ということで、ここまで読んだだけでもかなりネタバレというか、もう手遅れかもしれない。まぁ、手遅れかもしれないけれど、多少の救いはあるかも知れないから、「映画をちゃんと満喫したい」という人はここでサヨウナラ。この映画は、情報は少なければ少ないほど楽しめます。あ、念のため結論だけ書いておくと、評価は☆2つです。でも、情報なしだったら☆2つ半だっただろうな。
さて、「ラストがわかっていても構わない」というもののあはれを解さないみなさん、こんにちは。まぁ、どぼどぼにネタバレのレビューは書く気、ありませんのでご安心のほど。19世紀末のオーストリアを舞台にしたラブストーリーというか、まぁ、かなり軽めのショートストーリーをちょっとした特撮で味付けしたという感じの映画。大きなどんでん返し、といわれればそうかも知れないけれど、それほど大掛かりな何かがあるわけでもない。音楽とか、なかなか良い感じだけれどもちろんアマデウスみたいなすばらしいものではないし、美術もそれなりに楽しめるけれど、マリー・アントワネットほどの豪華さはない。古い町並みを表現、ということなのかもしれないけれど、あの雰囲気は今のプラハとかとほぼ一緒。主演男優も主演女優も抜群の存在感というわけではないけれど、決して悪くはない。と、いろいろ考えていくと突出したところというのは特に何もない。しかし、どの部分をとってみても、十分に満足できるもの。偏差値で言えば、すべての分野で60って感じですか?
舞台で見せるさまざまなマジックの種明かしがあまりないのがなかなか良い。
残念なのは周囲の人々の反応。あまりにもご都合主義。いやいやいや、実際はそんな風に反応しないでしょ、とか、もしそんな風に対応してくれなかったらどうするつもりだったの?とか、結構気になる。
米国の映画ではいつも気になるんだけど、オーストリアが舞台の映画で登場人物がみんな英語をしゃべるのも謎。