久しぶりに映画館でスター・ウォーズを観ることができる、ということで、シネプレックスのXpanD方式は全く気が進まなかったんだけど、近所にあるので行ってみた。結論から言うと失敗。でも、この感じだとRealDやDolby3Dで観てもあまり変わらないかな?
元々の映画が3Dとして撮影されていないので、演出の部分で3Dの長所を活かそうという配慮が全くない。だから、ダース・モールがぬっと顔を突き出すところとかも全然迫力がない。あと、字幕との調整がイマイチなのと、背景のフォーカスをわざとぼかして3D感を出そうとしているのが気持ち悪い。見始めて5分ぐらいで「あぁ、これはダメだ」と感じてしまった。
観たのはシネプレックス新座の3番だったんだけど、もうちょっと音が大きくても良いと思う。3Dというのは、要は「ハードにお金をかけて、臨場感をアップさせる」ということなんだと思うのだけれど、画像も、音も、イマイチで、逆に2Dで見たかった。
ヨーダがCGになっていたようだったり、あるいはポッドレースの場面でこれまでになかったシーンが追加されていたようだったりするけれど、それだけで1,600円(レイトショウ割引)はちょっとなぁ、という感じ。
繰り返しだけど、2Dで観たかった。3Dの必要性が全く感じられない。
全く余談だけど、キーラ・ナイトレイとナタリー・ポートマンは声とほくろ以外は本当に良く似ている。
評価は☆ゼロ。スター・ウォーズが大好きな人以外にはおすすめできない。