2008年11月29日

きたねぇ部室

5e71190f.jpgちょっと用事があって東工大のスキー部部室に行ってきた。

僕がいた頃に部室があった旧有機棟は影も形もなくなっていて、でかい建物が建っていた。で、今の部室は第一食堂の上にあった。っていうか、第一食堂もすっかり建て替えられちゃっていて、見違えるばかり。土地を切り売りしたおかげでお金持ちになったんだろうか。何しろ15年も経つと様相は随分と変わってしまう。

で、その部室。以前の部室に比べると若干大きくなったようだけれど、板とか目一杯置いてあって、これは狭い。っていうか、板は自分の家に置いておけよ、と思わないでもない。まぁ、別に良いんだけれど。

用事が済んで、「このあと6時から飲み会があるから参加して下さい」という話になって、別に良いよ、でも、6時までちょっと時間があるなぁ、と思っていたら、「サッカーしましょう」とのこと。昔なら「順風でマージャンしましょう」となるところ、異常に健康的である。しかし、常にトレーニング用の準備をしているので、断る理由がない。じゃぁ、やろう、ということになって、ハンドボールコートでフットサル。なんだかんだで1時間ほどやってきたのだけれど、結構疲れた。大体、自分の子供でもおかしくないような若い奴らに混じって普通にサッカーやるってどうよ、鹿島アントラーズの中のジーコみたいな感じですか?

そのあと、また部室で着替えたりしていたら、「ヨーグルトを食べよう」とか、「ウコンの力を飲もう」とか、飲み会に備えている。どんな飲み会よ、と思ったけれど、こちらは無防備にそのまま参加してしまった。

で、飲み会。昔の体育会の飲み会といえば一気ばかりの力任せの飲み会だったものだけれど、「一気はキケン」というのがすっかり常識になったので、どんな風に飲むんだろうと思っていたら、昔と一緒で一気ばかりの飲み会だった(笑)。そりゃぁ、ヨーグルトで胃を守っておかないとだし、ウコンの力で二日酔いに備えておく必要もあるだろう。昔と違うのは、上級生の命令で下級生が一気、というのではなく、全員が自主的に一気しまくる、というところで、「しょうがねぇなぁ」と思いつつ僕が一気すると、「元木さんが一気してるのに、我々が一気しないわけにいかない!!」とか言ってまた飲む。要は、そういう飲み方が好きということらしい。ただ、どうやらそういう飲み方をしているのは僕の周りだけ。20人ぐらいの参加者の中で、こちら側の8人ぐらいがただただ一気しているのである(笑)。要は、僕のポジショニングが悪かったと。食べ物はほとんどなくて、飲み放題になっているため、とにかく2時間飲みまくり。やはりいつの時代も体育会というのはこんなものなんだろう。おかげですっかり酔っ払ってしまった。

そのあと部室に行って二次会。でも、何を飲んだのか、良く覚えてない。

そして、さらにどこか近所の店で三次会。こちらも良く覚えてない。

さて、そろそろ良い時間だから帰らなくちゃ、と大岡山を後にしたわけだけど、土曜日で終電が早く、家まで帰り着くことができなかった。やれやれ、と思い、深夜バスを探したら、なんと、土日は深夜バスがないらしい。仕方がないので、そこから歩いて帰ることに。今まで歩いたことのない距離だったんだけど、結論から言うと4時間以上かかった(笑)。

始発が動き出している。これならマンキツでデトロイトメタルシティでも読んでいれば良かった、と思ったけれど、とにかく酔っ払っていて正常な判断ができなくなっていた。

家までの帰り道、普段は見ないものを色々みたのだけれど、ひとつ印象的だったのは警察が非常にたくさんいたこと。4時間の間に5組の警察官を見かけた。自転車の盗難などを見張っているのかも知れないのだけれど、3、4人の警察官が組になって、道端の暗いところに隠れているのだ。それから、酔っ払いの一人歩きの女性が多いこと。おまわりさんが夜中に警備しているおかげで治安が維持されていて、おかげで無防備な女性が夜中にふらふらしているようだ(^^; ひとりなんか、タクシーから降りたと思ったら、道端にある植木鉢を踏んづけて転んで、そこでいきなりげーげー吐き出しちゃった(^^; 「大丈夫ですか?」と声をかけたけれど、なんか相変わらずげーげー吐きつつ「大丈夫です」って言ってるので、そのまま放置して通り過ぎちゃった。そこまで飲むなよ。って、人のことは言えないのだが。

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