2009年09月24日

またアホな議論

多すぎた法科大学院…新司法試験、崩れた構想

受からないのは成績が悪いからなんじゃないの?法科大学院に行けば何もしないでいても合格するというものでもないでしょ。

グラフもさ、合格率じゃなくて、合格者数で表示しろよな(笑)今年は初めて前年割れっていうことは、数自体は今年まで増えていたってことでしょ。そうやって恣意的なグラフを見せて自説を補強するようなことをするから読売新聞はアホだっていうの。

関係者からは「就職困難な人を毎年大量に生み出すのは社会問題」との声もあがる。


大丈夫。法科大学院に行っても司法試験に受からず、酷い目に遭うってわかれば、みんな法科大学院になんか行かなくなるから。で、きちんと落ち着くところに落ち着くから。それが市場原理というもの。それを、やれ援助だ、やれ見直しだって、余計な介入をするからおかしくなる。

青山学院大法科大学院の宮沢節生教授は「定員削減はまだ不十分。現状を放置すれば法曹志望者は今後も減り、特に未修者が遠ざかって、多様な法曹を養成できなくなってしまう」と指摘している。


意味不明だな、これ。多様な法曹を養成したいなら、定員はどんどん増やした方が良い。その結果合格率は下がろうとも、チャレンジする母数が増えるんだから、法曹の多様性は確保できる可能性が高い。定員を減らして、合格率をアップさせたいというのはわかるけれど、そうなれば法科大学院の入り口のところで絞るわけだから、結果として多様な法曹を養成できない。

要はさー、もうちょっと勉強しろってことなんじゃないの?

#5年3回の受験資格っていうのは、なぜ設定されているのかわからないけれどね。受験して、お金を払ってくれるなら、どんどん受験させれば良い。それじゃぁ赤字です、ということなら、受験料を高くすれば良い。何を考えているのかさっぱりわからないのですが、ここのところも、是非、民主党さんに(笑)。

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