2010年05月21日

ネットの散歩

つらつらと。

【チャリティー】中田英寿さん 現役最後のW杯着用スパイク

一時は1億円を超えていたけれど、いたずら入札を削除したらこの価格。まぁ、高いよな(笑)。現役最後の試合のスパイクじゃなくて、現役最後のワールドカップの、最後から二番目のクロアチア戦で使ったスパイクだしね。

情報処理学会が日本将棋連盟に「コンピュータ将棋」で挑戦状

いささか古い記事だけれど、挑戦は激指君。普通に考えれば激指君が勝つ。徐々に強い相手と当てて行くんだろうけれど、そのまま行けば名人や竜王とやるのは恐らく5年後ぐらいになるんだろう。その時はソフトが全勝っていう方に500万カノッサ。それにしても妙に仰々しいというか、劇場的な挑戦状。でも、フォントを使ってないのは偉い。ただ、「まずは女流」とか言って清水さんにやらせるのはどうなのかな。まずは米長さんじゃない?

約9割のビジネス書は、ゴーストライターが書いている

まぁ、当たり前の記事。政治評論家のTさん、政治家のMさんとかのゴーストライターの知り合いがいるけれど。みんな忙しいから自分で書いている時間、ないよね。ちゃんとオープンにすれば良いのに。「監修○○、執筆××」みたいな感じで。

#伏字を使うのはあんまり好きじゃないんだけれど、ここは伏字でゴメンナサイ。

ちなみに僕の本は全部僕が書いている。本とブログじゃ、文体が全然違うけれど。

国籍侮辱問題で人物特定へ=Jリーグ

自首したならともかく、問題が事実で、かつ人物を調査して特定とかなら、浦和レッズからは勝ち点3を剥奪すべき。それがルール。浦和のサポーターも犯人を知っているなら突き出すべき。そうじゃないなら同罪。

トルシエ氏、W杯の日本は「1部に挑む4部のチーム」

トルちゃんの分析はかなり正しいと思う。走れない、プレスかけられない、キックの精度は落ちてる、体調も万全じゃない、と、ボロボロの俊輔を使わざるを得ない(スポンサーの都合かな?)日本代表はかなり厳しい。俊輔がフラフラと動きまわるお陰で代表の右サイドバックはヘトヘト。ついでに言えば前に行きたがるセンターバックのお陰でサイドバックの負荷はさらに高まる。そのせいもあってか、日本のサイドバックは結構良い。これでセンターバックとウィングとフォワードが良ければ言うことないんだが。

トルちゃんが今代表監督をやったら、どういう戦術を使うんだろう。さすがにフラットスリーはもう無理だよね、ルールが変わっちゃったから。

北朝鮮の魚雷、狙いと誤算…黄海銃撃戦報復か

うーーーーん、金さんって、そこまで馬鹿かなぁ?僕の読み筋をいくつか披露すると、

1.軍の担当者が馬鹿で、勢いで命令しちゃった。え?良いの?とか思っているうちにボタンを押す係も押しちゃった。

2.軍の担当者が間違ってボタンを押した。あ、やべ・・・・、みたいな。

3.機械が壊れた。うわー、おい、やばいよ、発射しちゃったよ。あ、当たった・・・・、みたいな。

4.伝達ミス・早合点。将軍様「魚雷を撃ったらどうなるかなぁ」担当者「撃て!」

何しろ、鳩山さんにとっては追い風。「北朝鮮に対する抑止力が必要です」って。

人工ゲノム使い細胞、「新生命体」への道も

今回の技術で強力な病原菌が開発され、テロに悪用される危険や、自然界にない生命体が実験室から逃げ出す可能性も考えられ、論議を呼びそうだ。


こんなこと(バイテク使って新生物)は前からできたでしょ。今回できたこと(ゲノムを全部人工合成すること)と、これまでもできたこと(部分的な生物由来DNA断片をつなぎあわせてゲノムを編集すること)がごっちゃになってんじゃない?

そして、口蹄疫がらみでは木村盛世さんのつぶやきが良く分からない。

つぶやきその1
口蹄疫に感染した肉を食べても、人は死なないという事実を政府は国民に周知しているのだろうか。メディアも煽りすぎである。新型インフルエンザと同じように、発生地にいた人まで犯罪者扱いされてしまう。


