高校の後輩で、大学でも一応後輩になるのかなぁ、僕は東工大で彼は一橋で、実際は全然違うんだけど、なぜか東工大と一橋のスキー部というのは当時仲が良くて(今はどうか知らないけれど)、合宿とかも一緒にやっていたりして、それで先輩後輩、みたいな関係だったりするのだけれど、その佐藤君という奴が会社を辞めてちょっと勉強をしている。勉強している場所が池袋で、「元木さん、昼飯一緒に食べましょう」と言うので、「僕、今ダイエットしてるんだけど」と言ったら、「じゃぁ、そば食べましょう」とのこと。恐らく、一人で勉強していて喋る相手がいなくてちょっと誰かの顔でも見ながら食事したいんだろう。ってことで、「じゃぁ、そばなら付き合うよ」と池袋まで行ってみた。「で、どこなんだよ。まずかったら怒るよ。今、食事に対してはすごく厳しくなっているからね。毎日、量を食べられない分質に対する要求レベルが高くなってるよ」と言ってみた。「大丈夫大丈夫、そばじゃなくてうどんですけど」って、うどんはそばより全然カロリー高いんだぞ(^^; で、自信満々の佐藤君が僕を連れて行ったのが「硯屋」というお店。
食べたのはわざわざ単品で写真を掲示してある「しっぽくうどん」。
ふむ、悪くない。悪くないが、すげぇ良いわけでもない。野菜がたくさんなのは嬉しいけど、大根、にんじんといった根菜が中心。根菜ってカロリー高いんだよなー。カロリー高いものを食べたくないんだよなーって、それは個人的事情だが。
まずうどんなんだけど、結構柔らかい。うどん通の人たちが喜ぶがちがちに硬いうどんもどうかとは思うんだけど、僕はもうちょっと歯ごたえがあるうどんが好きだな。讃岐うどんを標榜しているらしいのだけれど、これは讃岐というよりも京都とか大阪とかの関西系だと思う。
つゆはやや甘めで薄味。鶏やかつおのだしがあっさりしていてなかなか美味しい。
ここの売りはてんぷららしいんだけど、ダイエット中なのでパス。