高田馬場で営業の仕事があったので、終わってからぶらぶらして、ここで食事。以下、評価。
名称:二代目海老そば けいすけ 高田馬場本店
種類:独自
場所:高田馬場
評価:4/BBB
2008.12.25
コメント:麺は加水率をやや高めに設定しつつソーメンのような食感を出したもので、やや細目のストレート。個人的にはあまり好みのタイプではないのだが、食感はそこそこに楽しめる。
スープは「海老そば」と言いつつもそれほど海老は主張しておらず、とんこつ鶏がらブレンドのしょうゆ味にちょっと海老を効かせてみました、といった感じのもの。工夫のあとは見られるものの、では格段の個性があるかといえばそんなこともなく、この店が人気店だというのであれば、それは上手にメディアを利用してプロモーションしたということだと思う。ちなみに食べに行った時間が16時ちょっと前と変な時間だったこともあるだろうが、店はガラガラだった。トッピングに色々載せているのもラーメンの質を一層主張のないものにしていると思う。
チャーシューは豚肉ではなく、鶏肉のチャーシュー。鶏の場合、どうやって鶏独特の臭みを抜くか、というのが勝負になると思うのだけれど、そうした工夫は一切なく、単品で、あるいは酒の肴として食べるのであればともかく、ラーメンのトッピングとしてはイマイチ。というか、ラーメンの風味に雑味を加えてしまうので、逆にない方が良いくらい。
味とは全然関係ないのだけれど、器が非常に食べにくくて、実用を無視してイメージを重視している戦略が伺える。これはこのお店のウェブサイトを見ても明らか。
うぇぶ@けいすけ
一応ウェブサイトの専門家だからはっきり言うけど、ここまで閲覧者の利便性を無視したウェブサイトも珍しい。少なくとも僕がプロデュースしたら絶対にこんなサイトは作らない。何しろ、目的としている情報には全くたどり着けず、わかるのは雰囲気だけ、というもの。で、この店の器とか、れんげとかもこれと全く一緒。最初、もしかして左利きだから食べにくいのかな、と思って、方向を変えてみたのだけれど、何も改善されない。要するに、右利きだろうが左利きだろうが、食べにくい器に食べにくいれんげなのである。ま、こういうのを「変わっていて面白い」とか言う人もいるんだろう。少なくとも僕は大嫌いだけど(笑)。でもまぁ、味の評価には関係ないですが。ウェブにしても、食器にしても、僕が求めているものとは全く違う方向への自己陶酔が感じられてしまって気持ちが悪い。これが「新しいラーメンのスタイル」という提案のつもりなんだろうか。
「またつまらないものを食ってしまった」とは言わないけれど、多分二度と食べない。
店名 二代目海老そば けいすけ 高田馬場本店
TEL03-3207-9997
住所 東京都新宿区高田馬場2-14-3 三桂ビル 1F
営業時間 [月〜金]11:00〜23:30(L.O.23:00) [土・日・祝]11:00〜23:30(L.O.23:00)
定休日 無休