まず、J-CASTの記事。
原発から北西で高い放射線量 避難地域を超えて広がる
記事を読むと、
米エネルギー省がまとめた放射線量マップでは、原発から北西方向が真っ赤に染まっている。
って書いてある。でも、非常に見にくいイラストデータにはなぜかNISAのロゴ。NASAじゃないよ、NISAだよ。Nuclear and Industrial Safety Agency。日本語にすれば「原子力安全・保安院」って、れっきとした日本の組織。今や最も日本人に馴染みのある役所でもある(笑)。なんだよ、これ、保安院のデータかよ、と思って保安院のサイトを探すこと約5分。見つかりません。検索窓で検索したら「現在メインテナンス中です」ってアホか。ということで、面倒なのでU.S. DEPARTMENT OF ENERGYのサイトへ行って、airialで検索。答え一発。いくつか資料があったので、直リンしておきます。
Radiation Monitoring Data from Fukushima Area March 22, 2011
#このイラストが記事に使われているみたい。一週間前ですが、公表されたのは(笑)。
Radiation Monitoring Data from Fukushima Area 03/25/2011
Radiation Monitoring Data from Fukushima Area 03/29/2011
保安院、エネルギー省にはデータ(いや、細かい数字は出ていると思うんですが、こういう図を)を出すけれど、国民には出さないってことですかね?
#ま、J-CASTと僕が知らないだけかも知れませんけど。