個人的には社民党が連立とか、ありえないと思うのだけれど。ということで、不偏不党を社是とする(笑)産経新聞からの引用ですが。
福島社民党首 憲法審査会凍結を 連立条件、民主は反発
学生時代にどんなに成績が良くてもアホはアホであって、その点不破さんとかは主義主張には同意できなくても成績が良くて、頭も良かったと思うのだが。
ちなみに参議院の状況(総数242議席)を見るとこんな感じ。
自民党 84議席
公明党 21議席
民主党 110議席
共産党 7議席
社民党 5議席
国民新党 4議席
新党日本 1議席
無所属 10議席
参議院では民主党単独で過半数が取れない。衆議院でも320持っているわけじゃないから、安定して国会をコントロールしようと思えば確かに社民党や国民新党との連携を図らざるを得ない。でもさ、憲法改正について言えば、自民党が賛成するんじゃないの?「連立ありき」でとにかく仲良くしましょう、というのが大前提になっちゃうと、民意と全然別のところにある主義主張が通ってしまうことになりかねない。福島さんなんかにどんなポストを用意するのか知らないけれど(個人的にはどんなに頑張っても少子化担当相ぐらいが相応だと思うけれど)、そもそも連立なんかやめれば良いのに。社民党が「連立について民主党にそっぽ向かれちゃったから、へそを曲げて自民につきます」とか始めたら、あっという間に社民党自体が崩壊するでしょ。
とりあえず憲法をどうするかについて議論する(改正する、じゃないですよ?)ということについてはほぼ国民的コンセンサスが形成されていると思う。それについて、最初から「凍結」という結論ありきを強要するのはちょっと考えられない。大事なのは結論ではなく、それを導き出すための手順が正当かどうかだ。最初から結論を決めているのはもちろん正当な手順ではない。