産である。確かに地味だが、すべての構造物がとにかくでかくて圧倒される。半分廃墟なのであちこちに雑草が生えまくっているが、問題ない。
一通り炭鉱を見てからエッセンに戻り、ICEでドルトムントへ。いよいよ最強ブラジルとの決戦である。ついた直後のドルトムントはまだあまり人がいなかったが、ぶらぶらしているうちに日本、ブラジルのサポーターが増えてきた。