「母や姉を傷つけられた」 ジダン、頭突きの理由語る
2006年07月13日03時55分
サッカーW杯決勝でイタリア選手に頭突きを浴びせ、退場処分となったフランス代表の主将、ジネディーヌ・ジダン選手(34)は12日夜(日本時間13日未明)の仏テレビで「母や姉についてひどいことを何度も言われ、耐えきれなかった」と頭突きの理由を語った。ジダン選手が自身の行為について釈明したのは初めて。
ジダン選手は12日に民間放送局「カナル・プリュス」と「TF1」のインタビューにそれぞれ応じ、その模様が同日夜の両局のニュース番組で録画放映された。
頭突きの相手であるマルコ・マテラッツィ選手(32)とのやりとりについて、ジダン選手は「とても個人的なことで、母と姉を傷つける、非常に耐え難い言葉をかけられた。彼はそれを何度か繰り返した。1度や2度は我慢したが……」と述べた。
また「20億、30億人が見ている中での私の行為は許されないもので、特にテレビを見ていた子供たちに謝りたい」と語った。一方で「自分の行為について後悔はしていない。後悔すれば彼の言葉を認めることになるからだ。それは受け入れられない」と語った。
まぁ、何を言われようとサッカーでは暴力行為も報復行為もNGなわけで、フェアプレイフラッグを試合開始のときに掲げるFIFAの最高峰の試合で敵にヘッディングしたのにMVPというのはいかがなものかと思うわけですが、どうなんですかね。決勝戦の110分まではその資格が十分にあったと思いますけど。
個人的には、最初ちょっとイタリアを応援しつつ観ていて、一点目がちょっとフランスに有利な判定で決まってからは明確にイタリア寄りで観戦したので、イタリアの優勝になったのは歓迎だったわけですが。何にしても、その場ではきちんとしたルールがあるので、それを守らないのはまずいですよね。面白いワールドカップでしたが、ちょっと喉に魚の骨が引っかかるようなラストになってしまって残念。
え?そうなっちゃったのはどっちが悪いかって?そんなの外野がわかるわけないじゃん。FIFAが事情聴取して判断するでしょ。そういう情報不足で結論の出ない議論をしたり、あるいは出せる立場にいない人間があーだこーだ言うのはいかがなものかと思うけど、ま、いっか。日本は平和で、ワイドショーのコメンテーターは暇人だということで。
出典はasahi.comのニュースです。
それはそうと、2006FIFAワールドカップドイツ大会の現地観戦記事が完成しました。超大量の写真とともにお楽しみください。インデックスページはこちら→
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