参考資料
福島瑞穂 社民党党首が「浜岡原発を止めても大丈夫」と言っている理由を聞いてみた
メソッド
1.都合のいいデータだけを利用する
参考:
東海地震の可能性は30年で87%。耐震基準について保安院の安全だという判断は出ていない。津波対策はない。2基で240万キロワット。中部電力は3264万キロワット出せる。
2.データをもとに都合の良いように想像する
参考:
需要は2000万キロワット以下。停めても夏のピーク時も問題ない
3.勝手な想像をベースに結論を出す
参考:
この数字を前提とすれば浜岡原発を停めても供給に問題なし
4.言ったら言いっぱなし
以後、たくさんつぶやいているけれど言及なし
想定適用例1
この二年間を比較するだけでも、焼肉屋における食中毒は激増しています(増加は事実、「激増」は勝手な想像)。また、死者も数百倍以上に激増しています(0→4だから数百倍どころか無限大増。事実)。焼肉屋の死者数はこれからもどんどん増えるはずです(勝手な想像)。このままでは日本は海外から不衛生国の烙印を押されてしまいます(勝手な想像)。焼肉屋は全て廃止にしましょう(勝手な想像をベースにした結論)。ところで今日はうなぎが食べたいわね(言ったら言いっぱなし)。
想定適用例2
児童虐待の防止等に関する意識等調査結果(総務省)によると、多くの人が「児童虐待は増加している」と考えています(事実)。児童相談所の担当者の意識調査によれば、60%以上が「保護者の養育能力の不足」を挙げています(事実)。もうすでに、日本人は子供を育てる能力がないのです(勝手な想像)。このままでは、いくらカップリングして卵を産んでも全く育てることのできないトキと一緒です。そこで、義務教育を1年延長し、「養育科」という科目を新設、きちんと養育について教育すべきです(勝手な想像をベースにした結論)。えっと、映画の日は毎月1日だったっけ?(言ったら言いっぱなし)。
2011/5/21追記
池田信夫さんがさらに一歩進んで「福島みずほ症候群」というエントリーをアップされましたので、ご参考まで。
福島みずほ症候群
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51710334.html