【訂正前、132ページ1行目から7行目】
2010年の米国のトウモロコシの遺伝子組換え率は86%(NASS)なので、非遺伝子組換えのトウモロコシは506万3000トン生産されていることになります。日本が食用として必要としているトウモロコシは約400万トンですから、米国の非遺伝子組換えトウモロコシの約8割を買い占めることができれば、全ての食用トウモロコシを非遺伝子組換えトウモロコシにすることが可能です。ただし、飼料や、コーン油、蒸留酒、コーンスターチなどの加工品については全くカバーできない計算になります。
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【訂正後、132ページ1行目から7行目】
2010年の米国のトウモロコシの遺伝子組換え率は86%(NASS)なので、非遺伝子組換えのトウモロコシは4426万3000トン生産されていることになります。日本が必要としているトウモロコシは約1600万トン、このうち食用として必要としているのは約400万トンですから、米国の非遺伝子組換えトウモロコシの約4割(36%)を買い占めることができれば、食用を含め、必要としている全てを非遺伝子組換えトウモロコシにすることが可能となります。
なお、オーム社開発部のブログにも詳細が掲載されております。
『遺伝子組み換え食品との付き合いかた―GMOの普及と今後のありかたは?―』の正誤情報、および、PDF版更新のお知らせ
http://www.ohmsha.co.jp/kaihatsu/archive/2012/07/31180300.html
日頃から「誤植研究家」を自称しているにも関わらず、大きな間違いをしてしまい大変申し訳ありませんでした。