2012年01月01日

「総統閣下はお怒りです」の続編に関すること

「総統閣下はお怒りです」の続編を出したい。

実は、もう原稿は半分以上書けているのです。もともと、「総統閣下はお怒りです」は20項目のネタについて執筆しました。ところが、ひとつひとつをリライトしているうちに、文字数が約20万文字になってしまいました。通常、新書の本の文字数は5万〜10万文字程度です。僕がこれまでに書いた本も、全てこの範囲におさまっています。はて、20万文字の本なんて、出せるんだろうか、と出版社と相談したら、「それは無理」とのこと。泣く泣く、執筆済みの原稿を塩漬けにすることにしました。その際、塩漬けの選択は「経時劣化するかどうか」でした。「このネタは賞味期限が短いから、今のうちに載せておいた方が良いよね」というのが掲載の理由です。ですから、今発売中の「総統閣下はお怒りです」には、原発ネタとか、ユッケネタとか、まだ記憶に新しいテーマが多くなっています。

そして、残っているテーマにはこんなものがあります。

少子高齢化
いくら選挙に行っても、若者の意見は絶対に取り入れられない。そのからくりは?

スーパーの価格
良く見てみると、物凄くいい加減に決められているスーパーの商品価格。賢い買い物のための極意とは?

政府の市場予測
ときどき新聞に掲載される政府の市場予測。「平成25年には、◯◯の市場規模は100兆円」といった数字には何の意味があるのか?

遺伝子組換え食品
知らないうちに、身の回りに溢れている遺伝子組換え食品の数々。これからどうやって付き合っていけば良いの?

高速道路の料金
高速料金無料化とか、どんなに乗っても1,000円とか、それって僕たちにはどんな意味があるの?

年金
崖に向かって走っている電車に乗っている日本国民。いつまで経っても高齢者の高齢者による高齢者のための年金制度なら、若者はそろそろ反撃を考えても良いのかも?

レビューサイト(食べログ、Yahoo!映画)の数字
みんなが参考にする食べログやYahoo!映画の数字。これにはどんな意味があるの?本当に参考になるの?

希釈最強
老舗で時々見かける、「創業以来、継ぎ足し続けている秘伝のタレ」。あれって、本当に意味があるの?


読みたいですよね?ところが、出版社は「3万部売れたら続編を出します」と言って、高いハードルを用意して譲りません(;_;)。ということで、ちょっと、正月休みがあけたら、著者自ら勝手に宣伝企画を展開しようと思っています。昨日の夜からちょっと一人ブレストしていました。出版業界ではあんまり聞いたことのないような企画だと思います。もう少々お待ち下さい。

それとは別に、皆さんの協力もよろしくお願いいたします。もしまだ購入されていない場合は、是非、一冊、こちらをご購入下さい。



お読みいただいて、「面白かった」とか、「役に立った」とか思っていただきましたら、ぜひ、ツイッターやブログ、amazonのレビューなどに書いていただければ幸いです。

ツイッターの場合はこんな感じでまとめさせていただいております。

「総統閣下はお怒りです」感想集

何はともあれ、本年もよろしくお願いいたします。

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