2008年01月06日

独白するユニバーサル横メルカトル

独白するユニバーサル横メルカトル

去年の、じゃない、おととしのこのミスの1位になった「独白するユニバーサル横メルカトル」をようやく読み終わりました。

基本的にグロいわけですが、普通にすんなり読めてしまう短編もあります。表題作の「独白するユニバーサル横メルカトル」とか、「オペラントの肖像」とか。問題なのは、結構ストーリーが読めちゃうことなんですよね。あぁ、こうなるんだろうな、と思うとその通りのオチだったりするので。安心して読めるといえば安心して読めるんだけれど、ちょっと意外性がない。

気持ち悪い思いをする割にはひねりがないので、そのあたりがちょっといかがなものかと。少なくとも、お正月に読む本ではないですね(笑)。評価は☆1つ。

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