第一作がダメな映画だったので、全く期待せずに観に行った。
前作の評価
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51003031.html
ところが、監督が反省したのか、前作に比較すると随分と面白くなっていた。正直、前作の伏線は全て忘れていたけれど、この映画単独でも十分に楽しめる。ただ、時々挿入される「こうだった」とか、「こうなる」とかの解説映像については慣れておいたほうが良いと思う。
ところどこにクスクス笑ってしまうようなエピソードも挿入され、ただただアクションという映画ではなくなっていたので、観ていてそれほど疲れない。ただ、字幕の出来はイマイチだと思う。あと、「A GAME OF SHADOWS」という原題が「シャドウ ゲーム」になってしまうのはどうにも納得が行かない。
フランスに行ってもドイツに行ってもみんな英語をしゃべっていたヒューゴと違い、ちゃんと英語以外の言語も利用されているので話が見えやすいのも良い。
例によって「ここで終わるのかよ!!」という終わり方だが、お金を損した気分ではなかった。普通に面白い映画だと思う。評価は☆1つ半。