以前は研究会に入るくらい食虫植物を集めていたのだけれど、ベランダの温室が風で倒れて壊滅して以来、栽培はこじんまりとやっている。食虫植物というとみんな大抵ハエトリソウを思い浮かべるけれど、実はあれはわりとすぐに飽きると思う。次に簡単なのがモウセンゴケなんだけれど、これは栽培してみると結構小さくて、ダイナミックじゃない。そこから先は色々なんだけれど、結局のところウツボカズラ(ネペンテス)に行き着く人が多いんだと思う。こいつはとにかく可愛い奴だ。
最初、葉っぱの先からつるのようなものがくるくるっと伸びてくる。
ちょっと油断しているとこれが膨らんできて、いつの間にか、つぼみたいになってくる。
だんだん大きくなってきて、「そろそろ蓋が開くかなぁ」というのがこれ。
それで、ある日、ぱかっと開くわけだ。
同じところから生えているのに、こちらはこんな色だったりして。
日当たりの都合だろうか。訳分かんない。でも、そこが良い(笑)。
来月になったら、伸び過ぎた茎を切って、挿し穂にしようかな。