2012年05月16日

新シリーズ 総統閣下のダイエット「モリタック始動」

モリタック:今日からダイエットを始めましたっ!

ヒロッコ:あら?どういう風の吹き回しなの?

モリタック:昨日の合コンで女子に「お腹が出てますねぇ」と笑われたんです。

ヒロッコ:それで、今度はどんなダイエットなの?

モリタック:王道で、朝ごはんにバナナ一本を食べてきました!

注釈:朝バナナダイエットについてはこちらを参照のこと:朝バナナダイエットオフィシャルサイト


閣下:モリタックは相変わらずだな。今から予言してやるが、絶対に失敗するな。

モリタック:えっ!!??でも、隣の作戦室のカツマーナ女史もバナナでダイエットしたらしいですよ?

閣下:隣の作戦室のことは知らんが、失敗するとする理由は2つある。まず一つ目は、「バナナを毎日食べる」とか、「トマトジュースを毎日飲む」といった偏食系のダイエットは、体を不健康にするだけなので、長く続けていると体に色々と影響が出てきてしまう。爪が波打ってしまうとか、目に見えるものもあるだろうし、不機嫌になる、みたいな精神的なものもあるかも知れない。とはいえ、俺はこの分野の科学者じゃないから、あくまでも俺の経験上の話だがな。

モリタック:でも、なんかありそうな話ですね。それで、もう一つも気になります・・・。

閣下:偏食系ダイエットの最大の問題点は、体を不健康な状態にして痩せても、体が健康な状態になれば元に戻ってしまうってことだな。

ヒロッコ:いわゆるリバウンドでしょうか?

閣下:その通り。バナナダイエットで痩せても、バナナを食べるのをやめたら元に戻る。人間の体は、そういう風にできているんじゃないのか?

モリタック:元に戻るのがわかっているんですか・・・頑張っても、すぐにリバウンドしちゃうんじゃなぁ。

閣下:ダイエットとはいつも2手、3手、先を考えて行うものだ。バナナを食ってスレンダーになった、ということは、逆もまた起こりうるということではないのかな?

ヒロッコ:バナナを辞めたらデブる、ということですね。

閣下:その通り。

モリタック:なんてこった。バナナダイエットは辞めます。でも、バナナがダメならどうしたら良いんでしょうか?

ヒロッコ:岡田斗司夫さんのレコーディング・ダイエットが良いんじゃない?

注釈:レコーディング・ダイエットについてはこちらをどうぞ。レコーディング・ダイエット2.0のススメ


モリタック:あーー、あれ、簡単そうだもんね!

閣下:俺はやったことがないんだが、実際に痩せた人もいるみたいだな。しかし、ただ記録をつけているだけじゃ、やっぱり痩せないと思うぞ。

モリタック:えっ!?そうなんですか??

閣下:試したことがない俺が言うのもなんだが、やはり「痩せたい」と強く思っていることが大事だと思うな。他にも、岡田さんのことだから「記録するだけ」と見せかけておいて、きちんと痩せるための方策が盛り込まれているはずだ。

モリタック:そうなんだ・・・

閣下:いや、がっかりするところじゃないだろ。レコーディング・ダイエットをやるなら、「ただ記録するだけ」などと考えず、きちんと岡田さんの本を買ってきて勉強してみろ。

ヒロッコ:モリタックは本を買ってまで痩せたいと思っているわけじゃないわよね(笑)?

モリタック:そんなことないですよ!痩せたいですよ!!

閣下:じゃぁ、レコーディング・ダイエットで良いじゃないか。

モリタック:レコーディングすらしなくても良いダイエットはありませんか?

閣下:モリタックが真剣なら、絶対に痩せる、しかもレコーディングすらしなくても良い方法を教えてやろう。

モリタック:ぜひっ!

閣下:今日からモリタックは一日一食にしろ。これで痩せねば貴様は無能だ。

モリタック:えっと・・・、それは有能とか、無能とかの話じゃないですよ!食べなければ、そりゃ痩せますよ!

閣下:真剣なら、食べることぐらい我慢できると俺は思うぞ。

モリタック:食べたいです・・・

閣下:ほら見ろ、結局、真剣じゃないってことだ。

モリタック:いや、でも・・・

閣下:例えばホリエモンを見てみろ。収監されるたびに激ヤセして、出所するとすぐに元に戻るだろう?

モリタック:はい、そのようですね。

ヒロッコ:なんか、20キロも痩せたみたいよ。

閣下:だからといって、そのまま痩せ続けるわけじゃない。50キロの体と、60キロの体なら、60キロの体を維持するためのカロリーのほうが高くなる。60キロでい続ける奴は、それに見合ったカロリーを毎日恒常的に摂り続けているわけだ。刑務所の食事は、人間が人間として生きていくための必要カロリーをきちんと計算しているから、不健康なまでに激ヤセすることはない。だから、ホリエモンも適度な体重になったところで体重の低下にはブレーキがかかるはずだ。

モリタック:でも、私は刑務所に入っていないので・・・

ヒロッコ:軍隊の食事のカロリーだって作業量によって決められているのよ。

モリタック:ついつい、勝手に調達して食べてます。

閣下:どうもお坊ちゃん育ちが身に染みこみすぎる。甘いな・・・

モリタック:確かに甘いモノが大好きですが・・・

ヒロッコ:甘いものを食べ過ぎて、あんたも甘くなったのね(笑)

モリタック:反省します・・・でも、おいしいものを見ると食べたくなるんです。

閣下:また同じ過ちを繰り返すと気付かんのだな。ということで、モリタックのダイエットは失敗することがわかったので、この話はこの辺でおしまいにしよう。

モリタック:えっ!そんな、殺生な。閣下、痩せたいですー。どうしたら良いでしょうか??

閣下:仕方がない。これから数ヶ月、気が向いた時に「総統閣下のダイエット」と称して、新しい講義を書いていくことにしよう。本気で痩せたいと思っているのなら、絶対に痩せるし、絶対にリバウンドしない方法だ。

モリタック:おお、素晴らしい!

ヒロッコ:閣下、モリタックにおきましては、ぜひ「一日一食」とご指導願います。

モリタック:ええっ!

閣下:そこまでハードではないから安心しろ。実際、俺も3月からやっていて、すでに5キロも痩せた方法だ。

モリタック:勝利の栄光を私にも!!

この記事へのトラックバックURL