2011年05月06日

セブン

セブン [DVD]

うわー、後味の悪い映画。でも後味の悪さに言及しようと思えばネタバレになるのを避けられず、そのネタバレは映画にとっては致命的。だから、相当に書きにくい。

ずーーーっと、ラスト20分ぐらいまで面白いわけです。テンポも良いし、こりゃぁ面白い映画だな、って。グロい場面はあるけれど、それも許容範囲。だけど、そのラストはないんじゃないかなぁ。最後のほう、ラスト近くから「まさか・・・・」って思い始めるわけで、あとはもう後味の悪さに一直線。

後味の悪い理由は2つで、僕が生理的に許容できないのはそのうちの片方だけなんだけれどね。それすら説明するのは難しい。それでも頑張って説明するなら、1つめの後味の悪さは「白夜行」に通ずるもの。もう1つは、犯人の行動原理から外れたものが最後に出てきた事。その、行動原理から外れたところが凄く気持ち悪い。

ということで、「映画を見て気分が悪くなるって最悪じゃない?」っていう人には全くお勧めしない。

思うところは多々あれど「そりゃないでしょ」ということで評価は☆半分。

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