ダークナイト

暗い夜かと思っちゃうけど、良く見ると暗黒の騎士だったりする。バットマンの新シリーズ2作目。
前作のバットマンビギンズがまぁまぁの出来で、しかもラスト「さぁ、ジョーカーの登場ですよ」という感じだったので、嫌でも期待してしまう。そして、見終わっての感想は、期待に違わぬ出来だった、というもの。
何しろ、ジョーカーが良い。理屈どおりに動かない、理解を超えた狂気を見事に表現していた。やはり悪役が良いと、映画がしまる。
ジョーカーの抜群の存在感に他の役者達の影はどうしても薄くなってしまうが、そんな中でもそれぞれに俳優達は頑張っていたと思う。
個人的に一番気に入ったのはゴッサムシティのデザイン。コルサントの様子を映像化できたのだから、もう映像化できない都市はないと言って良い。となると、そこから先はデザインのセンス。そして、それがすこぶる良かった。街が格好良い。
全体のトーンが非常に暗いので、ときどき眠くなったりするのが難点。別につまらなくないんだけれど、とにかく暗くて、そして長い。「ここで終りかな?」というところからが長い。
単品で考えてしまうと、「え?これでオシマイ?」という終わり方でもあるけれど、基本的に次につながるものなのでこんな感じかと。スパイダーマンが3になってちょっとイマイチになったわけだけど、バットマンの次はどうなることやら?
正直なところ、ちょっと体調がイマイチの状態で観に行ったので集中力に欠けていた。時間があればもう一度ゆっくり、覚悟を決めて(長いから(笑))観てみたい。評価は☆2つ半。
Posted by buu2 at 10:45│
Comments(3)
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映画2008│
映画ダークナイトは人間のもつ悪と善の両面をしっかりと描いたすばらしい作品だ。だが常軌を逸した狂犬に立ち向かうには無垢な正義だけでは太刀打ち出来ない。そこにバットマンの存在意義がある。
ダークナイト:絶対悪に立ち向かうには正義だけでは足りない【オヤジの映画の見方】at 2008年09月10日 15:47
まだまだ暑いですね。
野辺山がなくなりますか、。
SKI NOWのシーズン頭のロケなんか、野辺山でやってましたね。
<アーバンスキーリゾート>のハシリ。
固くて、オガサカな自分には、上手に滑れた試しがありません。
ダークナイトって<暗黒の騎士>なのね、って、クレジットの最後でわかりました。
でも内容は<暗い夜>でも可、です。
『「ここで終りかな?」というところからが長い』< 同感です。
<面白いけど、時間がものすごく長く感じる>映画でした。
レイチェルの美しさには、?です。
> 固くて、オガサカな自分には、上手に滑れた試しがありません。
慣れちゃうと、ざくざくの雪よりずっと楽に滑ることができるんですけどね(^^
> でも内容は<暗い夜>でも可、です。
確かに。デジタルで見たくなりました。暗いところの表現が優れているので。
> レイチェルの美しさには、?です。
確かに(笑)同じレイチェルでも、ブレードランナーのレイチェルの方が・・・っていうか、そこまでさかのぼらなくても、ビギンズのケイティ・ホームズ・・・・
ようやくみました(ブルーレイなのに普通のDVDプレーヤで再生できる、中国製のパチモンで)。
ビギンズみてないのが物語を理解できていない理由なのかな。
かっこよかったけど長いし、物語の展開の緩急が早すぎて(あと中国語が吹き変えされてなかったし;笑)、もう一回見ないとわからんのかなぁって感じ。しかしなかなかまとめて時間が取れない...