2008年07月29日

ソウ

ソウ

痛い、いたい、イタイ〜。

ミステリーなのかホラーなのか良くわかんないけど、分類的にはやっぱりミステリーなんだろうか。良くわからないうちに密室に監禁された二人と、外部で進む捜査、そして関係者家族という3つのシーンが時間軸を行き来しながら描かれていき、徐々に全体像がわかってくるという構成。ラストは「あぁ、やっぱりね」という感じの落ちだったけれど、それはそれで、「じゃぁ、もし途中でシナリオが狂っちゃったらどうするつもりだったの?」みたいなところもある。なんか偶然が積み重なってラストになっているはずなのに、それが必然だったかのようなラストにはちょっと違和感アリ。でもまぁ、物凄い迫力でぐいぐい押し込んで行ってしまうので、「まぁ、いっか」みたいな。

いや、確かに面白いっちゃぁ面白いけど、なんか生理的に受け付けない部分もあって、個人的にはちょっといやーんな感じ。なんで映画を見ていやな気分にならなくちゃならないのか、と。つまり、体質的にこの手のホラー、ミステリーはあんまりあわないんだろうなぁ。羊たちの沈黙とかは面白いと思ったんだけど。

痛いのが好きとか、血が好きとか、死体が好きとか、そういう人には結構良いと思う。客観的に観ればよく出来た映画だと思うけど、主観的にはあんまり好きじゃない(^^; でも、2も観ちゃいそう(^^;

それにしても、細切れフラッシュバック映像が好きな監督だった(笑)。

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