この手の映画はシリーズによって出来、不出来が非常にはっきりする。駄目なのの代表がファンスティック・フォー。逆に良かったものの代表はアイアンマン。さて、この映画はどちら?と思って見たのだけれど、どちらかと言えばアイアンマン側だと思う。最初に評価を書けば☆2つ。
何しろ、ノンストップアクションムービーなので、退屈する暇が全くない。やっていることはくだらないというか、大したことはやってないのだけれど、そんなことは関係ない(笑)。とにかく見所が満載。撃って撃って撃ちまくるし、壊して壊して壊しまくる。あぁー、こんなの壊しちゃったらあの国の人たちがマジで怒りそう、みたいなものまで壊しちゃう。その壊しっぷりがすがすがしい。ところどころ、特撮が荒いところも見受けられるのだけれど、大画面で観ていればそれほど気にならない。アニメだよね、と思ってしまうとその通りで、CGばっかりだけれど、これだけ徹底してりゃぁ良いんじゃないの?それに、ニンジャの戦いも見所の一つ。スター・ウォーズのライトセーバー戦に比較したらものすごい本格的なチャンバラを観る事ができる。カーチェイスも車と車の競争かと思ったら無駄にかけっこだったりするところもおかしい(良い意味で)。
音楽もなかなか。映画にフィットしたソリッドな音楽は常に映画を盛り上げる。
ただ、もうちょっとユーモアがあっても良かったかなぁ。
レイチェル・ニコルズが可愛いのも見逃せない。
どうでも良いけど、日本語では「なのてくのろじー」だけれど、英語で発音すると「なーのーてくのろじー」なのね。勉強になりました。
あ、ストーリーとか、あんまり大したことがないので、語るべきことはあまりありません。でも、映像と音響を楽しむ映画なので、DVDじゃなくて映画館で観るべきだと思います。