ほとんどのイタリア料理の本には「パスタを茹でるときには塩水で茹でましょう」と書かれています。たとえば、「15分でおいしい人気のパスタ」(宝島社)では、1リットルの水に対して大さじ1の塩を入れます」と書かれています。逆に、「塩を入れずにただの水で茹でましょう」と書かれている本は見たことがありません。ですから、ほとんどの人が、パスタを茹でるときにはお湯に塩を入れてから茹でているのではないでしょうか?
でも、なぜ塩を入れるのですか?麺に塩味をつけるなら、茹でた後に塩を振れば良いはず。それに、パスタソースと絡めてしまうなら塩味なんて意味がないような気もします。また、どうしても塩味が必要というのなら、うどんやそうめんのように、麺を打つ時から塩を加えてしまったほうが効率的ではないでしょうか?それとも、味以外に何か秘密があるのでしょうか??
不思議です。
そこで、日曜日の夕方、ビストロリヨンで、オトナの実験をやってみましょう。本当に塩は必要なのか。実際に複数のパスタについて、塩あり、塩なしで調理して、それを食べ比べてみるのです。味に差はあるのか?それとも、塩なんて全然関係ないのか?美味しいワインを飲みながら、あなたの舌で確かめてみて下さい!!
日時:3月25日(日曜日)17:00〜
場所:ビストロリヨン(地下鉄大手町駅直結)
費用:パスタ(味付けなし、ペペロンチーノ、ホワイトシチュー(ソースは当日変る可能性あり)について、それぞれ塩あり、塩なし)、ワイン赤、白、ちょっとしたおつまみで3,500円(料理やお酒の追加は大歓迎)
備考:このテーマについて、Ustreamの日の出テレビ「総統閣下はお怒りです」で、多少(笑)科学的な見地からの考察を述べます。事前に勉強したい方は、こちらもご覧下さい。23日(金曜日)21時〜、http://hinode.tv/