2007年02月21日

しつらえ家

586f6ae3.JPG先日「味噌ラーメンなんてどこを食べても大抵味噌汁ラーメンで駄目」みたいなことを書いたけれども、今日もまた味噌ラーメン食べました。いや、正確には味噌汁ラーメンですが。以下、評価。

名称:しつらえ家
種類:北海道
場所:神楽坂
評価:3/ACB
2007.2.20
コメント:麺は北海道系の縮れた札幌ゴム麺。ただし、通常の札幌ゴム麺に比べるとやや細め。最近のラーメン屋の良いところは二打数一安打ぐらいの打率でちゃんとした麺を出すということ。これは恐らく背景に製麺所の寡占の進行と、麺方のマニュアルの整備があるんだろうな、と思うのだけれど、10年ぐらい前に比較すると恐ろしく進歩していると思う。元の麺が良ければ、それを調理する側がきちんとやっていればまぁそれほど大外しした麺が出てくることはない。中には新日本橋の八島みたいにとんでもないものというか、言っちゃ悪いけど家畜の餌レベルのものを出す馬鹿店があったりするので油断できないのだけれど、この店も麺はきちんとしている。ま、茹でる時間を守って、言われたとおりの湯きりをしていればこの位のものは出せるようになったということ。誰でもパソコンを買ったその日からインターネットができるのと一緒である。

スープはとういと、やや薄めのトンコツベースのスープに味噌をぶち込んでしまった味噌汁タイプ。この手のラーメンを美味しいという人は大抵の味噌料理を美味しく感じるタイプの人(つまりラーメンじゃなくて味噌が大好き)か、大抵のラーメンを美味しく感じるタイプ(つまりラーメンなら何でも良い人)だと思う。僕は駄目。食べている最中から「あぁ、またつまらないものを食べちゃったなぁ」と悲しくなる。

チャーシューはそこそこ美味しい。けど、このチャーシューを食べるためにこの駄目なラーメンを再び食べる気にはならない。


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