2011年01月04日

ぶり大根2011

スーパーでぶり大根用のブリを売っていたので、ちょっと作ってみた。以前のやり方からは大分変わっていて、凄い手間がかかる(笑)。以下、レシピ。

材料

ぶり
ぶり大根用のもの。なるべく小骨が少なそうな部位を選ぶ。少し価格は高くなるけれど、小骨満載のあらは避ける。500グラム目安。


少々

大根
大根の真ん中の部分。3~4センチぐらいで切って、6個ぐらい。鍋の大きさと相談する。

米のとぎ汁
適量

こんぶだしの素
適量

日本酒
5合ぐらい

しょうが
1個

たれ
 酒 3/4カップ
 砂糖 大さじ4
 みりん 1/2カップ
 しょうゆ 1/3カップ

1.準備
大根は3センチぐらいの厚さに輪切りにする。皮をむいて、面取りをする。片側に1センチぐらいで十字に隠し包丁を入れる。鍋に入れて、かぶるぐらいの量の米のとぎ汁を入れ、火にかける。煮立ったら5分ほど、アクをとりながら茹でる。アクを取り切ったら、昆布だしの素を入れる(本当は昆布のほうが良いんだろうけれど、何か濁っているし、ここはダシの素でちょっと手抜き)。さらに5分ほど煮て、そのまま置いておく。

ぶりはざるに並べて軽く塩を振り、10分ほど置く。沸騰した鍋に投入して、さっと色が変わったら取り出す。鍋のお湯を捨てて、日本酒を入れて加熱。沸騰する前にぶりを入れ、中火で加熱、沸騰したら3分ほどでぶりを取り出す。日本酒は捨てる。ぶりはすぐに水にくぐらせて、手早く流水で汚れを落とす。洗ったら、キッチンペーパーの上に置いておく。

2.ぶりを煮る
しょうがの皮をむき、本体はすりおろす。たれに皮、おろししょうがを入れて鍋に投入、煮立てる。沸騰したら、水気を切ったぶりを投入。紙ぶたをして、さらに鍋の蓋をして中火で15分ほど煮る。ぶりの身を取り出して、皿に載せておく。

3.大根を煮る
2の煮汁に水をカップ3足して煮立てて、1の大根を投入する。2で利用した紙ぶたをかぶせ、中火で20~30分ほど煮る。このときは鍋に蓋をしない。大根が十分に柔らかくなったら、2のぶりを鍋に戻す。強火にして、スプーンかおたまで煮汁を全体にかけて、仕上げる。

ポイント1
とぎ汁で煮るときはまめにあくを取る。

ポイント2
大根はダシで煮ておいたほうが美味しいと思う。

ポイント3
ぶりはすぐに味が抜けてしまうので、最初に煮るときは日本酒で煮る。大根と煮るときはなるべく短時間にする。

ポイント4
ぶりを煮るときは鍋にふたをする。大根を煮るときはふたをしない。ただし、タレが煮詰まるので、目を離すのは厳禁。

ポイント5
大根もぶりも新しいほうが良い。

さて、できあがり。

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うん、これは美味しい。人に食べさせることができるレベル。でも、ぶりはすぐに味が抜けちゃうので、作りおきしておいて何度も何度も食べるようなものじゃない。お客さんが大勢来たときに作るのが良いね。でも、鍋を二つ使うから、これを作っちゃうと、普通の家だと他のものが何も作れなくなっちゃう。そのあたりが問題ですなぁ。評価は☆3つ。

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