2008年11月28日

うえだの富山ブラック

c27220e7.JPG最近は定番メニューだけだと常連が飽きちゃうということなのか、隠しメニューやらテンポラリーメニューやらを提供する店がちらほら出てきた。そのうち「裏メニューのある店」みたいな感じでどこかで特集されるんだろうけれど、志木にある「うえだ」はわりと昔からテンポラリーメニューを提供してくれているお店。ただ、油断してはいけない。この店の特別メニューは大体はずれ。麻婆豆腐をトッピングしてみたり、牛タンシチューをトッピングしてみたり、奇抜なことをやるのは良いんだけれど、企画倒れがほとんどなのである(笑) しかし、そんなメニューの中に時々「お?」と思うものがあったりするので意外と侮れない。たとえば今は定番メニューになっている肉野菜つけ麺なんかはそんな種類のメニューだったと思う。

さて、そんな「駄目駄目」が多いうえだの特別メニュー、今日は「富山ブラック」だそうで。富山ブラックは富山のご当地ラーメン。しょっぱいのと黒胡椒が特徴の醤油ラーメンである。「しょっぱかったら言ってください」と持ってきてくれたのだけれど、別にそんなにしょっぱくはない。豚ばら肉はそれほど良い肉という感じではないが、まぁラーメンのトッピングならこんなものだろう。これにご飯と生卵がついてきて800円はコストパフォーマンスとしては悪くない。ただ、個人的なことを言えばご飯と生卵は不要。これをサービスするなら肉の質を上げてくれ、と思う。

スープはどうも普通の醤油を使っていないようで、東南アジア系の風味がした。でも、その原因がどこにあるのかは良くわからなかった。次に行った時に確かめてみよう、と思っても、恐らくもう定番メニューにはならないので確かめようがない。

今回の特別メニューはお手本があったので、びっくりするほどまずいラーメンではなかった。というか、かなり美味しかった。通常メニューになっていれば時々食べちゃうと思う。

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