地震のおかげで、はいれなくなっていた部屋があった。押し戸になっていて、そこに家具が倒れてしまい、びくともしなくなってしまったのだ。部屋には窓もあるのだけれど、格子が付いているし、それ以前に鍵がかかっている。宮部みゆきの家なら中で誰かが殺されている場面だ。完全な密室。
地震から一週間以上が経って、今日、ようやくその部屋に突入することができた。どうやったかって、もう何が壊れても良いや、と開き直って無理やり全体重をかけて押したのである。バキバキバキ、という音とともに、何とか20センチほどの隙間を確保。その隙間から手を突っ込んで、扉にもたれかかっている家具を手探りで探して、それを取り除くことに成功した。
福島の消防隊に比べたらずっと難易度の低いミッションなんだけれど。
一週間ぶりに開いた部屋は予想通りメチャクチャ(笑)。ただ、幸いにして、あまり酷く壊れたものはなかった。そして、お歳暮で貰ったビールの箱を発見。あとで飲もうと思う。
それにしても、災害復旧具合は今のところ50%ぐらい。瓦礫の山をどうしたら良いのか・・・・。
あ、今日(もう昨日)、スピリッツが発売だったのか。色々やることがあるなぁ。