えっと、口蹄疫ウイルスはRNAウイルスで、感染力がとても強い、ぐらいしか知らないこの分野では素人の僕ですが(大学、大学院での専門はRNA)、感染した肉を食べても人間は死なないことぐらいは知っています。わからないのは、家畜の加工段階とか、感染した牛の肉とか、牛乳とかには病原性がないのか、ということ。人間に症状が出る、出ないは関係ないわけで、口蹄疫が蔓延しちゃって、日本の家畜は全部口蹄疫です、みたいな状態になったらそれはそれで困るわけだから、食肉加工された肉でも感染源になる可能性があるなら、そりゃぁ焼却処分でも仕方ないでしょ、と思う。あと、今回の口蹄疫が日本に入ってきたのって、やっぱ、どこかからの加工肉か、その周辺のせいなんじゃないのかなぁ。肉の輸入って、生きたままでやってるの?良く知らないけれど、普通に考えれば屠殺して肉に加工してから輸入するよね。だって、その方が餌もいらないし、糞尿の処理もしなくて済む。肉そのものには感染性はないのかも知れないけれど、加工の段階でウイルスが付着するってこともあるだろうし、やっぱ、「食べても安心の美味しい肉だから、感染牛だけれど、どんどん流通に乗せちゃいましょう」っていうのはちょっと考えられない話。

また、飼育されている牛は動かないけど、ウイルスを体につけた人間が移動すればウイルスはまき散らされるので、発生地にいた人間が媒介者扱いされるのは仕方がないと思う。移動は自粛しましょうよ、ってなるはず。

つぶやきその2
インフルエンザ、天然痘、口蹄疫、みな感染力が強い。致死率はインフル1%以下、口蹄疫多くて数%、天然痘30%。どんなもんやろ?加えて口蹄疫は人にはうつらない。現状で健常牛まで処分を主張する人の根拠は何?


健常牛であっても症状が出ていないだけで、感染している可能性はある。検査で感染が判明するほどにウイルスが増殖したときはもちろん、そうなる前の段階でもウイルスの数は増えているわけで、その牛が感染源になってさらにウイルスがまき散らされる可能性があるのだから、感染の可能性があるのなら、遺伝子検査で健常と判断されたとしても、処分されるのは仕方ないと思う。

つぶやきその3
人間は自然の一部として生かされている謙虚さを失っている。それを教訓として与えて下さったのが今回の口蹄疫かも知れない。家畜は人間の為に生まれる訳ではないのだから。


いや、家畜は人間の為に生まれているでしょう(笑)

木村さんって、普段は結構ちゃんとしたことを書いている人なんだけれど、口蹄疫関連ではかなりズレている感じ。この問題はヒトへの感染云々は全く関係ない。どうやって家畜の中での感染拡大を防止するか、という話。そして、長年の知恵で出てきた対処法が「処分」なんだから、それを否定するためには一定のデータが必要。肉を流通させても感染が拡大しないとか、発症が確認された地域から無対策に人が移動しても感染が拡大しないとか、そういった証明が。でも、多分ないんじゃないかなぁ。

さて、ピンチの宮崎牛ですが、

<口蹄疫>宮崎牛 希望のエース級種牛6頭 元気に過ごす

単純に49頭を復活させるには25年はかかる計算だ。


バイオテクノロジーを使えばずっと短くできますけどね。

社団法人 農林水産先端技術産業振興センター(略称 STAFF)

本ホームページについては、
現在提供内容について検討しています。


あれ???

バイテクコミュニケーションハウス

あれれれれれ????ほとんどリンク切れ。何か怪しいことが起きている雰囲気ですね。

この記事へのコメント
>今回できたこと(ゲノムを全部人工合成すること)
ゲノムの人工合成は著者らの前回の仕事で、今回サイエンスに掲載されたポイントはやはり他の細胞への導入ができ、ゲノムの情報が発現されたことにあるのだと思います。これによって「撲滅したはずの凶悪な病原菌を人工的に合成」なんてことができる可能性が生まれます。
まぁでもマイコプラズマ同士で移植が可能という程度ではまだバイオハザードの心配をするには程遠いですね。もちろん学術的には大きな意味があると思いますが。
Posted by way at 2010年05月22日 02:12
コメントありがとうございます。

> 今回サイエンスに掲載されたポイントはやはり他の細胞への導入ができ、ゲノムの情報が発現されたことにあるのだと思います。

なるほど、そっちなんですね。情報ありがとうございます(^^
Posted by buu* at 2010年05月22日 03:00
>北朝鮮の魚雷、狙いと誤算…黄海銃撃戦報復か

に関しては、以下のキーワードで検索するといろいろ出てきます。

韓国 潜水艦 KBSテレビ スクープ

本当かどうか分かりませんが、このような推測もある、となぜ日本のメディアは報道しないんでしょうか?
Posted by teru at 2010年05月22日 05:12
> 本当かどうか分かりませんが、このような推測もある、となぜ日本のメディアは報道しないんでしょうか?

これ、本当だったら凄い話ですね(^^;

このケースも含め、ヒューマンエラーとか、システムエラーって十分あり得る話で、そのあたりの可能性をもうちょっと考えた方が良いと思います。
Posted by buu* at 2010年05月22日 10:15