2011年10月30日

見ている人間を騙すにもほどがある、というCM

なんだよ、これ。予算が足りなかったんだろうな。



何しろ、綾瀬はるかは右上→上→左上、小雪は左上→左下→右下と進んでいるのに、桃井かおりが右下→右上→上と進んでいて、右上→上がダブっている。一人が2辺ずつ描いているのに五角形になるわけがないだろっ!!!

広告代理店「すいません、この商品、特徴を6つにできませんか?」
メーカー担当者「うーーーん、キメ、うるおい、エイジングケア、ハリ・・・あとはなんだろう」
広告代理店「美白とか、どうでしょう」
メーカー担当者「いや、白くはならないので」
広告代理店「何かありませんか?」
メーカー担当者「それより、5つでなんとかできないんですか?」
広告代理店「じゃぁ、長澤まさみと篠田麻里子を追加して、5人でどうでしょうか?」
メーカー担当者「今の制作費でいけますか?」
広告代理店「いや、さすがにそういうわけにはいかないのですが」
メーカー担当者「だって、企画書を作ったの、あなた達でしょ?」
広告代理店「それはそうなんですが、役者さんたちを差別しちゃうとカドが立つので。順番を決めるのだけだって大もめなんですから」
メーカー担当者「でも予算はこれ以上増やせません」
広告代理店「じゃぁ、カドが立たないように、円にしちゃいましょうか!」
メーカー担当者「誰がうまいことを言えと。もう、五角形は決まりなんです」
広告代理店「じゃぁ、仕方ないので、奥の手を使います」
メーカー担当者「そ、そんな、魔法のような手があるのですね!」
広告代理店(エッシャーのだまし絵の本を手に)「それがあるんですよ、誰も気がつかないやり方が」(にやり)
メーカー担当者(京極夏彦「姑獲鳥(うぶめ)の夏」を手に)「お主も悪よのう・・・」(にやり)

どうせ、こんなことだろ?

マックスファクターのSK-IIのCMですが、こんなインチキCMを作るようじゃぁ、この商品も・・・以下略。

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