2011年05月18日

静岡県と神奈川県のお茶は放射能汚染されているという結果が出ると困るので、検査をやめて欲しいらしい

国が隠蔽体質なんだから、自治体が真似したくなる気持ちはわかる。

放射性物質:「荒茶」検査に静岡県が反発 要望書を提出
http://mainichi.jp/select/science/news/20110518k0000m040096000c.html

でも、僕はもう静岡のお茶は飲まないよ。僕の中では静岡は終了。少なくとも、今の知事(要望書を出したのは副知事でも、副知事の独断ということはないはず)が辞めるまでは。

だって、これ、どういう意味だかわかる?お茶を飲むのは国民。静岡県の知事の評価を行うのは国民じゃなくて静岡県民。その中には当然お茶の生産者がいる。これは、自分に投票してくれる人たち。政治家は基本的に「次も当選するために頑張る」というのが行動原理。日本の国民に迷惑をかけたとしても、それは票につながらない。一方で、お茶の生産者は票を持っている。だから、生産者の便宜を図る。

当たり前といえば当たり前かも知れないけれど、さて、そのおかげでお茶の消費量はどうなるんですかね?

国がやっていることがあべこべなんだよ。放射能ふりかけをかぶったら全部被害なんだから、東電に補償させれば良いだけのこと。何故か国が東電の肩を持って、補償額を少しでも減額させようとするからおかしなことになる。悪いのは政府。悪いのは民主党。

だって、お茶の生産者だって被害者だからね?

#でも、こういう愚策に出た静岡と神奈川の知事はさっさと辞めてもらったほうが良い。だって、放射能ふりかけのかかったお茶を国民に飲ませることによって再選を狙っているんだもの。

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