一本気に食べに行ったのだけれど、午後4時過ぎに行ったらもうスープ切れで終了済み。振られてしまったのですぐそばにあった一指禅という店に行ってみたのだけれど、意外にもしっかりしたラーメンでびっくり。一本気に振られたときのサポートとしては十分使えると思う。以下、評価。
名称:一指禅
種類:九州
場所:みずほ台
評価:9/AAB
2007.6.6
コメント:麺はやや細目で弱めに縮れたもの。九州形のスープにやや北海道チックな麺を合わせるのは滅多に見ないとは言わないけれど、ちょっと珍しい。麺硬めで注文したけれど、コシがしっかりしているしスープの絡みも良い。かんすい臭さなども気にならず、ハイクオリティ。
スープはトンコツベースの白湯タイプ。やや塩気が強い気もするが、ベースのスープを殺すほどではない。替玉のことを考えるとこの位がちょうどいいのかも知れない。驚いたのは、替玉をしても十分に麺を美味しく食べさせるだけの力強さがあったこと。
チャーシューもそつなく美味しい。素晴らしい、まではもう一息という感じだが、チャーシューをトッピングする価値は十分。
他に特筆すべきはこの店のシステム。スープの劣化を防ぐためか、トッピングは最小限。好みによってネギや高菜を加える形になっている。これが功を奏して、スープの質が非常に高い。ちなみに高菜は「激辛」を注意書きに書く店にありがちな真っ赤なタイプではなく、黒いもの。これがなかなかに辛くて良い感じ。