



「夜の」を枕詞につけると将棋用語も面白くなるわけだが、夜の一本気は別に面白くならない。
さて、本題。みずほ台に引っ越した一本気はずっと昼だけの営業だったのだけれど、夜も営業するようになっている。昼は水曜日定休だが、夜は火曜、水曜定休。で、夜の一本気は鶏だけでダシを取った鶏そばを提供している。これが昼にもまけずに結構美味しいからしゃれにならない。しかし、そこはみずほ台なんて変なところにあるラーメン屋。これだけ完成度の高いラーメンを出しているというのに、行列しなくても済むのが素晴らしい。いや、店の人にとってはあまり好ましいことではないと思うのだけれど、みずほ台まで出かけていって行列でも悲しいのに、スープ切れとかだったら目も当てられない。だから、「このラーメンは13点満点ですよ」などと宣伝をするようなことはしない。まぁ、無難に美味しいですね。化学調味料を使っていないのにこれだけ濃い味を出せる店を僕は他に知らないような気もするけれど、まったく気のせいかもしれませんね。「鶏わさび丼」なんていうご飯ものも用意されているわけですが、今日は心の準備がなかったのでパス。食べてないのに味のことを書くのもなんですが、多分全然大したことないんじゃないかな。だから、みんな、食べに行かなくても良いですよ。えぇえぇ、池袋に良い店がたくさんあるし、どうせ東上線に乗るならみずほ台なんてケチなことを言わず、一思いに川越まで行っちゃいましょうよ。
あぁ、うまかった。