丸沼や尾瀬にスキーに行くと沼田までの間にたくさんのとんかつ屋がある。それを横目についつい蕎麦を食べたりしちゃうんだけれど、今日は意を決して並び立つとんかつ屋のひとつ、ゆき藤で食べてみた。
なぜこの店を選んだかって、別に理由はない。道路の左側にあって入りやすかったのが第一。ということで予備知識無しに行ってみたわけだけれど、何か、大分変わった雰囲気。
メニューもイマイチ意味不明というか、どういう価格体系になっているのか良くわからないものだったのだけれど、壁に貼ってある張り紙も面白い。例えばこんな感じ。
ウルトラマンとか、良くわからないけれど、とりあえずそのうちの一枚をアップにしてみる。
なんか、選べるのはわかるんだけれど、矢印が良くわかんない。落書き?うーーん。
さて、そんな感じで頭の上をクエスチョンマークがぐるぐる廻っていたのだけれど、実際に出てきたのがこちら。
でか!!!
いや、この写真を見るとデカさが伝わらないかも知れませんね。なぜなら、全部が少しずつデカイ。揃ってデカイから、なんか、普通のように見えちゃう。でも、実際は全部でかいです。あ、右上にあるレモンを見てもらえばわかるかな、全体的なデカさが。
カツもデカいし、しかも3枚もある。
ご飯もデカい。
あー、ちょっと失敗しちゃったかなー、という感じ。僕は味が良いのを求めていて、あんまり量は求めていないので。しかしまぁ、しょうがない。覚悟を決めて食べることに。
ご飯は悪くない。標高が高いところではどうしてもご飯の炊き具合がイマイチになるものだけれど、この店のご飯は結構イケてる。
味噌汁は、デカい癖に具はワカメだけ。これはちょっと辛い。それからキャベツ。こちらはまぁ普通。
さて、カツである。今回はヒレカツを頼んだのだけれど、肉は質がイマイチ。どうも肉の味がしない。そしてパサパサ。衣との相性もいま一歩で、肉と衣を別々に食べている感じ。「箸で切れる」というのがウリのようだけれど、実際はかなり頑張っても切れない。それでガブって噛み付くと歯茎の裏に熱い油がついちゃって火傷する。カツを切りたいんだけれど、ナイフはない。こ、これは、ちょっと、どうなんですかね?油自体は悪い感じがしないんだけれど・・・・・。
うーーーーん、たくさん食べたい人には良いかも知れない。パパもママも僕も満足かも。でも、美味しいとんかつを食べたいっていう向きにはあまり勧められないかな。
評価は☆ゼロ。ちょっと、再訪は辛い。
店名 とんかつのゆき藤 (ゆきふじ)
TEL 0278-22-5805
住所 群馬県沼田市久屋原町531
営業時間 11:00〜14:30/17:00〜21:00
定休日 火曜日