アムロ−シャアを中心に描かれているガンダムシリーズの最終章ということで、映画も観てみた。
これ、マニア的には評価が高いんですかね?Zガンダムでエゥーゴの一員として戦ったシャアがネオ・ジオンの人間として隕石落としを企図、実行しちゃうあたりにまず凄い違和感がある。そこら辺をすっ飛ばしたとしても、妙に人間臭いシャアにちょっと失望させられる(笑)。
結局、アムロとシャアの戦いに決着を付けることが重要だったのかなぁ。うーーーーーん。
いや、トータルで俯瞰してこういうストーリーだったというのならそれはそれでありだと思うんだけれど、やっぱり、50話ぐらいの連続アニメでしっかりと描いて欲しかったと思う。ZZはちょっと前半と後半の乖離がひどくて別物みたいになっちゃったけれど、Zは長い時間を活かして複雑な関係を上手に展開していたし(といっても、連続アニメとして週一で見ていたらなかなか理解できなかっただろうけれど)、ガンダム、Zガンダム、ガンダムZZがなかなかいい感じにつながっていて、楽しめたんだけれど、この作品はちょっと浮いちゃっている感じ。上にも書いたように、アムロとシャアに決着をつけるための強引な展開というか。
TVシリーズは3作とも脇で活躍する女性やニュータイプが非常に大きな存在感を見せていたんだけれど、この作品に関してはそういう部分も希薄だったと思う。いや、2時間じゃ、無理か。
評価は☆半分。逆襲のシャアには失望したよ。