2011年08月24日

シャンハイ

gong


「勝手に宣伝部」の部員になって幾年月、どうなったのかなぁ、と思っていたら、勝手に宣伝部は実は正式には「勝手に宣伝部(仮)」であったことが判明!って、この(仮)って流行りですか?僕が10月に出す予定の本も「総統閣下はお怒りです(仮)」となっていますが(笑)。あ、関係ないですが、「総統閣下はお怒りです(仮)」のフェイスブックページはこちらです。ぜひ、「いいね」を押してください。本の発売開始まで、ここだけの話がてんこ盛り(になるはず)です。

「総統閣下はお怒りです(仮)」フェイスブックページ
http://www.facebook.com/sotokakka

さて、その勝手に宣伝部(仮)ですが、広告宣伝特殊部隊「宣伝グリーンベレー」として活動を再開したとのよし。詳細はこちら。

リリー・フランキー「宣伝グリーンベレー」プロデュース『シャンハイ』「俺のコン・リーはお前だ!」
http://eonet.jp/cinema/news/domestic/detail_670.html

部員の僕も知らなかった!っていうのはともかく、おお、コン・リー、可愛い。ということで、まずはシャンハイを観ておかなくちゃ、ということで、早速観てきました。

えっと、グリーンベレーの一員だからって、褒めなくても良いんですよね(笑)?ということで、正直に書きます。

まず何と言っても難しい!米国、ドイツ、中国、日本といった国々がシャンハイを舞台にスパイ合戦を繰り広げている、というのがバックグラウンド。しかも、第二次世界大戦の日米開戦前夜。なので、人の顔を覚えたり、固有名詞を覚えるのに必死。字幕もたっぷり。これは脳みそが疲れます。そこで!まずこのレビューを読んで、「よーし、観てこよう」と思った人は、公式サイトの人間相関図を観て、頭に入れておくこと。これ、必須。「ネタバレじゃーん?」とか思う心配なし。そりゃぁオフィシャルサイトなんだから心配ご無用。

直リンはれないので、次のURLから作品情報→人物相関図へ
http://shanghai.gaga.ne.jp/site/

それから、1941年12月のシャンハイの状況についても理解が必要。太平洋戦争の開戦直前、シャンハイは英国、フランス、米国、日本が「租界」という外国人居留地を作って睨み合っていた。そのあたりについてはウィキペディアで勉強。ただ、細かい知識は不要なので、ざーーーっと流し読みして、あぁ、そういう時代だったのね、と理解しておけば十分。

ウィキペディア「租界」

で、ようやく本編です。スパイが命をかけて暗躍しているのだけれど、どうにもその根っこの所が見えてこない。一体この人たちはなぜ?というのがメインストーリー。終わってみて、「ええっ!そんなことで良いの?」と思わないでもなく、しかし何しろコン・リーは可愛いよな、しかもいい感じで肉感的で、という映画(笑)。

役者さん達がみんな芸達者なので、映画としては楽しめる。ストーリーはハードボイルド。セットは凄く良くできていて、なぜか日本語にも日本語の字幕がつく(笑)親切っぷり。あと、英語と日本語の字幕が並行して出るので、両者をついつい見比べちゃうんだけれど、それをやっていると画面を忘れるから要注意。

一体どんな謎が!!ということでグイグイ引っ張っていって、その落とし所に満足するかどうかは見る人次第ですが、僕はイマイチでした。あーー、リリーさん、ごめんなさい。ということで、演技やらセットやら映像やらで☆1つ半。だけど、コン・リーが凄く可愛いので☆半分おまけして、☆2つ。

#いや、正直、観るのに疲れました。字幕が多くて。事前に勉強しておくともっと楽しめそう。

あ、あと、グリーンベレーのフェイスブックページはこちらです。

■映画『シャンハイ』「俺のコン・リーはお前だ」facebookページ

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