プライベートのホリエモンを取材したTBS記者を援護する人
要は、プライベートな場にいたホリエモンに対して取材したTBSの白畑氏をホリエモンが非難したら、白畑氏の奥さんの友達と称する新橋雅美さんが出てきて、一般人なんだから実名で批判するのはおかしいとか、小さい子供がいるのに家族がかわいそうとか、部署と実名を出すのは失礼だとか、顔写真で名前が出てしまいまるで犯罪者扱いだとか、色々書いていたわけです。
これ、ホリエモンが独自に調査して、秘匿されていた個人情報(でも、名前は個人情報じゃないと思うけれど)を暴露したというのならともかく、名刺を出して「取材させてくれ」としたのであれば、それに対してホリエモンがどう対応しようと勝手である。つまり、名前を出すということはそういうリスクを負う、ということなのだから。
名刺は出しましたけれど、リスクは負いたくありません、全てナイショでお願いします、というのなら警察手帳みたいなものを見せれば良いだけのこと。実名を出すことに重みがあるのは、そういうリスクを負う、ということ以外に特段の理由がない。この新橋雅美さんも、自分のつぶやきはソッコーで削除した様子だけれど、もちろんこうやってtogetterに残っているし、「shimbashimasami」で検索すればRTされた文面が山ほど引っかかってくる。
検索結果
名前を出すことは、リスクを負っているからこそ重みがあるのだ。
続いて、「生化学若い研究者の会」というサイトがある。ここで、5月16日付で「お知らせ : 第2回東北地方太平洋沖地震に関する生命科学系学生へのアンケート」という記事がアップされた。
第2回東北地方太平洋沖地震に関する生命科学系学生へのアンケート
それで、アンケートはどういう内容なのかな、と思ってたどってみると、不具合があるようで「開始する」から先に進むことができない。丸一日、ずっとこのままである。このサイトを教えてくれた知り合いに、僕はフェイスブックで次のように書いた。
その1
一週間放置って、どうなってるのですかね(笑)。まぁ、ゆとりじゃ仕方ないか。
↑注釈:「一週間」というのはブログの日付を参照すると違うかも知れない。中のお願いの文書に「5月10日」と書いてあったので、5月10日に載せたのかな、と考えた次第。でも、ブログの日付は16日なので、16日にアップされたのかも。だから、一週間放置ではないかも知れません。
その2
ウェブ会社をやっていると、こういう「ちょっとしたミス」が避けられないのはわかるんです。これは仕方ない。それがずっと放置されているというのは理解不能。フェイスブックだってツイッターだってミクシィだって良いんですが、情報共有のプラットフォームはいくらでもあるはず。「これだから学生はダメだっちゅうの」という感じ。僕なら、これに名前を連ねている奴は全員採用しません。能力ないのが明白。
まぁ、そのまんま。それで、載っている名前はこの人達。
被災地調査のメンバー
山元孝佳(東京大学、リーダー)
飯島玲生(大阪大学、センター事務局長)
梅澤雅和(東京理科大学)
小林晃大(東京工業大学)
鉞陽介(東北大学卒業)
松浦まりこ(首都大学東京卒業)
わざわざ実名を載せいているんだから、別にここに転載しても構いませんよね。じゃなければ、載せる意味がないし。「アンケートをお願いします」と、お願いしている(←これ、大事)にも関わらず、不備があって、しかも丸一日以上放置されている。
さて、いつになったら修正されますかね(笑)?
ちょっと前まで、日本においてはネットは匿名主義が普通で、あまり実名っていなかった。でも、最近はそうでもない。多分、実名のほうが重みがあるからだと思う。だけど、重みがあるということは、負っているものも大きいということ。「そんな風に利用されると思わなかった」というのは通用しない。ポイントを上げるも下げるも、行動次第。
もう、10年以上も前から実名でネットを利用してきている僕からのワンポイントアドバイスでした。