「元木さんの以前の著書を買いたいのだがどうしたら良いでしょうか」という問い合わせがあったので、ブログで回答しておきます。
1.ネットオークション徹底攻略ガイド
僕は「諸星段」という名前でヤフオクについての解説を書いています。基本的にヤフオクとイーベイの使い方を解説しているのですが、何しろ古い本なので、もう参考にならないと思います。「無理して買わないでください」というのが僕のスタンスですが、それ以前に、超絶的に入手は困難なんじゃないかと推測します。
2.親と子のゲノム教室
この本も多分絶版だと思うのですが、中古の本は入手可能だと思います。こちらも出版してから約10年が経っているのですが、これはまだ十分に利用に耐えると思います。DNAのペーパークラフトの台紙とかも含め、今読んでも結構面白いんじゃないかな、と。もちろん、今僕が読めば「ああすれば良かった」「こう書けば良かった」という点はつらつらと見つかりますが、「この内容なら、総統閣下バージョンをリライトしても面白いかも」と思う内容になっています。Amazonなどで入手は可能かと思われます。
3.ブログ・ビジネス
この本は「ブログを日記として利用するだけじゃもったいない。色々な用途に使えますよ」という内容で、ブログを一般サイトに利用しましょう、と打ち出した日本最初の本だと思います(ただし、そのすぐ後にカレンさんのビジネス・ブログ・ブックなどが出版されていて、どっちが先とかはあんまり関係ないんですが)。出版した時点で、すでに先行事例などもありましたから、もちろん僕がオリジナルではありません。それで、この本も、一部はまだ活用可能で、例えば今でも僕は本を執筆する時、はてなダイアリーを使っていますし、ライブログでも時々ブログベースのサイト構築の仕事を請けたりもしています。ただ、やっぱり時代の流れが早い分野なので、古さは否めないな、と思います。もしこの内容で今、本を書くとしたら、8割ぐらいをリライトすることになると思います。また、SNSやTwitterなど、ソーシャルメディアについて加筆することも必要です。だから、この本は無理して読む必要はないんじゃないかな、と思います。
4.Twitter後のネット社会
発売直後に地震が起きてしまったこともあり、不遇な目にあったかわいそうな本(^^;。でも、この本はまだまだ読書に耐える内容になっています。その後Facebookが幅を効かせてきたこともあり、このブログでは本書の後続記事として「Twitter後のネット社会 番外編」を書き続けています。ちなみにこの本は僕に「電子書籍は衝撃」と知らしめた一冊となっているのですが、それらの詳細については「総統閣下はお怒りです」の東浩紀さんとの対談を読んでいただければと思います。本当に衝撃的なことが書かれています(笑)。購入は、右のサイドバーのリンクからアゴラブックスへ、ぜひ。