2012年03月21日

オトナの実験「パスタを茹でるのに塩って必要?」開催!!

ほとんどのイタリア料理の本には「パスタを茹でるときには塩水で茹でましょう」と書かれています。たとえば、「15分でおいしい人気のパスタ」(宝島社)では、1リットルの水に対して大さじ1の塩を入れます」と書かれています。逆に、「塩を入れずにただの水で茹でましょう」と書かれている本は見たことがありません。ですから、ほとんどの人が、パスタを茹でるときにはお湯に塩を入れてから茹でているのではないでしょうか?

でも、なぜ塩を入れるのですか?麺に塩味をつけるなら、茹でた後に塩を振れば良いはず。それに、パスタソースと絡めてしまうなら塩味なんて意味がないような気もします。また、どうしても塩味が必要というのなら、うどんやそうめんのように、麺を打つ時から塩を加えてしまったほうが効率的ではないでしょうか?それとも、味以外に何か秘密があるのでしょうか??

不思議です。

そこで、日曜日の夕方、ビストロリヨンで、オトナの実験をやってみましょう。本当に塩は必要なのか。実際に複数のパスタについて、塩あり、塩なしで調理して、それを食べ比べてみるのです。味に差はあるのか?それとも、塩なんて全然関係ないのか?美味しいワインを飲みながら、あなたの舌で確かめてみて下さい!!

日時:3月25日(日曜日)17:00〜

場所:ビストロリヨン(地下鉄大手町駅直結)

費用:パスタ(味付けなし、ペペロンチーノ、ホワイトシチュー(ソースは当日変る可能性あり)について、それぞれ塩あり、塩なし)、ワイン赤、白、ちょっとしたおつまみで3,500円(料理やお酒の追加は大歓迎)

備考:このテーマについて、Ustreamの日の出テレビ「総統閣下はお怒りです」で、多少(笑)科学的な見地からの考察を述べます。事前に勉強したい方は、こちらもご覧下さい。23日(金曜日)21時〜、http://hinode.tv/

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この記事へのコメント
とても面白そうな企画ですね。
遠方なため当日伺うことはかないませんが、お願いがあります。

私は塩を入れることで高い温度で茹でられるのがよいのでは、と考えております(うろ覚えですが、不純物が混入している液体の沸点は上がるんだったような)。
また、茹で上げた時に塩入りのほうが高温だとすると、水分の蒸発が早く、結果として麺がのびないということもあるかなと。

そこで、もし可能であれば、温度計を用意して、茹でている間の温度やひきあげた麺の温度も測って比較してみていただけないでしょうか?

いずれにしても、美味しいパスタができますように!
結果を楽しみにしています。
Posted by ミヅホ at 2012年03月22日 13:17
コメントありがとうございます。

> そこで、もし可能であれば、温度計を用意して、茹でている間の温度やひきあげた麺の温度も測って比較してみていただけないでしょうか?

了解しました。温度計を持っていきます。忘れなければ(汗)。

実は、もうこちらで「沸点上昇」「塩析」といった科学的な効果については計算してあります。どの程度の濃度だと、どのくらいの変化があるのかは、簡単な計算で算出できるので。そのあたりにつきましては、明日の21時からの「総統閣下はお怒りです」@日の出テレビを御覧いただけますと、良くわかるかも知れません。

が、百聞は一見にしかず。まずは実験が大事かと(^^
Posted by buu* at 2012年03月22日 18:06