2009年07月20日

横浜開港150周年「開国博Y150」に行ってきた(後編)

さて、スカンディアガーデンで一休みした後は、再び象の鼻を抜けて日産の出し物へ向かうことに。港の景色はもうすっかり夕方。

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さすがに夕方だからもう1時間待ちってことはないだろう、と思ったのだけれど、案の定、5分ほどで案内してもらえる様子。ダンボールでできた船をざっと見つつ、アトラクションへ。

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しかしまぁ、この日産が渾身の力をこめたのかどうなのかさっぱりわからないアトラクションはひどかった。日産マニアの僕が見ても「これはないだろう」というもの。とにかく、開国博でやる必然性が全く感じられない。これ、このまま愛地球博に持っていっても何の違和感もない。というか、かえってそちらのほうがフィットすると思う。なんでこんな意味不明かつつまらないものを作ってしまったんだろう、と思うこと約40分。確かにハイビジョンはすごくきれいだったけれど、だから、何?みたいな。

電気自動車が展示されていたりしたけれど、まぁ、このあたりが唯一の見せ場だったのかも知れず。でも、別にモーターショウを見に来たわけでもなく、あぁ、つまらなかった。

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ということで、その苦痛な40分を過ごしたあとは、街はすっかり夜。こっちの方がずっと横浜らしいじゃん、みんなこっちを見たら良いじゃん、と思った。


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さて、そしてしめは馬鹿でかい球体に映し出されるシームレス映像、みたいな感じのものだったんだけれど、雨が降ってきちゃって、みんなが傘をさすものだから良く見えない。傘をさすなら後ろに行けよ、とちょっと思いつつ、濡れながら画像を見たのだが・・・。

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これまた横浜を全く感じさせない珍品。しかも、360度どこから見ても楽しめる、というわけではなく、観覧ポイントがかなり限定されていた様子。これじゃぁ、全然ありがたみがない。だめだなぁ(笑)。

ということで、全部見終わったら20時ちょっと前。観覧車は相変わらずきれい。

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わざわざイベントとして開催して、お金を取って、それで提供した色々な出し物よりも、もともと横浜に存在している横浜の景色のほうがずっと横浜らしいという超皮肉な結果だった。

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