二郎系列とか大勝軒系列とかはおなかにずっしり来るので実はあんまり食べたくないのだけれど、お店が近所にできちゃうから仕方がない。今回は志木に出来た「モッコリ豚」。多分二郎系列。以下、評価。
名称:モッコリ豚
種類:東京とんこつ・二郎
場所:志木
評価:3/ABC
2009.8.22
コメント:麺は非常に太くて平たいタイプ。ほぼうどん状なので腰が弱いといった事態にはなりにくい。これはこれでひとつの麺の熟成の方向であって、「誰がつくってもきちんと美味しく作れる」という状況ができあがっている。それなりに気を遣って調理している様子で、麺については特にこれといった弱点は見つからない。ただ、デフォルトでも相当量が多いので、小食の人は要注意。
スープはとんこつベースのしょうゆ味で、背脂が浮いている東京とんこつタイプ。なのだが、この店の場合は二郎風と言った方が早い。そこそこにダシが取れていて、東京とんこつとしては良い部類だと思う。ただ、トッピングのもやしが大量なせいもあり、全体としては薄味に感じる。だからといってもっと味を濃くしろ、というわけでもなく、まぁ、二郎系の店はこれはこれでこういう世界を作り上げているので、こんなものだろうなぁ、という感じ。単に僕の好みではない、というだけ。
チャーシューは特に工夫のない煮豚。もうちょっと良い肉を使ってくれたら良いのになぁと思うのだけれど、まぁ、この価格ならこんなものか。
食べている途中でちょっと飽きてくるのが最大の難点。麺はもう少し少なめ、野菜ももっと少なめで注文すれば結構美味しいのかもしれないけれど、そういう注文をするのは面倒だし、まぁ、もう行かなくても良いかな、というのが正直なところ。ただ、二郎系のラーメンが好きなら、このあたりにはあまりないので重宝すると思う。